2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【1】キックオフミーティング
天理大学のインターシップの一環として、2022年も「天理大学×賃貸のマサキ 学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト」がスタートいたしました。
天理市内で賃貸住宅の空室問題を打破すべく始まったこの企画も今年で5回目となります。早いものですね。
幸いにもこれまで手掛けたお部屋も好評で、入居者募集後すぐに入居者が決まっていきました。
これから数回に分けて、この「天理大学×賃貸のマサキ 学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト」にて、賃貸マンションがリニューアルされるまでのレポートを行います。
今回の記事は、プロジェクトメンバーの初顔合わせとなるキックオフミーティングの様子をお送りいたします。
天理大学はこんな大学
天理大学は奈良県天理市にある私立大学です。
天理大学には人間について学ぶ人間学部、文学や歴史を学ぶ文学部、外国語や外国文化を学ぶ国際学部、スポーツを理論的に学ぶ体育学部があります(2023年4月には天理医療大学との統合により医療学部が開設されます)。
また、スポーツの強豪校としても有名で、特に空手やラグビー、野球などにおいて華々しい成績を残しています。
賃貸のマサキでは、近年、天理大学のインターンシップの一環として、「賃貸住宅を“学生さんが住みたいと思うお部屋へ、学生さんのアイデアで予算など現実的な条件も中で具現化し、入居者を募集できるお部屋を作る」というプロジェクトをおこなってまいりました。
2022年は人間学部人間関係学科生涯教育専攻の学生さんと、同じく人間関係学科社会福祉専攻の学生さんにインターンシップに参加していただきました。
どんなアイデアが飛び出し、どんなお部屋が完成するのか・・・このブログを見ていただいている皆さんにもぜひ、プロジェクトの進行と学生さんの成長を見守っていただけると幸いです。
インターンシップ制度って?
2・3年生の学生さんは大学の夏休み中など休暇中に、企業や非営利団体で実習や研修のような就業体験に参加します。
この時の体験により、卒業後の進路を考えたり、将来の進路選択に重要な企業研究や職業適性について学ぶことができるという制度です。
企業にとっても自社の強みや魅力を知ってもらえる貴重な機会となります。
天理大学×賃貸のマサキ 学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクトとは?
その名のとおり、学生さんに「どんなお部屋に住みたいか」についてさまざまな視点から考えていただき、既存の賃貸物件をリニューアルするという企画です。
もともとは増え続ける空室対策から出発し、奈良女子大学の地域創生プロジェクトとともに回数を重ねてまいりました。
天理大学でのプロジェクトにおいては、毎年何らかのテーマを設け、それに沿ったお部屋はどんなお部屋かを学生さんたちで考え、作り上げていく・・・という形で進めていきます。
過去のテーマには
「令和の癒しの部屋とは」といったテーマですすめてまいりました。
前回は少し趣向を変え、室内デザインに特化した「無印良品の家具を使ったお部屋作り」でした。
こうなると気になるのは今年のテーマですね!
それについては・・・後ほど!
今回てがける物件は?
天理駅からも近く、利便性の高い場所にある1Kのマンションです。
とんよしというとんかつ屋さんの裏手で、天理大学体育学部キャンパスの目の前でもあり、通学に便利な立地です。
住所で言えば田井庄町になります。
築年数約30年で昔ながらの建物のためお風呂とトイレが一緒になっている間取りとのことです。
初顔合わせ
まずはプロジェクトメンバーそれぞれの自己紹介を行いました。
今回の参加者は天理大学人間学部の学生さん2名と2回目のインターンシップに参加していただいたOBの学生さん、天理大学のキャリア支援課の谷口先生、社会福祉専攻の森口先生、そして賃貸のマサキスタッフです。
キックオフミーティングの進行は谷口先生。
もうすでになごやかな雰囲気の中で始まりました。
写真でみると一見、広くソーシャルディスタンスをとっていて「緊張しないのかな?」と思ってしまいますが、実際の場でのお話中はけっこうリラックスしていましたよ。
まず初めに、賃貸のマサキ天理駅前店吉田よりご挨拶をさせていただきました。
このプロジェクトが早くも5回目を迎えたと言うこと、これまでの学生さんに手がけていただいた物件もすべて良い結果に結びついているということを感謝しつつ、今回の企画もお願いしたいということをお話させていただきました。
続いてOBの学生さんの挨拶。
激励も込めつつ。学生さんたちが困った時にはアドバイスよろしくお願いします。
そして今回は、社会福祉専攻の学生さんに参加していただいていると言うことで、社会福祉学の森口先生にもご参加いただきました。前でお話いただいているのが先生です。
そして今回の主役、学生さん2人のご挨拶です。
左が生涯教育学科3回生のAさん。
前からインターンシップに興味を持っていただいていた中、先生に声をかけていただき参加を決めていただいたとのことです。
右が社会福祉学科3回生のBさんです。
Aさんからの紹介で参加を決めたとのこと。住みたいお部屋を作ってみたい、そしてこの経験を社会福祉に生かしていきたいと意気込みを語ってくださいました。
今年のテーマは・・・
そしてお待たせいたしました!
2022年度、大学インターンシップ学生が作る学生のためのお部屋づくりテーマは…
「持続可能なお部屋」
「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉で、昨今でよく聞かれるようになった言葉ではありますが、これをどう賃貸に落とし込んでいくか、実現させていくのかをお二人に頭をひねって考えていただきたいとのことです。
いろんなアプローチがあるかと思います。どんなアプローチでお部屋ができるのか私どもも楽しみにしております。
今回届けていただく物件が、築年数も古く昔ながらの物件になるのですが、これまで一般的にはこういった築年数も間取りなども古くなった物件は賃料を落として対応することが多かったです。
ですが今回は、賃料を下げてしまうと持続可能な物件にはならないのではないか、賃料を下げるということは建物の寿命を減らすと言うことになってしまうのではないか、という考え方のもと、できればお金をかけてリフォームをし、そして付加価値をつけて賃料UPにチャレンジできるような提案をしていただけたらと思っています。
今後の予定
まずはどんな物件かを学生さんに見ていただかないとイメージができないのでなるべく早いうちに物件の内覧にいきましょうという話になりました。
といいうことで8月上旬には学生さんに物件の内覧をしていただこうという計画です。
このあとはもう今やプロジェクトには欠かせないツール、LINEのグループ作成をお約束し解散となりました。
おっとその前に。恒例の集合写真を撮影。
このメンバーでプロジェクトを進めていきますよろしくお願いします。
まとめ
こんな感じで、今年も「天理大学×賃貸のマサキ 学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト」2022が始まりました。
「持続可能なお部屋」・・・一見難しそうなテーマですが、実はちょっとしたやりようでいろんなアプローチの仕方が出てくる可能性を秘めたテーマでもあるかもしれません。
学生さんたちがどんな切り口でお部屋を考えてくれるのか・・・楽しみです。
次回は内覧を予定していますので、そのあたりのレポートになるかもしれません。こうご期待!
【2022年天理大学生×賃貸のマサキ お部屋プロジェクト第5弾】記事一覧
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【1】キックオフミーティング
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【2】物件の内見
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【3】SDGs勉強会
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【4】リフォーム案プレゼンテーション
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【5】リフォーム作業編
2022年天理大学・学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第5弾【6】最終報告会編