【2025年】盲点かも?!後悔しやすい間取りの特徴を解説!急いで決めたい時こそ注意
急いで決めたい!でもこんな間取りには注意!?後悔しやすい間取りの特徴とは?
進学先が決まって下宿先を決める際、どうしても急いで決めなければならないことがありますよね。
学生の一人暮らしであれば、ワンルームや1Kなどの間取りで探すことが多いのですが、適当に決めるとあとから後悔することも。
そこで、住み始めてから後悔しやすい間取りの特徴を解説します。
一人暮らしで最も選ばれる間取りは1K
一人暮らしをしている現役大学生を対象に取られたアンケートでは、約45%の人が1K、約25%の人がワンルームに住んでいるとの回答がありました。
学生向け、一人暮らし向けとして紹介されている物件がこれらの間取りであることはもちろん、シンプルな間取りは家賃も手頃で使い勝手が良いこともあり、実に7割の学生に選ばれています。
もちろん1LDKや2DKといった広めの間取りで生活をする学生も一定数居ますが少数派です。
特に学業や部活などで部屋に過ごす時間が短い学生にとって広すぎる部屋は持て余してしまうことも多く、部屋の広さはあまり重要ではないようです。
実際の専有面積では15~20㎡未満が多く、生活に必要な家具家電を置くのに十分な広さです。
ベッド以外にソファを置く場合は部屋の広さが必要になるため、20~25㎡を目安に選ぶ人が多くなるようです。
間取りで後悔する人は少ない
一人暮らしをしている人へのアンケートで、住んでいる部屋で失敗した、後悔したという経験はないか?といった内容を確認したところ、間取りに関して失敗したと感じた人は意外と少ないようです。
主に「部屋が狭い」と「3点ユニットバス」という不満が多いようで、複数人が生活する住宅との差による不慣れなところに不満を感じるのでしょう。
ただし、学生の一人暮らしは主に在学中の生活拠点であり、ずっと住み続けるわけでは無く卒業後には新しい場所へと移り住みます。
そのため、事前にイメージしやすい間取りよりも実際に生活を始めてから分かる騒音や設備などの日常的に感じる不満の方が大きいのかもしれません。
住み始めたら後悔しやすい間取りとは?
どの様な物件であっても『この間取りは絶対に後悔する!』といった決定的なものはありません。
住宅を設計する人も意図的に変な間取りで作ろうとすることは無いし、住む人の性格やライフスタイルなどがハマれば不便そうに見えて本人は実は住みやすいと感じているかもしれません。
そのため「こんな間取りはデメリットを事前に知っておいた方が良いですよ」といったアドバイスが中心となります。
デッドスペースの多い物件
部屋探しの際に間取り図を見ると、殆どの間取り図は直線と直角の組み合わせで構成されています。
家具や家電を設置する際も、平面の壁や直角の角に合わせて設置する方が無駄なスペースができません。
しかし、いびつな土地に立つ建物は部屋が三角形で鋭角な角があったり、デザイナーズ物件のように奇抜な内装でカーブを描いたような据え付けの設備があると、家具との組みあわせでデッドスペースが発生します。
せっかく専有面積が広めの部屋であっても有効に使える面積が狭ければ勿体ないと感じるでしょう。
計画的にその間取りに合わせた家具を用意できたり、あまりモノを持たないミニマリストな生活なら相性が良いかもしれません。
ロフト付き物件
ロフトは単身者向けの賃貸物件で良く見かけるものの、一般的な戸建住宅ではほとんど見かけない設備という特別感があるため初めての一人暮らしで選ぶ人も多いようです。
ロフトの面積は専有面積に含まれないので、物置やベッド代わりなど物件情報以上に部屋を広く使うことができるというメリットがあります。
しかし、高さがあり天井が近くなることで夏は暑く冬は寒い傾向がある事、ロフトの分だけ居室の天井が低く圧迫感を感じるなどのデメリットもあります。
多くの学生が入居する4月頃はまだ良いのですが、夏頃にはエアコンの利きが悪いロフトをベッド代わりにしたことを後悔するケースは多いようです。
ロフト付き物件は最初から収納のつもりで検討する方が良いでしょう。
3点ユニットバス
風呂、トイレ、洗面が1つの部屋に納まっている3点ユニットバスですが、風呂とトイレが一緒であることに不慣れな人にはデメリットに感じる部分も多いでしょう。
入浴後にトイレットペーパーが湿っていたり、シャワーカーテンにカビが生えたり、ゆっくりと湯に浸かるには向かなかったりといった不満を多くの人が感じているようです。
風呂・トイレ別の物件と比べると家賃が安い、居住スペースが広くなるというメリットがあるなど学生向け物件に多い条件でもあるため、3点ユニットバスは上手く扱えればメリットでもあります。
自分のライフスタイルに合っているか、事前に確認しておくと良いでしょう。
ワンルーム
1Kに続いて学生に選ばれている間取りのワンルームですが、1Kとの大きな違いはキッチンと部屋が扉などで仕切られているかどうかです。
ワンルームで自炊をすると料理のニオイが室内に残りやすく、寝具へのニオイ移りなども気になります。
玄関や換気扇のある部分と部屋が繋がっているため外気が入りやすく、冬季は暖房の効きが悪いというデメリットもあります。
また、玄関を開けると室内が見えてしまう廊下無しの間取りも多く、宅配の受取時に室内が丸見えになるのもあまり良いことではありません。
家賃は最も安く学生に選ばれやすいのですが、シンプルなワンルームでは設備の配置しだいで生活のしやすさに大きな影響があるので、よく見て判断しましょう。
用途が決まっていない広さの間取り
築年数が経過している賃貸物件には、2Kや3Kといった部屋数が多い間取りでも手頃な家賃で借りられる物件があります。
予算に余裕がある場合には、より広い部屋に住みたいを考える人も多いでしょう。
しかし、用途が決まっていない広さや部屋がある物件に住むことにもデメリットがあります。
専有面積が広い分だけ家賃がかかる、掃除する場所が増える、空調などの電気代がかかる、無駄な広さに寂しさを感じるなどが主な理由です。
自由な時間や予算が限られる学生では、あまり過度な広さの部屋を選ばない方が良いでしょう。
手狭なキッチンやコンロの種類
ワンルームや1Kの間取りでは、キッチンスペースが手狭なことが多いでしょう。
キッチンはシンクとコンロだけというシンプルな設備の場合、食材を切る場所の確保も難しいことがあります。
また、コンロの種類によっては火力が弱い、出来ない調理方法があるなどのデメリットもあります。
生活費を抑えるために自炊をしようと考えている場合、手狭なキッチンはストレスが溜まります。
できるだけキッチンにはこだわった部屋選びが必要になるでしょう。
収納スペースが狭い、もしくは無い
単身者向けの間取りの場合、部屋の広さに比例して収納スペースが狭い物件もあります。
中には明確な収納スペースとしてのクローゼットや押し入れなどが無い間取りもあるなど、収納不足問題が発生します。
また、押し入れは中板で上下に区切られているため、洋服などの長いものを収納するのに不向きというデメリットもあり、使い方が合わない事へのストレスもあるでしょう。
収納の広さや形状はしっかりと確認し、ハンガーラックなどが必要であればそれらの出費も事前に把握しておきましょう。
学生の一人暮らしでオススメの間取りは?
最も選ばれている間取りである1Kにはそれだけの理由があります。
そしてもう1つ、2番目に多く選ばれているワンルーム以外でオススメの間取りがあるのでご紹介します。
1K
学生に最も選ばれている間取りである1Kは、キッチンと居室がしっかりと区切られていることが最大のメリットです。
学生向けの物件探しでは1Kかワンルームかの二択を迫られることがありますが、その差は扉一枚の差だけではありません。
学生以外の需要も多いことから新築や築浅物件もあり、設備の充実している物件も珍しくありません。
キッチンのニオイが気にならない事や空調にかかるコストを抑えられることを考えると、自炊をする人や家に居る時間が長い人には少し家賃が上がってもワンルームより1Kを強くオススメします。
逆に在宅時間が短い、賄い付きのバイトで自炊はほとんどしないという人の場合は、大きくメリットを感じないかもしれません。
1DK
1Kと比べるとキッチンのスペースが3~6畳ほどの広さになる間取りが1DKです。
食事を作る&食べる場所を居室と完全に分けた生活ができる、と考えればイメージしやすいでしょう。
キッチンスぺースが広くなることで、自炊をする際に手狭で使いにくいといったことは無いでしょう。
単身者限定といった制限が無いことで風呂・トイレ別になっていることが多く、広さも相まって友人を招いたりしやすいこともメリットになるでしょう。
学生向けとして紹介されることが少ないので見落としがちになる間取りですが、築年数が経過している物件が多いことで家賃も手頃なものが多いのもポイントです。
リフォームやリノベーションされて内装が綺麗な物件も多いので、築年数にあまり拘らず内見して判断するのがオススメです。
【盲点かも?!後悔しやすい間取りの特徴を解説】まとめ
部屋選びの際に間取りは重要ですが、実際に生活を始めてから間取りで失敗した・後悔したというケースは少ないようです。
しかし、学生の場合は合格発表から入学までの期間が短く急いで部屋を決めなければならないなど、じっくりと検討している余裕が無い事もあります。
卒業までの期限付きということもあって多少の不満は我慢できるかもしれませんが、大きな不満を抱えていてもなかなか引越しできないのも学生の一人暮らしの難しさです。
通学距離やセキュリティ面など、間取りよりも重要な要素も含めて検討していく中で、今回ご紹介した「後悔しやすいポイント」をしっかりとチェックすることで、
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