【2025年】学生の一人暮らし2階のお部屋は良いの?メリット・デメリットを解説
学生が2階の部屋に住む場合のメリットデメリット
賃貸住宅の多くは集合住宅です。集合住宅の場合、通常は2階以上の建物となっています。
今回は学生が2階の部屋に住む場合のメリットデメリットについて見ていきます。
これから一人暮らしを始める学生の方、参考にしてみてください。
学生が2階で生活するメリット
学生が2階の部屋を借りて生活する場合、どのようなメリットがあるのか確認していきます。
主なメリットとしては、「住居への侵入が難しくなる」「道路や駐車場などから部屋が覗かれにくい」「風通しがよい」「日当たりがよい」「上階がない場合は騒音が多少軽減される」「害虫の侵入が1階より少ない」などがあります。
住居への侵入が難しくなる
学生の場合、初めて一人暮らしをする人が多いでしょう。
初めて行うことには不安もつきまといます。
賃貸住宅を借りる場合、特に女性は防犯面が気になる人もいるでしょう。
2階の部屋を借りた場合、1階に比べると住居への侵入が難しくなります。
そのため、1階よりは2階の方が防犯性に優れていると言えるでしょう。
なぜなら侵入するまでに時間がかかるため、第三者に発見されるリスクが高いからです。
ただし、2階以上だから絶対に住居へ侵入されないわけというではありません。
近くに電柱や木がある場合などは、短時間でも侵入されることがあります。
2階だからと安心しないで、必ず留守にするときや寝るときは、ドアだけではなく窓も施錠しておきましょう。
留守にするときはカーテンをして、部屋が見えないようにしておくとより効果的です。
道路や駐車場から部屋が覗かれにくい
賃貸住宅によっては、目の前が道路である場合や、駐車場が設置されている場合があります。
このような賃貸住宅の1階に部屋を借りると、道を歩いている人や駐車場を利用している人が窓から部屋の中を覗けてしまいます。
部屋を覗かれないようにするためには、カーテンを使うのが一般的ですが、常にカーテンを閉めておかないと覗かれる可能性があります。
しかし、2階であれば道路や駐車場に面している物件でも覗かれる心配は少ないので、プライバシーをしっかりと守れます。
カーテンや窓も、周りを気にする必要なく開けやすい点がメリットです。
風通しがよい
学生の場合、ワンルームや1Kといった狭い部屋を借りる人が多いでしょう。
その理由は部屋が広いと掃除が面倒、家賃が高くなるなどがあります。
しかし、狭い部屋は空気がこもりやすく、高湿度でカビの発生が促進されることも多いのです。
高湿度になるのを防ぐためには、窓を開けて風通しをよくするなどの対策をしないといけません。
1階に比べて2階の方が風通しがよいので、定期的に窓を開ければカビの発生を抑えることにも繋がります。
日当たりがよい
1階に比べると、2階は日当たりがよい場合が多いでしょう。
目の前に高い建物がある、窓が北向きの場合は別ですが、日当たりがよければ洗濯物も乾きやすいです。
布団もしっかりと干せるので、その分快適な生活がしやすいと言えるでしょう。
部屋の中に日の光が差し込めば明るくなるので、電気を使用する時間も若干短くできます。
日当たりがよい物件を選びたいのであれば、2階の物件に比べて窓の向きもチェックしておきましょう。
上階がない場合は騒音が多少軽減される
賃貸住宅は2階建ての物件もたくさんあります。
そのため、2階の部屋を借りることで、上の人の足音が聞こえないなどのメリットがあります。
1階だと、どうしても2階の人の生活音がするので、夜に眠れない、勉強がしたくても集中できないなどのデメリットがあります。
その点2階であれば、上階からの騒音に悩まされる心配がないので、多少ではあっても騒音が軽減されます。
ただし、2階の部屋でも上階があれば上から音が聞こえる可能性もあります。
害虫の侵入が1階より少ない
賃貸住宅では、自分の部屋をきれいにしていたとしても、隣人の部屋が散らかっていると、ゴキブリなどの害虫が侵入しやすい傾向にあります。
しかし、害虫の侵入も1階より2階の方が少ないのです。
最近は入居前に部屋を消毒できますが、それでも永遠と消毒の効果が続くわけではありません。
虫が苦手という人の場合は、少しでも害虫の侵入が抑えられる2階の方がよいでしょう。
学生が2階で生活するデメリット
賃貸住宅の2階で生活をすることにはメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。
では、どのようなデメリットが存在しているのかというと、「1階よりも家賃が高い場合がある」「下の住人から苦情が来る可能性がある」「荷物の搬入や処分が大変」「夏場は暑くなりやすい」「ケガや病気のときは階段の上り下りがきつい」などがあります。
1階よりも家賃が高い場合がある
賃貸住宅の家賃は、建物全体で同じに設定されていることもあります。
逆に借りる部屋によって家賃が異なる場合もあるのです。
例えば2階建ての賃貸住宅であれば、1階と2階で家賃が異なる物件も存在しています。
このような場合、1階より2階の方が、家賃が高いのが一般的です。
1階よりも大幅に家賃が高くなるケースは少ないですが、学生であれば少しでも家賃を抑えたいと考える人も多いでしょう。
2階の部屋を借りるのであれば、1階よりも高い物件もあることを覚えておきましょう。
下の住人から苦情が来る可能性がある
2階の部屋を借りて生活すれば、上階が存在していない賃貸住宅なら騒音に悩まされる確率が下がります。
しかし、1階の住人からうるさいと苦情が来る可能性がある点はデメリットです。
自分はうるさくしていないつもりでも、音が下の階に響いている可能性があります。
苦情が来たらうるさくしていないと反論するのではなく、きちんと謝罪をして対策を講じましょう。
下層階に音が響きにくくする対策としては、そもそも音が響きにくい構造の物件を借りるのがよいでしょう。
建物の構造には木造住宅と鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります。
木造は最も音が響きやすく、鉄筋コンクリート造は最も音が響きにくいです。
ただし、鉄筋コンクリート造だから全く音が響かないわけではありません。
そのため、普段から大きな音をたてないように注意することも大切です。
最近は畳よりもフローリングの物件が多いですが、フローリングは畳よりも音が響きやすいです。
木造でも昔に比べると、フローリングの部屋が増えていると言えるでしょう。
家賃を安くする必要がある、木造住宅でなければ空いている物件がないなど、木造住宅を借りるしか方法がない場合もあります。
そんなときは防音カーペットや防音マットを活用するのがよいでしょう。
防音カーペットや防音マットを敷く方法であれば、賃貸住宅でも問題なく行えます。
荷物の搬入や処分が大変
2階の部屋に引っ越しをするときは、1階よりも荷物の搬入が大変になります。
2階建ての建物には、エレベーターが設置されていない場合が多いので、荷物を運ぶには階段の上り下りを繰り返します。
引っ越し業者によっては、階層によって料金が異なる場合もあるのです。
家具などの大型な物を処分する場合、通常は業者に依頼をします。
業者に依頼をする場合も、2階だと高い料金を請求されることがあります。
クリーンセンターなどに連絡をして、不用品を取りに来てもらえば、料金は何階でも一緒です。
ただし、1階のゴミ置き場などに自分で回収対象の不用品を運び出さなければいけません。
このように荷物の搬入や不用品を処分する際に、追加で料金を請求される可能性もある、荷物の出し入れに手間がかかってしまうのがデメリットです。
夏場は暑くなりやすい
建物の構造などにもよりますが、1階に比べて2階は夏場熱くなりやすい傾向にあります。
建物に熱がこもると、下層階よりも上層階の方が熱くなりますし、1階からの熱も上がってきます。
暑いのは特に苦手という人は、1階を選んだ方がよい場合もあります。
ケガや病気のときは階段の上り下りがきつい
若い学生であれば、2階まで階段の上り下りをするくらい何の問題もないと感じるでしょう。
健康な状態であれば苦にならないでしょうが、ケガをしたときや病気のときは別です。
ちょっとした階段の上り下りでもきついと感じるので、この点も2階に住むデメリットだと言えるでしょう。
【学生の一人暮らし2階のお部屋は良いの?】まとめ
今回は学生が2階の部屋で生活する場合のメリットとデメリットについて紹介しました。
1階に比べて2階の方がメリットはたくさんあります。
しかし、デメリットもいくつか存在しているので、よく比較をしてどちらに住むか決めましょう。
対策をきちんと行い、少しでもデメリットを減らすことが大切です。
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