【+1の新生活】天理大学×賃貸のマサキ お部屋作りプロジェクト2023 レポートvol.4~室内デザインミーティング~
学生さんの手がけるリノベーション――天理大学のインターンシップとして、学生さんと『賃貸のマサキ』共同でのお部屋づくりプロジェクトが進行しています。
レポート第4回目の今回は、具体的な室内デザインについてのミーティングの模様をお伝えいたします。
前回までのおさらい~プロジェクトについて~
学生さん達にまたとない学びの機会としていただくために。
そして、賃貸物件オーナー様や入居者様にご満足いただくために。
天理大学と『賃貸のマサキ』がタッグを組み、インターンシップという形で学生さんのアイデアを取り入れたお部屋づくりプロジェクトを毎年行っています。
第6弾となる今回2023年のコンセプトは「+1(プラスワン)の新生活」。
学生向け既築物件のお部屋(ロフト付き1K)を、学生さん4名に1室まるごとリノベーションしていただきます。
これまでに顔合わせミーティングと、リノベーションするお部屋の見学、そして参考として新築物件の見学会を行ってまいりました。
そしていよいよ。お部屋をどうリノベーションするか、そのアイデアを考える時がやってきました。
元気あふれる4人の学生さんが手がける室内デザインは一体どのようなものになるのでしょうか。今回はそのミーティングの様子を見ていきましょう。
ミーティングスタート!
ミーティングは『賃貸のマサキ』天理駅前店にて行われました。
プロジェクトの主役である天理大学人間関係学科の学生さん4名に、天理店の吉田をはじめとするスタッフも同席させていただきました。
壁紙や床などのサンプルが載った分厚いカタログを見ながらの話し合いです。
膨大な情報量なので、今回のミーティングではひとまず「こういう色味がいい」などのざっくりしたアイデアから決めていくことにしました。
お部屋全体の色味については、「白基調がいい」という意見が早い段階から出ていました。
それをベースに考えていくことになりそうです。
「トイレ(の色味)を明るくしたい」
「床が真っ白やったらあんまり良くないと思う。汚れとか」
「この柄あんま好きちゃう」
「じゃあだめやん。全員納得するやつにしよう」
積極的に意見が飛び交っており、いい雰囲気。
現地見学や新築見学の際の写真も振り返って参考にしつつ、案を出し合っておられました。
壁や床、キッチンの色……決めることはたくさんありますが、学生さんご自身の好みの話も交えながら楽しそうに、ぐんぐん話し合いが進んでいました。
陽の光の入り方なども意識したい。普通じゃない家にしたい。そんな言葉もありました。
吉田からは、壁紙の差し色(アクセントクロス)についてアドバイス。
壁紙を貼り直すなら、ガラッと印象を変えるような特徴的なものにしてもそう値段は変わらない。
つまりお部屋の印象を変えるうえでコスパがいい方法ということ。
なので新築でもアクセントクロスで変化をつけるのはよく取り入れられる手法。
今回のお部屋でも差し色を入れるような工夫をしてくれてもいい――とのこと。
ここ『賃貸のマサキ』天理駅前店の例も挙げつつ「入居者様が置かれる家具の色をイメージして」「あまり当たり外れの大きな強い色や、逆に変化の分かりづらい薄い色は避ける」などの、より具体的なアドバイスも出ておりました。
学生さんのほうでもアクセントクロスは取り入れたいという向きになったようで、「どの壁面をアクセントクロスにするか」「どんな色にするか」話し合いがなされていました。
グレーや青といった意見が出ていましたが、はたして?
検討中のリノベーション案をちょい見せ
今回のミーティングの成果がこちらの間取り図面。
あくまで現状での案ではありますが、学生さんのアイデアがあれこれ書き込まれています。
洋室周辺の拡大図です。
意見が交わされていたアクセントクロスは、テレビの線がある面にグレーのものを入れたいという方向でまとまったようですね。
ほか、室内物干しの備えつけや、掃き出し窓の外をバルコニーにするなどのアイデアも見られます。
こちらはキッチンなど水回りや玄関、およびロフト部分の拡大図です。
元々仕切りのなかった洋室とキッチンの間にどうにかして壁をつけたい。
収納の扉を開けやすい折りたたみにしたい。
など、なかなか大胆なリノベーション案が書き込まれています。
プロジェクトに対する皆さんの本気度がうかがえて頼もしい限りですね。
お部屋の照明はシーリングに変更。
収納の色は白にする。
など、細やかな快適性や美しさへの気配りも見逃せません。
繰り返しになりますが、こちらのリノベーション案はまだ完成形ではなく、コスト面などとの兼ね合いですべてが実現できるとも限りません。
ですがこうしてたくさんの意見とアイデアが出ている現状を見るに、学生の皆さんの大胆かつ細やかな感性の光る素晴らしいお部屋になることは間違いないと言えるでしょう。
ひとまず皆さん、ミーティングお疲れ様でした!
レポート第5回目にもご期待ください!
天理大学お部屋づくりプロジェクトのレポート第4回目、いかがでしたでしょうか。
ついに、リノベーションに向けての取り組みが本格的に動き出しました。
これからさらにお部屋づくりの構想が固まっていき、それが現実のものとなっていく。
そのプロセスおよび完成形がどうなるか、私達『賃貸のマサキ』スタッフ一同非常にわくわくしておりますし、ぜひ皆さまの期待と応援も頂戴できればと思っております。
それでは、また次回レポートでお会いしましょう。
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