【2024年版】学生版!一人暮らしと実家暮らしどちらが多い?一人暮らしに掛かる費用など解説

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一人暮らしと実家暮らし!大学生はどちらが多いのか


一人暮らしと実家暮らし!大学生はどちらが多いのか


大学生になると、一人暮らしをするという人もいるでしょう。


そこで大学生は一人暮らしと実家暮らしをしている人のどちらが多いのか、また、一人暮らしをするとどれぐらいの費用がかかってしまうのかという点を併せて紹介していきたいと思います。



  • 大学賃貸の専門家木原一憲画像

  • 生まれも育ちも奈良県。キャリア20年の大ベテラン。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店やおすすめ観光スポットと、何でも情報を網羅している。特に大学生との繋がりは2000人以上で、日本一奈良の大学事情に詳しいと自負。賃貸仲介では累計3000件以上の実績があり。










一人暮らしをしている人の割合


一人暮らしをしている人の割合


小学生や中学生は学区が決まっているので、遠くから通学するということはまずありません。


高校生の場合でも、大半の人は自宅から鉄道やバスなどを使うことはあっても、通学できる範囲で通っている人が多いため、一人暮らしを始める人は少ないでしょう。


しかし、大学生になると地方から上京してくる人も多いので、一人暮らしをすることもあるのです。


JASSOこと日本学生支援機構というところが平成30年度に行った調査によると、実家から直接通っている大学生が58.2パーセントいるのに対して、アパートやマンションなどを借りて一人暮らしを行っている人が35.7パーセント存在しています。


ちなみに学生寮を利用している人が6パーセントとなっているのですが、これは大学生全体の割合です。


では、どれぐらいの大学生が一人暮らしをしているのか確認をしてみたいと思いますが、実は「国立」「公立」「私立」によって多少異なっているので、分けて紹介していきます。


国立

一人暮らしをしている人の割合は、国立や公立、私立によって異なってくるので、まずは国立大学に通っている大学生の割合を見てみましょう。


国立大学に通っている学生のうち、自宅から通学しているという人が33.8パーセントとなっています。


それに対して賃貸住宅を借りて一人暮らしをしているという人が59.7パーセントいるのです。


国立大学の場合には学費が私立に比べて安いので、親が家賃を支払ってくれることが多いからでしょう。


学生寮を使っている人は6.5パーセントなので、この数値は平均的となっています。


国立大学では、一人暮らしをしている人が自宅から通っている人に比べて倍近くいるということになります。


公立

大学というと国立と私立がよく知られていますが、公立大学も存在しているのです。


もちろん数はそれほど多くありませんが、公立大学の場合にはどうなっているのか確認してみましょう。


自宅から直接公立大学に通っている人は43.8パーセントとなっています。


国立大学よりは自宅から通っている生徒は多いのですが、それほど差が開いているというわけではありません。


では、賃貸住宅を借りて一人暮らしをしている人はどれぐらいいるのかというと、53.3パーセントとなっています。


これも国立大学と大差はありません。


やはり公立大学も私立大学に比べれば学費が安いため、親が家賃を支払って一人暮らししている大学生が多いのでしょう。


学生寮を使っている公立大学の生徒は、2.9パーセントとなっているので、これはかなり少ない方だと言えます。


私立

国立大学と公立大学では、多少の差はあるものの、一人暮らしをしている学生と自宅から通っている学生の数にそれほど大きな差はありませんでした。


では、私立大学に通っている人の場合はどうなのかというと、自宅から通っている人が64.5パーセントもいるのです。


国立大学や公立大学と比べると、かなり大きな差があると言えるでしょう。


一人暮らしをしている人も29.4パーセントとなっているので、これも大きな差が開いています。


私立大学は国立や公立に比べて数が多いので、自宅から通える人も多いのだと言えるでしょう。


また、私立大学は学費が高いことから、自宅から通って家賃を節約したいという人が多いことが予想できます。


寮を利用している人は6.1パーセントとなっているので、ほぼ国立大学と同じようなパーセンテージとなっています。






大学生が一人暮らしをするとどれぐらいの費用が掛かるのか


大学生が一人暮らしをするとどれぐらいの費用が掛かるのか


大学生も一人暮らしをすればかなり費用が掛かります。


人によっては家賃や光熱費を親が支払ってくれることもあるでしょうが、中には生活費を自分で稼ぐ必要があるので、アルバイトをしなければいけなくなる人もいるでしょう。


そこで学生が一人暮らしをしたときにかかる費用について見ていきます。


主な項目は「家賃」「食費」「光熱費」です。


家賃

学生寮を使用した場合にも料金は必要になりますが、一人暮らしをした場合にも家賃の支払いが必要です。


学生寮も大学によって異なりますし、家賃も地域や築年数、部屋の広さなどによって異なっているのですが、家賃に関しては学生寮の方がかなり安くなっています。


ちなみに学生寮は年間で32万円前後が平均的なのに対して、一人暮らしをしている人の家賃は、年間で47万円前後が平均値となっています。


これを見ても学生寮の方がかなり安く設定されていることがわかりますが、学生寮は大学によってそこまで大きな差が生じるケースは少ないでしょう。


しかし、家賃はどこの物件を借りるのかによってかなり家賃に差が出てきます。


1年間で47万円ということは、月の家賃が3.5万円から4万円程度なので、1Kやワンルームしか借りられません。


都心部ではこの家賃では借りることができないので、もっと高額のお金が必要になるでしょう。


どうしても家賃を支払っていくのが難しい場合には、親に助けてもらうか郊外の安いアパートを探すしかありません。


もしくは学生寮を利用した方が安くなるでしょう。


最近は学生向けの賃貸住宅を紹介している不動産屋も多いので、安い家賃で借りることができないか相談をしてみるのもおすすめです。


食費

賃貸住宅を借りて一人暮らしをすれば、当然食費も必要になります。


食費に関しては人によって変わってくるでしょうが、平均すると年間で29万円前後必要になります。


大体1日700円から800円に抑えられればこれぐらいの金額になるでしょう。


しかし、外食をしてしまえば1食でこれぐらいのお金が必要になるので、食費を抑えるには自炊をするようになります。


料理が苦手なので自炊は難しい場合には、やはり学生寮の利用がよいでしょう。


そうすれば食堂を利用することができるので、食費を抑えることができます。


光熱費

学生寮を利用した場合、大体光熱費は月に5千円から8千円前後のところが多いでしょう。


しかし、賃貸住宅を借りた場合には、水道代に電気代、ガス代が必要になります。


インターネットを利用すれば、インターネットの料金も必要になるので、光熱費だけでも1万円から2万円ぐらい必要になることが多いでしょう。


特に夏や冬はエアコンやストーブも使用するので、一気に電気代が高くなります。光熱費も家賃と同じように、賃貸住宅を利用するとかなりの負担になってしまうことが多いでしょう。






一人暮らしを始める際にも費用が必要になる


一人暮らしを始める際にも費用が必要になる


一人暮らしを始める場合、初期費用や引っ越し代なども必要になります。


主な料金としては「引っ越し代」「敷金と礼金」「仲介手数料」「鍵の交換費用」「保証料」「保険料」などがあります。


引っ越し代

一人暮らしを始めるということは、当然引っ越しが必要になります。


引っ越しをするには引っ越し業者を利用する必要があるので、引っ越し代がかかってしまいます。


また、新しく家具などを購入するのであれば、家具や家電などの購入費用も必要になるでしょう。


もし荷物が少量しかなく、車を持っている家であれば、親や兄弟、友人などに手伝ってもらい、自分たちで引っ越しを行うことで料金を節約することができます。


ただし、トラブルが起きても自己責任になるので注意しましょう。


敷金と礼金

新しく賃貸住宅を借りる場合には、敷金と礼金が必要になるケースが多いでしょう。


しかし、ワンルームなどの物件であれば、礼金は不要で敷金だけという場合もあります。


最近は敷金や礼金が必要のない物件もあるので、このような賃貸住宅を探せれば料金の節約になります。


ただし、敷金がゼロということは、退去するときに発生する清掃費や修理代などを負担しなければいけない場合が殆どなので、どれぐらいの費用が必要になるのか最初に聞いておきましょう。


仲介手数料

最近は不動産屋が仲介を行うのが一般的なので、仲介手数料を不動産屋に支払わなければいけません。


仲介手数料を安くするのは難しいですが、不動産屋によって家賃の半分に設定しているところや、家賃の1ヶ月分を支払うところなどがあります。


少しでも仲介手数料が安い不動産屋を利用することで節約は可能ですが、更新時に手数料を多く取られる場合もあります。


仲介手数料のことを質問するときに、更新費用についても聞いておくとよいでしょう。


鍵の交換費用

近年は入居時に鍵の交換費用を請求されることが多くなっています。


任意で選択できる場合もありますが、特に女性の場合には交換しておいた方が安心です。


料金は2万円ぐらいが一般的となっていますが、できれば節約せずに支払っておくべき料金となります。


保証料

最近は保証会社の利用が必須になっていることが多いのですが、保証会社を利用すれば1年や2年おきに保証料を支払わなければいけません。


大体1万円から2万円ぐらいになっていますが、大学生であれば親が保証人になれるケースが多いため、親が保証人になることで保証会社を利用せずに家を借りられることもあります。


可能であれば親に保証人になってもらい、保証料を節約するべきでしょう。


保険料

賃貸住宅を借りるときには、万が一に備えて必ず火災保険へ加入しなければいけません。


火災保険の会社は不動産屋が決めてしまうことが多いのですが、一定の条件を満たしていれば、自分で加入をすることもできるのです。


不動産屋が勧めた保険会社の保険料が安ければよいのですが、高い場合には自分で検討することも可能だと覚えておきましょう。


大学生が自分で保険会社を選ぶのは難しいので、親に聞いてみるのもおすすめです。






【学生版!一人暮らしと実家暮らしどちらが多い?】まとめ


【学生版!一人暮らしと実家暮らしどちらが多い?】まとめ


大学生の場合、国立や公立の大学では一人暮らしをしている人が多いのですが、私立大学では自宅から通っている生徒の方が多くなっています。


これは大学の数や学費が関係していると言えるでしょう。


もし一人暮らしを始める場合には、家賃の支払いや光熱費の支払いが必要です。


また、引っ越しをするときにも初期費用が必要になるので、よく家族で相談をしてから決めましょう。



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