【賃貸物件の内見はどうやって予約する?】予約方法や当日の流れなど解説
賃貸物件の内見はどうやって予約する?当日の流れは?
気になる賃貸物件を見つけた「内見」をするのが基本の流れです。
この内見とは、どうやって予約するものなのでしょうか。
いきなり「今日内見したい」ということも可能なのでしょうか。
内見当日の流れやチェックすべき点なども含めて詳しく解説していきます。
まず「内見」とは何をするもの?
そもそも内見とは、賃貸物件を契約する前に、不動産会社のスタッフと一緒に実際のお部屋を見に行くことを言います。
ネットの物件情報や不動産会社の資料に載っている間取り図や写真は、大いに参考になる情報ではあるものの、それだけでは「実際のお部屋がどんな感じか」のすべてを読み取ることはできません。
写真と実物では印象の異なる部分もあり、内見をせずにお部屋を決めてしまうと「こんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。
ということで、お部屋探しにおいて内見は非常に重要なものです。
内見でしっかりと物件を隅々まで見て、契約するかどうかの決め手として活用しましょう。
ちなみに似たような言葉で「内覧」というものもありますが、こちらは分譲住宅や新築住居のお部屋を見に行く場合に用いられることが多いです。
ただし、賃貸物件を「内覧したい」と言ってもおかしな言い回しではありません。
あくまで不動産業界として、どのように用いられがちかという話です。
内見予約は何日前までに行うべき?予約の方法は?
物件の内見を行うには事前予約をすることを強くおすすめします。
予約なしで不動産会社へ行って「内見したい」と伝えることも出来なくはないですが、すでに予約が入っている時や忙しい時など状況によっては、当日のご案内ができないこともあります。
見たいお部屋がきちんと決まっているのであれば、内見予約をしましょう。
早めに予約しておけば物件側の都合がつきやすく、不動産会社のスタッフのスケジュールも確保しやすいので、見に行きたい時間帯などの希望も通りやすいです。
内見予約は希望日の2~3日前までにしておくと、多くの場合スムーズにいきます。
ただし人気の物件だったり土日の内見だったりという場合は、予約が集中しやすいため、1週間前までには予約を入れておくのが確実です。
肝心の内見予約の方法ですが、不動産会社の窓口へ行って行うほかに、電話やメール・Webサイト・LINEでの予約が一般的で、どの方法が可能かは業者によって異なります。
いずれの方法でも、下記の内容を明記しておきましょう。
・内見の希望日時
・内見希望の物件名
・その他希望条件
私たち『賃貸のマサキ』では、
・来店予約ページ(//www.chinmasa.com/reservation/)
・電話
・メール
・公式LINE
での内見予約が可能です。
奈良でお部屋を探すならば、『賃貸のマサキ』にぜひお任せください。
内見当日の流れ・チェックすべき点は
内見当日は、予約時のやりとりに従って物件まで向かいます。
不動産会社の店舗から車でという流れが一般的ですが、ご自宅から物件が近い場合などは現地で不動産会社のスタッフと合流ということもあります。
内見に必要な持ちものは、採寸のためのメジャーと室内に上がるためのスリッパ。
これらはほとんどの場合は不動産会社で用意してもらえますが、万が一のために予約の流れで確認しておくとよいでしょう。
採寸した内容や気づいたことなどを書きこんでいくために、プリントアウトした間取り図と筆記用具もあると、より効率よく内見ができます。
では、ここから内見でチェックすべき点を見ていきましょう。
①お部屋がクリーニング済みか
まずは玄関をチェック。
もしお部屋にすでにクリーニングが入った状態であれば、クリーニング済みである旨が書かれた紙があるはずです。
もしクリーニング済みとなっていたら、お部屋全体をよく見て、清掃面で気になるところがないかチェックしましょう。
一度クリーニング業者が入ったお部屋には、再度クリーニングが入ることは基本ありません。
つまり内見の時点で清掃が行き届いていないところがあったら、入居時にもそのままということです。
水回りのカビや前の入居者が置いていったものなど、あまりに気になる状態の場合は不動産会社に
②コンセントやテレビ端子の位置
コンセントがどこにあるか、テレビ端子はどこにあるかはお部屋の家具・家電を配置するにあたって大きな影響をおよぼします。
また、コンセントが少ないと日常的にパソコンなど電化製品をたくさん使う方は不便を感じるかもしれません。
コンセントやテレビ端子の位置はすべて確認して、間取り図に書き込んだり写真を撮ったりして後から把握できるようにしておきましょう。
③採寸すべきポイント
採寸で測っておきたい箇所はさまざまありますが、とくに重要なのは大型家具や大型家電(冷蔵庫・洗濯機など)がきちんと置けるか、置き場所を採寸しておくことです。
そして。その家具・家電がお引っ越しの際に問題なく搬入できるか、玄関や通路の幅も必ず採寸しておきましょう。
置き場所のサイズは十分でも、搬入途中で引っかかってしまって入らないようでは元も子もありません。
お部屋の中だけでなく、建物の入口やエレベーターに入るかどうかの採寸も忘れずに。
ほか、用意するカーテンのサイズを決めるための窓の採寸や、どのくらいのガスコンロが入るかコンロ置き場の大きさの採寸も是非やっておきたいところです。
④設備の状態
築年数がそれなりに経過している物件では、設備の劣化や破損がみられることがあります。
(例:クロスの剥がれ、カーテンレールのフックの抜けなど)
通常の使用に大きく影響が出そうだったり、著しく部屋の見映えを損なっていたりする場合は、貸し主側の負担で修理対応してもらえる場合もあるので申し出てみましょう。
入居後に言うと、元々あった問題かどうかの区別がつかず、対応してもらうのが難しくなります。
必ず内見時にチェックをして、気づいたことはすぐ言うようにしましょう。
⑤お部屋が下水臭い?
内見時にありがちなこととして、お部屋全体から下水のようなにおいを感じることがあります。
ですがこれは多くの場合は入居後に解消されるものであり、このにおいを理由に「この物件やっぱやめよう」と判断するべきものではありません。
通常、下水の配管は途中でU字状になっており、そこに水がたまることで下水のにおいが上がってこない構造になっています。
ですが長く人が住んでいないと、この水が蒸発してしまい、お部屋の中までにおいが上がってきてしまうのです。
入居後に何度かトイレの水を流せば再び配管に水がたまり、下水臭さは感じなくなるでしょう。
内見について よくある疑問
内見にあたって知っておきたい、ちょっとした疑問をまとめてみました。
①内見にはどれくらい時間をかけるべき?
物件1件あたり10分~20分ほどで内見を終わらせる方が多いですが、採寸などをすることを考えると、もう少し時間をかけるのがおすすめです。
ひとり暮らし向きの間取り(ワンルーム・1K・1DK)なら約30分、それ以上のお部屋ならば約45分かかる事があります。
候補となる物件が複数ある場合は1日に何件も回る場合もあるでしょうから、時間に余裕をもってスケジュールを組みましょう。
②内見は1人でないとだめ?
2人以上での内見も可能です。
学生さんであれば親御様と一緒に内見にこられる事が多く、複数人での内見は珍しいことではありません。初めてのひとり暮らしのお部屋を探すにあたってひとり暮らし経験のある知人・友人に付いてきてもらう方もいます。
ただし、ひとり暮らし用のお部屋には内見用のスリッパが1足しか用意されていないこともあります。
もし複数人で内見される予定の場合は、事前に不動産会社にその旨を伝えておきましょう。
③そもそも内見って無料なの?
ほとんどの場合は内見自体に費用が発生することはありません。
ただし物件に現地集合するのであれば、多くの場合、現地までの交通費は自腹となります。
④内見予約のキャンセルは可能?
一度入れた内見予約のキャンセルはできます。
体調が悪くなったり仕事の都合で時間の確保が難しくなったりした場合は、すぐにキャンセルの連絡をしましょう。
その際、別日の候補をあわせて伝えておけば、スムーズに予約を取り直すことができます。
が、あまり短期間に何件もキャンセルをしていると、不動産会社からは良くない印象で見られてしまいます。
キャンセルは、やむをえない場合にのみ行うようにしましょう。
⑤内見はどの曜日・時間帯に行うのがおすすめ?
日のお昼~夕方が最もおすすめです。
土日は多くの方にとって休日であるため、外がいちばん騒がしい時と言えます。
平日の内見では分かりづらい歓楽街や大通りの騒音にも気づきやすいでしょう。
また、内見時には電気が通っておらず照明のつかないお部屋も珍しくありません。
明るい時間帯に行かないと、真っ暗ななかをスマホのライトなどを頼りに内見することになります。
朝だと日の当たり具合が分かりづらいこともあるため、お昼~夕方の内見がおすすめです。
ただし土日は内見希望者が集中しやすいというデメリットもあるため、早めに予約を入れるか、タイミングをずらして平日に内見するのもひとつの方法です。
⑥内見したら必ず申込みをしないといけないの?
お部屋の内見をしたとして、そのあと絶対に申込みをしなければいけないわけではありません。
内見はあくまでその物件に入居すべきかどうかを見極める場であり、複数の物件を内見して比較検討することも珍しくありません。
「何件も内見したのに申込みをしなかった」と、その後の入居審査に影響をおよぼすこともありませんのでご安心ください。
自分が住む場所ですから、なるべくじっくり考えて結論を出したいところですね。
とはいえ、人気の物件はたくさんの方がチェックしていますし、多くの場合は早い者勝ちです。
先に入居者が決まってしまったということがないように、申込みの決断をしたらすぐに連絡するようにしましょう。
⑦内見後にお部屋をキープしてもらうことは可能?
基本的にはお部屋のキープは不可能と思ったほうがよいでしょう。
ですから、申し込もうか悩んでいる間に他の方が申し込みを済ませてしまう可能性はあり得ます。
ただし、管理会社によっては1日~2日程度のキープが可能な場合はあります。
無理である前提で、不動産会社にキープ可能かどうか聞いてみるのは悪いことではありません。
難しいと言われたらすぐにあきらめましょう。
まとめ~準備は入念に 限られた時間を有効活用~
いかがでしたでしょうか。
今回は賃貸物件の内見について、予約の方法や当日の流れなどを見ていきました。
内見は、入居前に実際のお部屋を見られる数少ない機会です。
確認すべき箇所・見ておきたい箇所のチェックリストを事前に作っておくなど、しっかりと準備をして臨んでください。
内見中は、そこで毎日生活するイメージを膨らませて、家具・家電の配置などあれこれシミュレートしてみることも大切です。
限られた時間を有効活用しましょう。
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