買い揃える前に要チェック!一人暮らしに不要&買って後悔したものとは!?
多くの人が初めて一人暮らしをスタートする際、必要なものをアレコレと買い揃えるでしょう。
しかし、いざ生活がスタートしてみると使わなかったものや邪魔になったものなども出てきます。
そこで最初の買い物で失敗しないように、一人暮らしに不要&買って後悔したものをまとめました。
初めての一人暮らし、その場の思い付きや理想だけで買い揃えるのは要注意!
学生が初めて一人暮らしをスタートするには何かと物入りになる、という事は想像に難くないでしょう。
実家を離れて暮らすわけですから、同じ暮らしをするには同じようなものが必要になるわけです。
もちろん、揃えるべきものの中には冷蔵庫や洗濯機といった生活必需品も多くあります。
そのため、今回は「せっかく買ったのに使わなかった」「これは買う必要が無かった」「これを買ったことで後悔をした」という、明確な失敗に繋がったものを中心にご紹介します。
一人暮らしでは要らなかった、後悔したアイテムとは?
実際に一人暮らしのスタートで「必要だ」と感じるものの中の多くが実家で使っていたものや、実家では使うことが叶わなかった憧れから必要性を感じたものが大半を占めます。
一見必要そうに感じたことで買い揃えたものが、実際には不要だった、邪魔になってしまったというものをご紹介します。
大きな家具
サイズの大きな家具の失敗例は多く、買って後悔したというケースの代表格です。
購入時の価格もそれなりに高いこともありますが、卒業後に転居する際には引越し費用や処分費用の負担が増える要因にもなります。
ソファ
おしゃれな生活空間には欠かせないソファですが、一人暮らし用の部屋は6~8畳くらいの間取りが多く、大きなソファを活用できるほどの広さはありません。
ソファのある生活にあこがれを持つ人も多いですが、そんな思いから選んだ家具が邪魔になるという典型例がこのソファです。
似たようなものにソファベッドもありますが、こちらはソファかベッドのどちらかの用途でしか使用しなくなる人が大半です。
マットレス付きベッド
ベッド選びは重要ですが、マットレス付きのものは慎重に選ぶ必要があります。
折り畳めない一般的なマットレスは非常に大きく、それを乗せるベッドフレームも頑丈で重いため引っ越し作業の負担が大きくなるため、数年後には退去する学生が選ぶには不向きです。
寝具としてベッドを選ぶのであれば、ベッドフレームとマットはコンパクトに折り畳めたり分解できるものを選ぶと良いでしょう。
テーブル
食事や勉強などに必要になるテーブルですが、大きすぎては邪魔になります。
居室の入り口からベランダまでの導線を確保できるサイズで家具を選ばなければ生活環境に圧迫感が生まれるため、ベッドを置く人はテーブルのサイズにも注意が必要です。
タンス
収納家具もある程度は必要ですが、大きなタンスは場所を取るうえに中身が入ると容易に動かすことができません。
引越し費用の負担にもなるので、衣類の量を制限ある程度制限して衣類の収納だけで大きく場所を取らないようにする方が賢明です。
どうしても色々と衣類を持ちたい場合は、クリアボックスなどを活用して運搬しやすい収納を使いましょう。
一見便利そうな家具・家電
実家で複数人が生活している環境では必要になる家具や家電も、一人暮らしでは無用の長物となる場合もあります。
電気ポット・やかん
いずれも湯を沸かすという点で共通する道具ですが、沸かした湯を保温するために電気を使う電気ポットは電気代の無駄にもなりますし、コンロでの湯沸かしならやかんを買わなくても鍋で代用できます。
それに一人暮らしで使う湯の量を考えれば最適解となるのは電気ケトルです。
キッチン家電
ミキサー、フードプロセッサー、オーブンレンジなど、自炊派の人には必須と思える調理家電たちも、学生生活ではなかなか使う機会が訪れないといった結果になることもあります。
使うかもしれないからと買ったものの数回使って仕舞い込んだままになったり、多機能なオーブンレンジを買っても実際にはレンジ機能しか使わなかったという人が大半を占めます。
それぞれが狭いキッチンで場所を取ることになるため、日常生活に余裕が出て自炊にこだわりが持てるようになるまでは購入がオススメできません。
風呂フタ
湯船に張った湯を保温するために使う風呂フタも、一人暮らしではそれほど活躍の機会はありません。
もそも一人暮らしでは湯に浸かる機会が少ないだけでなく、追い焚き機能が無ければ保温する意味もありません。
また、残り湯は一晩で雑菌が数千倍に増えると言われており、追い焚きしたとしても翌日に同じ湯に浸かることは衛生面でもオススメできません。
風呂椅子
広い浴室であれば洗い場に椅子がある事で便利に使えるのですが、単身向けの部屋では浴室もコンパクトになっているため、浴槽の縁に座ったり立ったままシャワーを浴びたりと椅子の出番はまずありません。
あまり高価なものではありませんが、買ってみたけど邪魔になったという人が多い一品です。
使うと思って買った日用品
実家で使っていたなと感じたものはついつい買ってしまいがちになります。
良さそうなものであっても、自分のライフスタイルに合っているかどうかが重要です。
スリッパ
単身向けの間取りでは部屋が狭く、スリッパを履いて移動する範囲も狭くなります。
さらにカーペットなどを敷いてしまえばほとんど使う機会は無くなります。
冬季などの寒い時期には足元が冷たいことが厳しくなりますが、そうなるとスリッパよりもより温かなルームシューズなどを活用する機会が増えてきます。
玄関マット
玄関から室内に砂埃などを持ち込まないようにするための玄関マットですが、単身向けの間取りではマットを置くスペースも限られます。
マットも定期的に掃除する必要があるなど手間が増えるというデメリットもあるため、マットを敷かずに普段から掃除を心掛ける方が良くなります。
洗濯かご
洗濯物をまとめておく際に使う洗濯かごですが、一人暮らしでは洗濯機にそのまま入れてしまうことが多くなり、使う機会はすぐに無くなってしまいます。
特に洗濯物を長期間溜めることもあまり良くありませんので、適宜洗濯を行う方が良いでしょう。
ただし、洗濯機置き場とベランダの位置関係によってはある方が便利だったり、コインランドリーなどに持ち込む際にも重宝することがあるので、洗濯かごに拘らず洗濯物を運ぶ入れ物があると良いかもしれません。
人によっては不要だ、買って後悔したというアイテムとは?
間違いなく必要なものでも、あまり考えずに選んでしまって失敗したというケースもあります。
同じものでも購入時に適当に選んでしまうと不要だったり邪魔だったりするものを纏めました。
生活家電
掃除機
部屋が広ければ大きな掃除機の方が効率よく掃除ができるのですが、単身向けの間取りでは大きな掃除機は場所を取るだけでなく掃除そのものがやり辛くなります。
フローリングワイパーやコロコロなどを活用するだけでも十分掃除出来ますし、掃除機が必要ならコンパクトな充電式のスティックタイプを選びましょう。
アイロン
こればかりは服の好みで大きく変わりますが、アイロンがけが必要な服をどの程度着る機会があるのか考えてから選びましょう。
就活が始まれば社会人らしい服装が求められるので、学生生活の終盤に向けていずれは必要になります。
最初はアイロン台が不要なスチーム式のものなど手軽でコンパクトなアイロンで十分ですし、シャツを着る頻度によって自分でアイロンがけをするかクリーニング店を使うかを選びましょう。
扇風機・ヒーター
扇風機やヒーターは通年で使う家電ではないため、それぞれ半年以上は収納しておくことになります。
扇風機はエアコンと併用して効率よく冷やしたり洗濯物を効率よく乾かす際にも使えますが、床置きで場所を取ります。
ヒーターも電気ファンヒーターやハロゲンヒーターはスポット的な暖房には良いですが部屋を暖めるには非効率なものになります。
共に高価な家電ではないものの引越し時には大きな荷物になるため、結果的に邪魔になってしまうかもしれません。
コタツ
一人暮らしをしたら導入したいと考える人が多いコタツですが、テーブルを兼ねているので通年で使える家具でもあります。
しかし、大きな家具であることや専用の布団を洗濯・保管する手間は事前に考えておかなければなりません。
間接照明
おしゃれな生活空間には欠かせないアイテムですが、手元が暗くては勉強に差し支えるのであまり活用の機会が無いと考えた方が良いでしょう。
多くの賃貸物件で選べるのは床置きタイプの照明になるなど、狭い空間の中で置き場所も限られます。
実用性を考えて選ばなければおしゃれなグッズも無駄になりかねません。
日用品
料理道具セット
新生活向けとしてホームセンターなどで料理道具や鍋類をまとめたセット品が売られていることがありますが、内訳を良く見ないと使わないものが混じっていたり、実際に欲しいものが入っていないこともあります。
コンロが1つなら鍋類が複数あっても使うことは無いですし、上記のやかんなども登場機会は少ないでしょう。
慌てて買い揃えると失敗してしまうのが、一見すると便利に見える新生活セットです。
収納家具
上記でも述べたようにタンスのような大きな収納家具は退去時に負担となります。
季節の合わない服などはクローゼットに収まるサイズの衣装ケース(クリアボックス)やカラーボックスに引き出しを組み合わせたものなど、必要量がしっかりと入る最小限のサイズで収納家具を選ぶと良いでしょう。
人目を気にしなければ、引越しの際に使った段ボールでも十分です。
絶対に必要だという確信が無いものは一度検討してからにしよう
全ての人に当てはまるわけではありませんが、ご紹介したものが少しでも「自分のライフスタイルに合わないかもしれない」と感じたら、一度検討する時間を設けることをオススメします。
必要かもしれないということは逆に必要無いかもしれないので、絶対に必要という確信が持てるまでは慌てて買わなくてもよいのです。
今回ご紹介していないような小物類でも、良さそうだと感じて勢いで買ってしまったものの多くが失敗に繋がります。
引越しのドタバタで慌てて無駄な買い物にならないように、落ち着いて必要なものをリストアップすることも失敗しない秘訣です。
卒業=引越しを考えて生活用品を買い揃えよう
学生の一人暮らしは、いずれ来る就職や進学などの転機で新天地へと移ることが前提です。
学校付近での就職であっても学生向けの物件からは退去しなければいけないことも多いため、引越しすることを前提に生活用品を選ぶことになります。
もちろん長く使うものは良い物を買うことが望ましいですが、引越し先によっては費用との兼ね合いで持って行くことが困難になる場合もあれば、学生生活とは異なるライフスタイルになって生活用品を買い替える可能性もあります。
学生生活の間は不満なく使えるものを選び、おしゃれな生活空間への憧れは社会人になるまでもうちょっとガマンしておくことが望ましいでしょう。
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