【2025年】部屋探し不動産屋に何件ぐらいはしごする?内見の平均件数
部屋探しで不動産屋は何件くらいはしごするものなの?
理想的な部屋探しをするなら、より多くの候補から探したいと思いますよね。
ひとつの不動産屋で多くの候補を出してもらうべきか、複数の不動産屋を巡るべきか迷うでしょう。
そこで、不動産屋をはしごする際のメリットとデメリットについて解説していきます。
不動産屋は複数はしごするものなの?
大手物件情報サイトが行った「何件くらい不動産屋へ訪問したか」のアンケート結果によると、約半数の人が1件の不動産屋に訪問しており、そこで決めているようです。
現在は多くの方がインターネットを通じて物件情報を精査してから不動産屋を訪問するケースも多く、事前にある程度見たい物件を絞り込んでから現地に訪れる為にこういった比率になるのでしょう。
そして、残りのうち約30%の人が2~3件の不動産屋を訪問しており、4件以上はしごする人はかなり少数派となります。
多くの部屋を見比べて検討したいという人は、2~3件の不動産屋をはしごする傾向にあると言えるでしょう。
また、1件目に訪れた不動産屋の担当スタッフの対応などを見つつ、他の不動産屋をはしごする人も居るようです。
ちなみに、複数の不動産屋をはしごすることは特に問題ありません。
はしごしてはいけないというルールも無く、不動産屋も他社と比べられることは想定しています。
また、他社で取り扱っている物件を紹介してくれることもあるので、事前に調べた物件の情報があれば聞いてみることもできるでしょう。
物件情報の多くは、不動産業者が使用している「ATBB」や「レインズ」といった物件データべースに掲載されている応募情報を元に作成されています。
そのため他社が扱っている物件でもデータベース上に情報があれば紹介できるということになります。
インターネット上の大手物件情報サイトでも、取り扱う不動産屋が違うだけで全く同じ物件情報が複数表示されるのはこれが理由で、複数の不動産屋をはしごした際に同じ物件が紹介されることがあるのも同様です。
不動産屋をはしごするメリットとは?
希望するエリアの家賃相場がより正確にわかる
インターネット上で掲載されている家賃相場は参考程度であり、築年数や設備の内容にかかわらず間取りだけで計算された相場が多いため、実際の相場とは必ずズレがあります。
希望するエリアで築年数や設備など希望条件に当てはまる物件を多く見ることで、家賃相場がより正確にわかるようになります。
相性の良い担当者を見つけられる
1件だけの訪問では複数の担当者と接する機会はありません。
親身になってくれる担当者や希望条件で伝えた内容をしっかりと理解してくれる人とめぐり合えれば、それだけ理想通りの部屋を見つける近道になります。
中には希望に合わない物件を熱心に進めてくるような人も居るため、合わないと感じたら不動産屋を変える(はしごする)ことも検討しましょう。
自社管理物件を見つけられる
不動産屋が独自に管理している自社管理物件は、仲介専門の不動産屋では取り扱っていないことがほとんどです。
そのため、自社管理物件という候補は扱っている不動産屋に行かなければ紹介してもらうことができません。
自社管理の物件数はもともと少ないことやその物件が希望条件に合うかどうかは行ってみるまで分かりませんが、仲介専門の不動産屋だけをはしごするよりは自社管理物件を扱う不動産屋に目星をつける方が良い物件に出会える可能性が高くなります。
キャンペーンを行っている不動産屋を選べる
不動産屋によっては、初期費用を抑えることができるキャンペーンを行っていることがあります。
初期費用の割引やキャッシュバック、中には物件の契約でプレゼントが貰えるといったものまで様々です。
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不動産屋をはしごするデメリットとは?
かなりの時間が必要になる
複数の不動産屋をはしごする場合、内見の有無にもよりますがかなりの時間を要します。
1日で複数件はしごするつもりであれば、時間に余裕を持って計画的に回る必要があるでしょう。
特に何度も訪れることが難しい遠方から訪れる場合には、複数件のはしごをするつもりなら2~3日程度は時間が取れるようにしておくと良いでしょう。
同じ内容の書類を何度も書くことになる
不動産屋に訪れた際は、希望する物件の条件や予算などを記入するアンケート書類を書くことになります。
記入した内容に沿って担当者が物件を探してくれるため、はしごをした際は毎回この書類を書くことになります。
アンケートの内容に沿ってのヒアリングも別の不動産屋でされたことと同じ質問の繰り返しになりますが、正確な情報を伝えることが良い物件の紹介に繋がるため、根気強く対応しましょう。
同じ物件が紹介されることがある
同じエリアの不動産屋を回る場合、同じ条件で探せば全く同じ物件が紹介されることがあります。
これは先に述べた物件データベースを元に物件情報を検索しているためで、条件が変わらなければ同じ物件情報が検索でヒットしてしまいます。
良い物件が見つからなければ希望条件や予算を少し緩めてみるなど、希望条件を見直すことを検討した方が良いかもしれません。
希望条件が変わると最初からやり直すことになる
実際に専門家である担当者と話をしたり、内見をしてみたりすると希望条件が変わることは良くあります。
これが多くの候補から絞り込めるような変更であれば良いのですが、こだわりの条件が増えるようではなかなか希望の条件を満たす物件と出会えなくなってしまいます。
理想通りに物件と出会うのは非常に難しいことなので、譲れない条件と妥協できる条件、それぞれの優先度などをあらかじめ決めておくことで「理想に近い物件」を探すようにしましょう。
不動産屋をはしごする際のコツ
実際に訪問する不動産屋は絞る
アンケート結果が示すように、不動産屋を訪れる件数は1件か、複数回る人でも2~3件で物件を決めている人が大半を占めます。
それ以上回ったとしても、対応の良い担当者に巡り会おうとしない限りは、希望条件が変わらなければ同じ物件情報を紹介されるだけで時間の浪費になりかねません。
複数の不動産屋をはしごして決めたいと考えているのであれば、事前に物件情報サイトなどでいくつか不動産屋に目星をつけておき、連絡した際の対応を目安に2~3件に絞って訪問すると良いでしょう。
自社管理物件のある不動産屋に優先して行く
自社管理物件は、実際に管理している不動産屋に行かなければ紹介してもらうことができません。
より多くの候補から物件探しをするのであれば、仲介専門の不動産屋では無く自社管理物件のある不動産屋を優先して訪問する方が効率的です。
不動産屋のホームページを見れば自社管理物件があるかどうかが分かるため、そこで確認してから来店予約をすると良いでしょう。
内見する部屋は1日で5件程度にする
1日で不動産屋をはしごすると、内見する部屋も多くなります。
しかし、あまり多くの部屋を内見したとしても、判断材料が増えすぎて逆に決められなくなることもあります。
物件や不動産屋間の移動にも時間がかかりますし、内見も1件当たりで30分ほど時間がかかるので、スケジュールがタイトになっていきます。
それに、最初に見た部屋の印象も数を重ねればどんどんと薄れていき、内見した意味がなくなってしまうかもしれません。
そのため、内見する部屋の数は1日に5件程度にしておき、内装の状態、コンセントの数や場所、周辺環境といった実生活を送るようになってから重要になるポイントをそれぞれの物件ごとにしっかりとメモして吟味できるようにしましょう。
特に学生は人生で初めての一人暮らし&部屋探しという事がほとんどで、ついつい興奮して内見の目的を見失いがちになります。
時間をかけすぎたり多くを見すぎて悩んでいる間に、別の人が先に契約してしまっては意味がありませんので、冷静に判断できる状態で内見に行きましょう。
最終的にはひとつの不動産屋で契約を進めることになる
物件を契約する際は、何件の不動産屋をはしごしていたとしてもひとつの不動産屋に決めて契約を進めることになります。
多くの物件を内見していると候補がなかなか絞り切れず、複数の不動産屋を通じて複数の物件に入居審査を申込んでしまったり、万が一審査に通らなかった時のための保険を掛けたいという気持ちでの複数申し込みはあります。
しかし、複数の物件に入居審査を出すことは、不動産屋や他の入居希望者に迷惑の掛かる行為になってしまいます。
審査が通ったのにキャンセルをすることが迷惑になるだけでなく、複数の入居審査が通ってしまうとやはり再度悩むことになってしまいます。
複数の部屋を内見した場合は最終的にひとつの不動産屋で入居審査をするようにしましょう。
【部屋探し不動産屋に何件ぐらいはしごする?】まとめ
不動産屋をはしごする目的は、より多くの物件を見たいからに他なりません。
しかし、多くの物件を見たとしても情報過多になって目移りするだけでは理想の物件と出会える最善策とはなりません。
事前の下調べや準備をしておくに越したことはありませんが、学生の部屋探しで失敗しないためには学生に強い不動産屋を選ぶこともポイントです。
多くの学生に選ばれる不動産屋で理想の部屋を見つけましょう。
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