一人暮らしと下宿の違いはなに?メリット、デメリットも解説
一人暮らしと下宿の違いをご存知でしょうか。
下宿は同じ学校の仲間と生活できるというメリットがあるのに対し、一人暮らしは門限を気にせず自由に予定を組むことができるというメリットがあります。
4月より一人暮らしを検討されている方は、下宿という選択肢もあることをご存知でしょうか。
下宿とは学生寮など一つの建物で他の人と共同生活をおくる居住方法ですが、基本的には一人で衣食住を管理するため、違いはなんだと聞かれると上手く答えられない方が多いのではないかと思います。
今回は一人暮らしと下宿の違いや、メリット、デメリットについてご紹介いたします。
一人暮らしとは?
一人暮らしとは、自宅から通うことが難しい遠距離の学校へ通うために近くの住居に移り住む生活様式のことです。
会社員が転勤を命じられたときに勤務先に近い場所に移ることも一人暮らしの定義に当てはまりますが、こちらは単身赴任と呼ばれることが一般的です。
一人暮らしのメリットとは?
自由な生活スタイルを組める
一人暮らしには門限がありませんので、夜遅くでも自由に外食をしたり、入浴をすることができます。
誰にも束縛されず好きな時間にやりたいことができるのは、一人暮らしの大きなメリットと言えるでしょう。
好きな時間に友達と遊べる
部屋には親の都合を気にせず、友達を好きな時間に呼べることができます。
部活動で疲れてしまったから泊めてほしいなど、友達の希望に合わせることができるため、人間関係は実家暮らしや寮暮らしよりも深い関係を築くことができるかもしれません。
家事ができるようになる
一人暮らしをすることで、洗濯や料理、掃除などの能力が身に付きます。
例えば、晩御飯を食べるときも自分でスーパーに買い出しをしなければならず、合計金額や使い切れる分量を計算して買い物をしなければいけません。
料理をした後はお皿を洗わなければならず、お皿を洗った後は食器の片づけやゴミの処分などを一人で済ませる必要があります。
大変ですが、家事ができることはいつか恋愛や結婚の際のアピールに繋がるでしょう。
一人暮らしのデメリットとは?
お金がかかる
一人暮らしをするためには家賃だけでなく、光熱費や食費も支払わなければいけません。
実家暮らしをしているとその支出を身近に感じることがありませんが、実際に自分でやりくりをすると生活するためにはたくさんのお金がかかることに気づきます。
毎月の支出を確認して、金銭感覚を養えると思えばメリットになるのかもしれません。
食生活が乱れてしまう
一人暮らしをしていると料理が面倒になり、手早く作れて安いレトルトの食品やカップラーメンばかりの食生活になってしまうことがあります。
好きな物、あるいは安い物ばかりを食べ続け、栄養失調になる人も少なくありません。
タンパク質、炭水化物、ビタミン、鉄分をまんべんなく摂取できる食生活を心掛ける必要があります。
困ったときに相談できる相手がいない
一人暮らしでは周囲に相談できる人が住んでいないため、何らかのトラブルに巻き込まれてしまった場合は自分で対処をするか、警察に相談しなければいけません。
また、病気になると看病をしてくれる人がいないため、自分で養生をしなければならず、かなりの負担が自分の体にかかってしまうでしょう。
下宿とは?
下宿も一人暮らしも、実家ではない場所で部屋を借りて生活する生活様式のことを言います。
下宿とは、大家さんや管理人が常駐しているアパート、マンションで他の学生と共同生活をすることを意味します。
一人暮らしは他の生徒と共同生活をせず、一人で生活する様式のことを言います。
学生寮
学校、あるいは企業が運営している寮です。
その学校の生徒しか入居できないものと、学生であれば誰でも入居することができる寮があります。
学生寮は学校が運営している寮ということもあり、売店や食堂がついている場合が多いです。
初めての一人暮らしでも安心して生活できるよう、手厚いサポートが特徴です。
学生マンション
学生のみが入居できるアパートやマンションのことです。
寮と違って共用スペースが設けられていないため、一人で掃除や洗濯、料理の支度をする必要があります。
管理人が常駐しており、困ったことがあればいつでも相談することができます。
下宿のメリットとは?
初期費用を抑えられる
下宿先には生活に必要な洗濯機やベッド、勉強机などが備え付けられていることが多く、お部屋に住むための初期費用を抑えることができます。
トラブルに遭ったときに頼れる人がいる
下宿先には大家さんや管理人がいるため、トラブルに遭ったときはいつでも相談することができます。
例えば不審者に付きまとわれている場合は大家さんに相談してセキリュティ対策をより厳重にしてもらうことができますし、病気にかかってベッドから起き上がれないときは看病をしてもらうことができます。
一人では対処しきれないトラブルに助力してくれる人が在中していると、安心して生活を送ることができます。
寂しくない
下宿先には同じ学校に通う生徒が生活しています。
同じ世代ですので、衣食住を共にすることで仲良くなれることは間違いありません。
授業や部活が終わって遅くなった後でも必ず誰か話し相手がいるということは、一人暮らしにはないメリットと言えるでしょう。
下宿のデメリットとは?
トイレや洗濯機が共用
下宿先ではトイレや洗濯機は共同で使うという規則が設けられている場合が多いです。
もし他人が使った後に用を足したり、衣類を洗うことに抵抗がある人は下宿生活が向いていないかもしれません。
規則や門限がある
学生寮には門限や規則が設けられています。
そのため、友達と夜遅くまで遊んだり、遠くに出かけることは難しいでしょう。
掃除当番やゴミ当番などで自分の予定が左右されることもデメリットの一つです。
一人の時間がとりにくい
下宿先では他の人と食事をとったり、共用スペースで生活することになりますので、一人になる時間が非常に少なくなります。
一人よりも誰かと一緒にいるほうが楽しい、という方には問題ないことですが、一人で静かに過ごす時間も欲しいという方には下宿生活がストレスになるでしょう。
学校までの交通費も考慮する
一人暮らしと寮暮らしを選ぶときには、家賃や生活のしやすさだけでなく、学校までの交通費も含めて考慮するとよいでいょう。
学生寮より賃貸物件のアパートの家賃のほうが安い場合でも、アパートから学校までに乗るバス代や駐輪代などを足すと学生寮の家賃より高くなってしまう可能性も大いに考えられます。
生活費が安くなる住み方を選ぶことがおすすめですが、学校から近い住居に住みたいと考えている場合は費用が高くても近距離の寮や賃貸物件を選ぶことももちろんかまいません。
【大学生の一人暮らしと下宿の違いは?】まとめ
一人暮らしと下宿の違いを紹介しましたが、ご自身の性格に合った住み方を選ぶとストレスなく毎日を過ごすことができます。
例えば、共同生活が苦手だったり、お風呂やトイレを共用することに抵抗感がある方は下宿は不向きかもしれません。
対して、誰かと一緒にご飯を食べたり雑談をして一日を終えたい、という方には一人暮らしをすると寂しさを感じてしまうでしょう。
自分の生活スタイル、他人との快適な距離感に合った暮らし方を選んでみましょう。
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