【2025年】大学進学で始める一人暮らし!何をいつから準備すればいいの?
大学進学で始める一人暮らし、何をいつから準備すればいいの?
大学進学に伴って始まる一人暮らし、新生活のスタートに何をどう準備すれば良いのか不安は尽きません。
そこで、賃貸契約後に必要な入居前のチェックポイントや用意しておくべきもの、入居時に買いそろえるべきものや実家から持って行くものなど、ピックアップしました!
大学進学時の部屋探しはいつ頃始めたら良いの?
新生活を始める上で、長期間生活をする場所として理想の条件を揃えた物件を見つけることが大切です。
そのため、一般的な物件探しは引越し希望日の2ヶ月前頃には始めるのが理想だと言われています。
物件探しの時間をしっかりと取ることももちろんですが、希望の物件を見つけてから入居審査に数日、契約から入居(引き渡し)までさらに数日、合計すると短く見積もっても1週間~10日程度の日数を要するため早めに動き出す必要があります。
しかも年度末と言えば新年度からの新生活を見据える人が多い時期のため不動産会社や引越し業者も繁忙期に入ります。
入居までの日数が通常の時期以上に必要になることを考えて動き出さなければいけません。
しかし、大学進学が決まる時期は一定ではなく、推薦入試やAO入試の場合で年越し前に進路が決まる人も居れば、国公立大学の合格発表時期は3月上旬から下旬までとギリギリになる人も居ます。
私立大学も大学によって異なり、一般的に1月下旬から2月中旬頃に試験日程を設けている他3月入試も珍しくないため、合格発表から入学までの日程に余裕がないこともあります。
早めに進路が決まっていれば余裕を持って好条件の物件探しを進めることができますが、ギリギリに進路が決まってから物件探しを始めるとなれば、契約から入居までの日数が無く入学に間に合わなくなります。
好条件の物件は先着順で埋まっていくため、進学先が決まってから動き出していては大学から離れた場所や家賃が想定よりも高い物件しか残っていなかったなど、不満の残る引越しになることもあるでしょう。
そこで、大学進学時の部屋探しの目安は「受験する大学が決まった時にスタートする」です。
遠方の大学を受験する場合は現地の様子を見る機会も少なく、オープンキャンパスや入試の際など限られたタイミングで新生活をイメージした下見を行いましょう。
勉強の息抜きにインターネット上の物件情報を眺めるだけでも通学距離や家賃相場等の大まかな情報が得られますし、現在は内外観の写真を多く掲載している物件も多くオンライン内見で現地に行かなくても中を見ることができる場合もある他、自宅から契約まで行うことができます。
また、大学進学に伴う物件探しにおいては、合格前予約を実施している不動産会社を利用することで事前に契約まで進めるリスクはありません。
合否発表の前に物件を契約しても不合格だったらどうすれば良いのか?と考えてしまいますが、合格前予約は合格すれば必ずその物件に住むことを条件とした契約で、万が一不合格の場合は一切の支払いが必要ありません。
勉強で多忙な時期に物件探しを並行して行うのは難しいかもしれませんが、家族に手伝ってもらったり、オンラインサービスを活用することで早めの物件探しを心がけると良いでしょう。
物件の契約が済んだら何が必要なのかをチェックしよう!
新生活を始める部屋が決まったら、まず最初に行うのは「何が必要なのか」を見極めて必要なものをリストアップすることです。
そのために、まずは契約した物件について確認しておくべきポイントが2つあります。
①据え付けられた家具家電のチェック
賃貸物件には家具家電がすでに据え付けられている場合がある他、前住者が置いていき残されている場合があります。
大きなチェックポイントは3つです。
・エアコン
・照明
・コンロ
いずれも新規に購入する場合は大きな出費になりますが、据え付けらている場合はそれらが大家さんのものなのか前住者の置いていったものなのかを確認の上で利用しましょう。
また、コンロはタイプによって利用できない調理器具があり、鍋類を揃える前にガスコンロ、IH、電気コンロなどコンロの種類を確認しておきましょう。
②部屋の広さと窓のサイズをチェック
家具家電を設置するために部屋の広さを知る必要があることと、賃貸物件の窓にはカーテンが取り付けられていないことをついつい忘れがちになります。
大きな家電では冷蔵庫や洗濯機の置場の奥行や幅、家具ではベッドを設置する寝室の広さを事前に調べる必要がある他、カーテンを用意し忘れて入居した日に外から丸見えの部屋では落ち着いて寝ることができなかったという経験は賃貸デビューで良くあるトラブルです。
おおよそ5mくらいまでの長さを測れる巻尺とメモを用意しておき、各部屋や置場の広さ、カーテンの大きさは概ね窓の大きさより一回り大きいためカーテンの横幅を決める「カーテンレールの長さ」と、カーテンの丈に当たる「窓の高さ」を測っておきましょう。
カーテンが取り付けられる窓が複数ある場合は全ての窓のサイズを測ることを忘れないように気を付けましょう。
大学生の一人暮らしのスタートに必要な家具、家電は?
必要になるものの条件を調べ終わったら、実際に必要なものを揃えていく段階になります。
そこで、ライフスタイルによって多少の差はありますが、「これだけは揃えておくべき」アイテムをピックアップしました。
据え付けられた家具家電のチェックと部屋の広さを測るのは全て内見時に済ませておくことで、入居審査が終わって契約に進むタイミングで家具家電選びをスタートできます。
内見時にただ部屋の中を眺めるのではなく、実際に住むことを考えた調査と考えて動いておきましょう。
一人暮らしで必要な家具
・ベッド&寝具
・デスク&チェアorローテーブル
・カーテン
・ラグorカーペット
・収納家具
ベッドや寝具、カーテンは入居すぐに必要になるため早々に準備が必要な家具です。
ラグやカーペットなども傷や汚れ防止のために大きな家具の下に敷くことが多く、先に用意しておく方が後々の無駄が省けます。
長時間の勉強やパソコンでの作業、食事用にもテーブル&チェアやローテーブルは欠かせません。
ローテーブルを選んだ場合、ソファや座椅子などのもたれられる家具もあると良いでしょう。
学生&単身向けの部屋には備え付けの収納も容量が少ないことが多く、タンスやカラーボックスといった収納家具もあると便利でしょう。
一人暮らしで必要な家電
・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
・電気ケトル
・炊飯器
・掃除機
・アイロン、ドライヤー、髭剃りなどの身だしなみ家電
衣食に関わる家電類は使わないものまでそろえる必要はありません。
電気ケトルや炊飯器はあれば何かと便利ですが、使うかどうかわからない場合は急いで揃える必要は無いでしょう。
その他、家具・家電の中で先に据え付けられていないことを確認している場合、これらも必要になります。
・エアコン
・照明
・コンロ
特にエアコンと照明は必需品とも言えるため、入居日には設置できるように手配をしておきましょう。
大学生の一人暮らしに必要な日用品は?
大きな家具・家電に次いで、新生活のスタートには日用品もアレコレと必要になります。
中には初日にしっかりと準備をしておかないと大変な経験をしてしまうものもあるため、リストを用意して準備を進めましょう。
・トイレットペーパー、ティッシュ類
・ゴミ袋
・ハンガー
・タオル類
・石鹸類(バス、洗面用)
・洗剤類(掃除、洗濯、キッチン用)
・物干し竿、洗濯ばさみ
・掃除道具(箒、塵取り、フローリングワイパーなど)
・調理器具、食器類
引越し初日に無くて困るものの代表はトイレットペーパーなどの紙類で、ハンガーも洗濯物を干すだけでなく荷ほどきをした衣類の整理に使ったりするので数や種類が必要になります。
ゴミ袋はゴミの出し方が物件や地域によって異なるため、ゴミ出しルールを確認してから必要なものを揃えましょう。
多くのものが100円ショップやドラッグストアで揃えられるので、引越し作業が一段落してからどこで何を買いそろえるのかを考えながら買出しに出かけると良いでしょう。
調理器具や食器類も慌てる必要は無いので、優先順位を決めて揃えるようにしましょう。
電気・水道・ガスの手続きをしよう
物件の契約に続いて必要な手続きに、生活インフラの整備があります。
いずれも日常生活に無くてはならないものなので、それぞれの利用に必要な手続きを行いましょう。
電気の使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット、郵送
申込み時期:事前申込みをしなくても使用可能(例外あり)
作業の立会い:不要
電気入居時に分電盤のブレーカーを自身で操作するだけで利用できるようになります。
事前申込をしていない場合、物件の玄関などの置かれている「電気使用申込書」に必要事項を記入して投函するか、インターネット経由で使用開始の手続きをします。
ただし、新居が従来型の電気メーターではなく「スマートメーター」を使用している場合は、電力会社が遠隔で送電を停止できるため、事前に申込みが完了していないと電気が利用できません。
引越し前に貸主や管理会社に確認をし、事前に申込みをしておきましょう。
水道の使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット、郵送
申込み時期:事前申込みをしなくても使用可能
作業の立会い:不要(例外あり)
水道も電気同様に事前の申込みをしなくても元栓を開栓するだけで利用できるようになります。
事前申込をしていない場合、物件の玄関などの置かれている「水道使用開始申込書」に必要事項を記入して投函するか、インターネット経由で使用開始の手続きをします。
ただし、新居がオートロック付きの場合で外部から水道メーターが確認できない場合は立会いが必要になるため、事前に確認をしておきましょう。
ガスの使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット
申込み時期:引越しの1~2週間前
作業の立会い:必要
ガスの開栓には安全点検のための立会いが必須で、特に春の引越しシーズンには混み合うため、事前に引越し日時の予定を伝えてその後の時間帯で予約をしておきましょう。
安全点検はガス会社の係員が警報装置の作動確認やガス漏れの点検を行いますので、併せてガス機器の取り扱いについての説明も聞いておくと良いでしょう。
なお、新居がオール電化物件であればガスの使用申込は不要です。
インターネットの使用開始手続きはどうすれば良いの?
インターネットの利用には、いくつかの方法があります。
例えば大学のレポート提出などパソコンでインターネットを利用する場合は、「固定回線を利用する」「モバイルルーターを利用する」「スマートフォンのテザリング機能を利用する」といった方法があります。
モバイルルーター(データ通信端末)を利用する
一般的に月額料金固定で利用できる端末を契約して通信する方法です。
固定回線よりも通信速度は遅くなりますが、自宅以外でも大容量の情報を通信したい人にオススメです。
なお、携帯電話用の通信網を使用するため、屋内では通信が不安定になるといった弱点があります。
スマートフォンのテザリング機能を利用する
スマートフォンの機能でパソコンをインターネットに接続する方法です。
スマートフォンは契約プランによって従量制料金となっていることが多く、大容量の通信を行うと利用料金が高額になるため、契約プランを事前に確認してから使用しましょう。
また、インターネットは主に大学や周辺施設のWi-Fiを利用するというのであれば、インターネット回線を新たに契約する必要はありません。
使用目的に合わせて適切な通信手段を検討しましょう。
引越しは業者に依頼すべき?実家からは何を持って行くと良い?
さて、新居に引越す際は業者に依頼をするべきかどうか悩むところです。
引越し費用は運ぶものの量によって料金が変わるため、無駄に荷物を増やしてしまうと出費が高くなってしまうだけでなく、新居に必要以上のものを持ち込むのは避けるべきでしょう。
実家から持って行くべきもの
・寝具
・衣類、靴、アクセサリー、バッグ類
・日用品
・調理器具、食器類
いずれも生活に必要なものでいちから揃えるには費用が掛かります。
寝具やタオルなどの日用品、調理器具、食器類は実家で使用していないものが有ればぜひ持って行くと良いでしょう。
特に衣類やタオルは荷造りの際に緩衝材として詰めれば無駄なゴミを出すことなく運ぶことができます。
また、その衣類も季節ごとに入れ替えるため最初に全てを持って行くのではなく、必要になる前に実家から宅配で送るという方法もあります。
ついつい趣味のものを持って行きたくなるところですが、生活が落ち着いて帰省がしやすい夏休み頃までに必要なものを目安に準備し、余裕が出来てから再度持ち込むのが良いでしょう。
新居用に揃えるべきもの
・大型の家具、家電類
・日用品(消耗品)
大型の家具や家電は引越し費用に影響するだけでなく、単身用の部屋の玄関を通らないといった問題も起こるため、実家からの引越しの際には新規に揃えるのが一般的です。
日用品の中でも消耗品はトイレットペーパーのように軽くて大きなものも多く、引越し業者に依頼すると無駄なコストになります。
どこでも手に入る消耗品類は新居用に買いそろえるほうが良いでしょう。
持って行くもので注意すべきこと
日本の電源には2種類の周波数があり、富士山あたりを境に50ヘルツと60ヘルツに分かれます。
家電類を持って行く場合、古い家電には使用できる周波数が限定されている場合があり、動かなかったり異常な動作となることがあります。
例えば、東京で使えていた家電が大阪では使えないといったトラブルが起こるため、家電類を持って行く場合には注意しましょう。
おおよそ持って行く荷物が準備できたら、引越し業者に依頼するかどうかを判断しましょう。
家財を全て持って行く引越しとは異なり、実家からの引越しは新規に揃えるものが多くなる分、持って行く荷物は少なめになります。
ダンボール数個程度で納まるのであれば宅配便を使う、家族の車で運ぶといった方法も検討すると良いでしょう。
【大学進学で始める一人暮らし】まとめ
大学進学に合わせて始める一人暮らしは、準備から引越しまでが非常に慌ただしく進みます。
ただし、必要なことそれぞれは難しいわけでは無く、段取りを踏んで確実にこなしていくだけになります。
一人暮らしを始めることがほぼ決まったあたりから物件探しや持って行くものをリストアップするなどの作業を進め、良い部屋で快適な大学生活をスタートできるようにしましょう。
各提携大学から探す(仲介手数料最大無料)
関連記事
【大学生の賃貸物件の探し方のコツ!】押えておきたいポイントとは?≫
【注意すべき3つのポイント】初めての大学生の一人暮らし!≫
【大学生の部屋探しはいつから?】開始時期と探し方まとめ≫
【一人暮らしの7つの不安】不安の解消方法や解決の糸口をご紹介!≫
【学生の賃貸物件の入居審査】必要な準備と注意点をおさえて一発通過!≫
【学生版!一人暮らしと実家暮らしどちらが多い?】一人暮らしに掛かる費用など解説≫
【学生限定の物件のメリットとは?】一般的な賃貸物件との違い≫
【学生の就活はいつから始めればいい?】新卒のお部屋探しのタイミングも解説!≫
【天理市版】学生賃貸の平均家賃と平均通学時間≫
【学生マンションと学生寮の違いとは?】似ているようで異なっている点≫
【学生部屋探し後悔しない為の25のポイント】賃貸のプロがご紹介≫
【子どものための部屋探し】大学進学時のお部屋探しのポイントは?≫
【賃貸物件の退去方法とは?】流れや準備するものなど注意点≫
【学校の合格前でも賃貸物件の仮押さえはできるのか】徹底解説≫
【部屋探し不動産屋に何件ぐらいはしごする?】内見の平均件数≫
【夏休み!大学生の一人暮らしスタートのチャンス!】ポイントを解説≫
【初めての一人暮らし初日に必要な物をリスト化】無駄なく賢く準備≫
【一人暮らし買って後悔したものや不要な物とは?】買い揃える前に要チェック!≫
【実家からの仕送り食べ物で嬉しい&助かるのは何?】ランキング形式で発表!≫
【大学在学中の引っ越しを失敗しない為のポイント!】知っておきたいお得情報≫
【盲点かも?!後悔しやすい間取りの特徴を解説】急いで決めたい時こそ注意!≫
【初めての部屋探し不動産屋に聞いておくと良い事とは?】内見時のチェックポイントなど解説≫
【学生が一戸建ての賃貸住宅に住むことは可能?】メリットとデメリットについて≫
【学生の一人暮らしで失敗しないカーテンの選び方とは?】機能・種類・特徴を解説≫
【学生がワンルームに引っ越しをする時の注意点とは?】スムーズにお引越しをしよう!≫
【女子大学生の一人暮らしお部屋探しのコツとは?】注意点や初期費用など解説≫
【男子大学生向け一人暮らしの物件の選び方とは?】狭い部屋のインテリア術ご紹介≫
【大学生の長期休みの間何をして過ごす?】有意義に過ごす為の方法≫