学生の一人暮らしに必要なものって大まかになにがある?
初めて一人暮らしをスタートする際、実家からあまり荷物を持って行かない人が殆どです。
それはつまり、多くのものを揃える必要があるという事になります。
家具や家電などはもちろん、実家ではいつの間にか補充されていたであろう日用品や、そこにあるのが当たり前だったキッチン用品など、多くのものを新たに買い揃える必要があります。
実家で使っている物を持ち出すにも限りがありますし、家具など大きなものは輸送費が嵩むので現実的ではありません。
費用面を考えれば安易に実家から持ち出すことが正解というわけでもありません。
ではどういったものが必要で、どのようにすれば出費を抑えられるのか、それぞれの重要度を含めて詳しく解説をしていきます。
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担当者:安達竜哉
特技は少林寺拳法!趣味は愛車のお手入れです!奈良の不動産情報に詳しい私が賃貸情報や暮らしに関する事などお役立ち情報を配信していきます。
学生の一人暮らしに必要なものは?【家電偏】
一人暮らしのスタートで必要な家電を10個紹介します。
冷蔵庫 重要度★★★
食べ物の保存に欠かせない冷蔵庫は、一人暮らしなら100L以上、自炊が多くなるという人は食材や調味料、作り置きなどが増えるため150L程度を目安に容量を決めると良いでしょう。
冷凍室の広さがあれば、冷蔵よりも長く保存できる冷凍食品を多くストックできます。
洗濯機 重要度★★★
コインランドリーを使うという人も居ますが、自宅に洗濯機があれば気軽に選択ができます。
容量が5~6㎏のものなら、2~3日分の洗濯物をまとめて洗えます。
乾燥機能があれば梅雨時期などに便利ですが、本体価格や使用時の電気代に注意しましょう。
電子レンジ、オーブン 重要度★★★
自炊する場合でも、コンビニ弁当などで済ます場合でも、現代には無くてはならない家電が電子レンジです。
電子レンジには温め機能だけのものとオーブン機能付きのものなどもあり、自炊派は多機能型が便利です。
置き場所は必要ですが、パン派なら電子レンジとは別にオーブントースターを揃えるのもアリです。
エアコン 重要度★★★
エアコンは物件に備え付けられている場合とそうでない場合があり、無ければ自分で用意する必要があります。
暑さ寒さで体調を崩していては学業に支障が出るため、部屋の広さにあった適切なエアコンを選びましょう。
照明器具 重要度★★★
一般的に賃貸物件の天井に据え付けるタイプの照明器具は住人が用意する必要があります。
天井に貼りつくようなシーリングライトが一般的で、中には明るさや光の色味を調整できるものもあります。
おしゃれなものが良ければ吊り下げタイプのペンダントライトなど、候補は多いでしょう。
照明器具が無ければ夕方以降の室内で何もできなくなるため、引越し初日から必要になります。
掃除機 重要度★★★
賃貸物件はその名の通り借りものですから、退去する際にはきれいにして返す必要があります。
必然的に日常的に部屋をきれいに掃除することになるため、手軽に掃除ができる掃除機が役立ちます。
一人暮らしであればそれほど大きなものは必要ないため、ハンディタイプやスティックタイプのものを選ぶと良いでしょう。
アイロン 重要度★★☆
ここぞという時にヨレヨレシワシワのシャツでは印象が悪くなります。
洗濯した服がキッチリと乾いていない時も、アイロンでささっと乾かすこともできるので重宝します。
シワを伸ばすだけならアイロン台が不要なスチームアイロンが便利でしょう。
ドライヤー 重要度★★☆
髪を乾かしたりセットするためには必須のドライヤーですが、短髪だから、こだわらないから不要と考える人も居ます。
しかし、恋人に会う際や就職活動での面接など、自分の見た目を良くする際には必須アイテムになります。
集合住宅で使用するには静音タイプを選ぶと良いでしょう。
炊飯器 重要度★★☆
自炊をする人でご飯はお米派という人には必須な炊飯器ですが、現在では炊飯だけではない使い方もできる優れモノ家電です。
お米へのこだわりがあるほど炊飯器のメーカーや機種ごとの違いが重要になりますが、一人暮らしであれば炊飯量は3合程度で十分です。
多めに炊いて残ったら一食分ずつ小分け冷凍しておくのがオススメです。
テレビ 重要度★☆☆
テレビはさまざまな情報を得られるため便利な家電で、一人暮らしの寂しさを紛らわせるために話し声が聞けるテレビを点けるという人も居ます。
しかし、スマホがあれば不要だという人も多く、必要だと感じてから買うので十分でしょう。
学生の一人暮らしに必要なものは?【家具&インテリア偏】
一人暮らしのスタートで必要な家具&インテリアを5個紹介します。
寝具 重要度★★★
寝具が無ければ快適な睡眠と健康的な生活を得ることは難しいので、間取りや部屋の広さによって布団かベッドかを選びましょう。
ベッドのマットレスは通気性が良くカビ対策に良い他、下側は収納として使えるなど狭い部屋を上手く活用することもできます。
対して布団は片付けると部屋が広く使える他、ベッドから落下する心配がなく壁との隙間に小物を落とすというトラブルがありません。
机(テーブル) 重要度★★★
机は食事や勉強に必要になる家具ですが、場合によって複数必要になることもあります。
常時パソコンを置いて使うという人は、専用に机と椅子をセットで揃え、食事用に別の机を用意するという人も居ます。
そんな場合には不要な時は片付けられるように、折畳みタイプの机が部屋を広く使えて便利です。
カーテン 重要度★★★
入居時の賃貸物件にはカーテンが無く、プライベートが守られていない状態になります。
家電の照明器具と同様で引越し初日から必要になるので、カーテンレールと窓枠の高さを測って早急に揃えましょう。
カーテンには遮光だけでなく、遮熱効果のあるものもあるので、光熱費を抑える効果もあります。
収納家具 重要度★★☆
クローゼットや押し入れなど、大きな収納空間があってもそのままでは整理整頓に不向きです。
カラーボックスや衣装ケース、本棚といった収納家具も必要に応じて揃える必要があります。
食器棚 重要度★☆☆
一人暮らしで扱う食器だけであれば整理する棚が必要なほどの量にはなりませんが、この場合の食器棚とはキッチン周りの整理用です。
電子レンジや炊飯器などのキッチン家電の置き場所を兼ねた食器棚で、キッチンキャビネットとも呼ばれます。
備え付けのキッチン収納で不足あれば検討しましょう。
学生の一人暮らしに必要なものは?【日用品偏】
一人暮らしのスタートでは様々な日用品を揃える必要があります。
キッチン用品
自炊は殆どしないという人でも、最低限の料理グッズは必要です。
鍋、フライパン、包丁、まな板、ボウル、おたま、計量カップなどは料理意外にも使う機会があるので、一通りそろえておくと良いでしょう。
食品保存に便利なシッパーバッグやラップ、アルミホイルなどの消耗品も忘れずに揃えましょう。
食器
一人暮らしであればそれほど多くの食器を揃える必要はありません。
コップ、箸、スプーン、フォークと、お皿のような器がサイズ違いで数個あれば十分でしょう。
来客時には紙皿や割りばしなど、使い捨て出来るもので対応すれば無駄に揃える必要はありません。
バス、洗面、トイレ用品
石鹸やタオル、バスマットなどのバス用品、歯ブラシや歯磨き粉、洗顔などの洗面用品、トイレマットや便座カバーなどのトイレ用品、いずれも必要なものばかりです。
その他にもあった方が良いものや便利なグッズがあるので、必要に応じて買い足すつもりで最初は最小限に揃えると良いでしょう。
掃除、洗濯用品
掃除道具は、水回りならその場所専用にキッチン、バス、トイレ用のそれぞれの洗剤とスポンジやブラシを揃えます。
床掃除に便利なフロアワイパーは床の種類に合ったシートと組み合わせて揃えると良いでしょう。
洗濯用には洗剤や柔軟剤、干す際のハンガーや、物干し竿なども必要になります。
これらは後からでも買い足せるので、用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
ペーパー&袋類
トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど、紙類の消耗品は予備を含めたストックも揃えておく必要があります。
ウェットティッシュには除菌タイプなどの掃除に使いやすいものもあるので、こちらも用意すると良いでしょう。
また、ゴミ袋は地域指定袋や透明のものが指定されている場合もあるため、事前にゴミ袋の条件を確認して買いましょう。
工具
長さを測るメジャーは家具家電選びで失敗しないために必須の道具なので、3mくらいが測れるものを用意しましょう。
その他、安価に家具を揃えると組み立て式の家具が候補に挙がりますが、それらに工具は含まれていません。
トライバーやラジオペンチ、カッターナイフなどの工具の他に、作業時にケガをしないように軍手も用意しておきましょう。
必要なものをオトクに手に入れる方法とは?
様々なものを紹介しましたが、家具家電類は一気に揃えるとなるとかなり高額な買い物になります。
そこで、それらをオトクに手に入れる方法をご紹介します。
家電量販店の「新生活応援キャンペーン」を利用する
進学や就職での引っ越しが多いシーズンになれば、家電量販店では必ず新生活に合わせたキャンペーンが行われます。
一人暮らしに必要な家電類の中でも重要度の高いものをまとめて安価に手に入れることができるだけでなく、色味やデザインなどに統一感があるので個別に選ぶよりも纏まりが良いです。
リサイクルショップやフリマアプリを活用する
新品で全てを揃えようとせず、リサイクル品や中古品を選んでコストダウンをする方法があります。
引っ越しシーズンになると、リサイクルショップには多くの品物が買い取られて並びます。
これは大きな家電や家具は引っ越し費用の影響するだけでなく、転居先に合うものを揃え直す人の多くが処分するためです。
フリマアプリのメルカリやジモティーなどでは、家具家電を一式セットで出品するという人も居るので、タイミングが合えば運搬の手間だけで手に入ることもあります。
ただし、相手が遠方の場合は送料や受け渡し方法の問題もあるため、個人間でのやり取りは良く見て判断しましょう。
ブランドやデザインにこだわらない
コストを抑えるにはこだわりはなるべく無くすことが鉄則です。
ブランドやデザインを重視するのは、予算に余裕がある場合や実生活でどうしても外せない機能がある場合などです。
あまり聞いたことが無いメーカーでもデザインが良く安価で高性能高機能な製品が増えているので、まずは必要なものが予算内で揃えられるように選びましょう。
先輩から譲ってもらう
個人的な知り合いであったり、スポーツ推薦などで入学式前から大学の部活に参加していたりすると、卒業やなんらかの理由で一人暮らしを辞める先輩からさまざまなものを譲ってもらえることがあります。
家具家電はもちろん通学用の自転車を譲ってもらったなど、実際に生活に必要なものが色々と揃うことがあります。
今後も関係の続く人であれば、菓子折りなどでお礼をするのを忘れないようにしましょう。
必要なものを揃えるときに注意するポイントとは?
多くのものを揃える際、メモに書き出してただ揃えれば良いというだけではありません。
家具家電の置き場所の広さを事前に調べる
賃貸物件には、冷蔵庫や洗濯機などの家電を置く場所が予め用意されています。
その場所も想定される住民の人数に合わせた家電が設置できるようになっているため、一人暮らし用の物件ではそれほど広いスペースが用意されていないことが殆どです。
事前に幅や奥行などを調べておかないと、届いた家電が設置できないというトラブルに繋がります。
玄関の幅や共有スペースの階段エレベーターなども重要で、家具が室内に運び込めないというトラブルも起こります。
設置場所やそこまでの通り道の寸法を事前にメモしてから、買い物に行きましょう。
一気にすべてを揃えようとしない
入居すぐに必要になるものは、先に紹介したように照明器具、カーテン、バストイレ用の日用品くらいです。
家具や荷物が無ければ床に布団を敷いて寝ることもできるので、ベッドも後回しで十分です。
一気にすべてを揃えようとすると、購入したものを適切な場所に置く前に荷物だらけになり、身動きが取れなくなってしまいます。
業者に設置を依頼する場合も、計画的に進めていくと良いでしょう。
必要なものを揃えるのが難しいと感じたら?
家具家電を買い揃える手間や時間、予算が勿体ないという人にオススメなのが、「家具家電付き物件」です。
同条件の通常物件と比べると家賃は少し高くなりますが、学生生活の間だけと割り切って備え付けのものを使うことで新生活を楽にスタートできます。
さらに退去時にも家具家電の処分という手間が省けるので、就職後は別の地域に移り住むかもしれないという人にもオススメです。
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【初めての一人暮らしに必要なものは?】まとめ
一人暮らしのスタートでは本当に多くのものを揃える必要があります。
ただ、家電量販店やホームセンターに行くとついつい余計なものに目が行ってしまうこともあります。
新生活のスタートでワクワク感を抑えられないかもしれませんが、まずは本当に必要なものだけを厳選して買い揃えるように心がけて、無駄な買い物をしないのが鉄則です。
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担当者:安達竜哉
特技は少林寺拳法!趣味は愛車のお手入れです!奈良の不動産情報に詳しい私が賃貸情報や暮らしに関する事などお役立ち情報を配信していきます。