【+1の新生活】天理大学×賃貸のマサキ お部屋作りプロジェクト2023 レポートvol.1~顔合わせ~
天理大学の学生さんにワンルームの1部屋をプロデュースしていただく――天理大学と『賃貸のマサキ』とのタッグで行われるタイアッププロジェクトが今年も始まりました。
レポート1回目の今回は、プロジェクトに関わる面々の顔合わせの模様をお伝えいたします。
恒例企画の第6弾が始まります!
天理大学は2025年に創立100周年を迎える歴史ある私立大学です。
スポーツの名門として知られ、柔道やラグビーなど様々な競技で数多くのトップアスリートを輩出しています。
その一方で、「他社への貢献」を理念のひとつとし、創立以来、地域に貢献する活動を積極的に行っている学校でもあります。
『賃貸のマサキ』では2017年からこの天理大学とタッグを組み、学生さんの就業体験・インターンシップとして、学生さんによる学生さんのためのお部屋作りプロジェクトを行ってまいりました。
これまでには「疲れをリセットできるお部屋」「幸せの舞いこむお部屋」「令和時代の癒しを感じるお部屋」「無印良品とコラボしたお部屋」「SDGsを取り入れたお部屋」といったテーマに基づいて学生さんならではのアイデアを詰めこんだお部屋が生まれ、すべて満室御礼となっています。
そして今年、満を持しての第6弾は一体どのようなテーマで、どのようなお部屋になっていくのでしょうか。
さあ、一大プロジェクトの始まりです!
顔合わせレポート①ミーティングスタート・ご挨拶
去る6月9日、プロジェクトを担うメンバーが初めて顔を合わせました。
天理大学の学生さんと先生・我々『賃貸のマサキ』のスタッフに加え、大学のキャリア支援課の職員さん、そしてオブザーバーとして同席いただいた「株式会社いえらぶGROUP」および「株式会社LIFULL」の社員さんという顔ぶれです。
こちらの4人が今回の主役、天理大学人間学部人間関係学科の学生さん達。
やはりまだ緊張の面持ちですね。
皆さん大学1年生ということで、普段見慣れないスーツの人であふれかえる場の空気に「ドラマの風景みたい……」と圧倒されていたそうです。
でも先生いわく、本当は「みんなとても元気なんです!」とのこと。
司会進行を務めていただいているのは天理大学の北垣先生。
まずは本日のスケジュールの確認から。
おおまかに【関係者の挨拶→プロジェクトの概要説明→質疑応答→名刺や連絡先の交換】という流れで進めてまいります。
「本日は2017年からスタートした『インターンシップお部屋作りプロジェクト』のキックオフとなります」
弊社を代表し、ご挨拶の口火を切らせていただいたのは専務取締役の畑山(ハタヤマ)。
インターンシップという形で共にプロジェクトを作りあげていく天理大学の皆様への感謝の言葉、本日オブザーバーとして参加してくださった取引先企業様のご紹介から始まり、2017年からスタートした当プロジェクトのあらましを述べさせていただきました。
6年前当時の天理市の賃貸事情として、人口が減少していくなかで新築物件が建ち、既築のワンルームの入居者がなかなか決まらないという状況がありました。
場合によっては、1年以上も空室が続くところもあったため、特に学生向け物件をお持ちの地元オーナー様からは「先行きが不安だ」という声もあがり、弊社としても大きな課題となっていたのです。
実際にお部屋探しをされ入居されるのは学生さん。
そこで、学生さんのアイデアをお部屋作りに取り入れられれば課題解決に繋がるのではないかと天理大学に相談させていただきました。
そして、産学連携での地元貢献を大事にされていた天理大学と話が一致し、プロジェクトが立ち上がったのでした。
「今回参加する学生さん達も、チーム一丸となってチャレンジいただけたらと思います。今年も最終的にどのようなお部屋ができるかと思うとドキドキワクワクしております」
この言葉通り、『賃貸のマサキ』スタッフ一同とても楽しみです。
続いて、学生さん達のまとめ役である天理大学社会福祉専攻の森口先生にご挨拶をいただきました。
今回参加を表明してくれた学生さん4名に「まずは拍手を送りたいと思います」と述べられた森口先生。
先生自身、今年初めて前任の教員の方からまとめ役を引き継ぐことになり不安もあるそうですが、4人の学生さんのポテンシャルに非常に期待と自信を持っておられるのがよく伝わってきました。
「今日は企業さんの方も来ていただいて、1回生でいきなり社会に触れるみたいな機会を持てて、すごくいい機会になったんじゃないかなという風に思っております」
ありがとうございます。
天理大学キャリア支援課の課長様にもご挨拶いただきました。
「1日1日色々言われたことをフィードバックして、振り返って次の学びに繋げていくということがとても大切なので、とてもいい体験をしていただけると思っています」
意義のあるインターンシップとなるよう、我々も精一杯がんばります。
顔合わせレポート②学生さん自己紹介
そしていよいよ学生の皆さんの自己紹介タイムに。
1人1人ご紹介していきますね。
臨床心理専攻1年生の小西さん。
社会福祉専攻のご友人から「家好き?」と声を掛けられ、このプロジェクトへ参加する運びとなったとか。
小さい頃から家具を見るのが好きで、大きいショールームにも行かれていたそうです。
社会福祉専攻1年生の中臺(なかだい)さん。
「趣味は物件めぐりです」とのこと。
地域に貢献したり日本を改革したいという大きな野望があり、このプロジェクトもまさに地域貢献の一環ということで参加を決められたそうです。
「めっちゃ飛んだんですけど、考えてたことが」と照れくさそうにしておられたのは、社会福祉専攻1年生の長谷川さん。
それでも「やるからにはちゃんとやりたい」と、真っ直ぐな思いを伝えてくださいました。
ゆくゆくは映画を作りたいという夢があるそうです。
最後は社会福祉専攻1年生の吉澤さん。
家具やインテリアがお好きで、ご自身のお部屋もDIYでこだわり空間にしておられるそうです。
「こうしたい」のイメージを日ごろから形にされているというのは、今回のプロジェクトにおいても頼もしい限りですね。
学生さん達の表情に、ぼちぼちリラックスした様子も見られるようになってきました。
プロジェクトは限られた期間ですが、皆さんどうぞよろしくお願いします。
顔合わせレポート③プロジェクト概要の説明
挨拶・自己紹介タイムが終わったところで、天理駅前店副店長の吉田よりプロジェクトの概要説明をさせていただきました。
手元の資料を真剣なまなざしで見つめる学生さん達。
さて、気になるプロジェクト内容はと言いますと――。
・コンセプトは「+1(プラスワン)の新生活」
・天理市嘉幡町にある学生向けワンルームの1部屋をリノベーション
・今まで同企画で扱ったなかでは最大規模のお部屋
・リノベーション予算は40万円ほどを想定(原状回復費用も含む)
条件は以上の通り。
具体的な進行としましては、まずリノベーション前のお部屋を見学し、その上でどのようにお部屋作りをしていくかのミーティング。
内容が決まったら学生さん自身の手でリノベーション作業をしていただき、出来上がりしだい完成発表という流れが予定されています。
完成は、ひとまず9月上旬が目途。
なかなかタイトなスケジュールなので、吉田副店長より「こういったポイントを軸に案を出していけばスムーズに進めやすいのでは」という方針の提案を資料に盛り込ませていただきました。
また、皆さん授業やアルバイトなどで忙しくなることも考え、多少の前後は想定しています。
「自由な発想に期待してます。むちゃくちゃ言ってみてください。出来る出来ないは僕のほうで調整します」
「必ず形になるように先導できると思うので、みんなで一緒に頑張っていきましょう」
概要説明の冒頭で「楽しんでやっていきましょう」とも語った吉田副店長。
学生の皆さん、大船に乗ったつもりでイマジネーションを爆発させてください!
顔合わせレポート④取引先企業様ご挨拶・質疑応答
ここで、本日ご参加いただいた取引先企業様にもご挨拶を頂戴しました。
まずは「株式会社いえらぶGROUP」の栁内(やない)さん。
弊社『賃貸のマサキ』のWebサイトの運用などでお世話になっているIT企業です。
「株式会社LIFULL」の島村さん。
「ホームズくん」でおなじみの不動産情報サイト・ライフルホームズの運営会社と言えば分かりやすいですね。
インターンシップは学生さんと社会を繋ぐ学びの場ということで、今回お二方にもご同席いただきました。
おのおのがどういった企業であるか――現場の社員さんの口から直接うかがえるのは学生さんにとって貴重な機会です。
お時間をくださり誠にありがとうございました。
続いての質疑応答タイムでは、当プロジェクトに対して学生さん達の率直な感想を述べてもらったり……。
『賃貸のマサキ』スタッフからSNSの利用事情について質問させていただいたりと、熱い意見交換を行いました。
弊社でも現在TikTokを活用した展開を積極的に行っているため、学生さんのリアルな声は非常に参考になります。
そう、学生さんのみならず我々大人にとっても大事な勉強の場なのです。
まだ先の話ですが、今回のプロジェクトが完了したらその成果をTikTokに上げたり、なんてことも……?
司会進行役の北垣先生から弊社畑山へ、『賃貸のマサキ』の理念である「奈良のおもてなし『奈良ゴコロ』」について質問が飛び出す場面もありました。
ご来店いただいたお客様みなさまに気持ちよく帰っていただこうという心構えが込められたフレーズですね。
顔合わせレポート⑤名刺交換など
1時間ほどのミーティングが終了し、ラストに名刺交換を行いました。
なんと、学生さん達も今日のために名刺を用意して来てくださったのでした。
この時にはもう学生さん達の緊張がほぐれ、和やかな空気もありつつ。でも社会経験の機会としてしっかりと作法のレクチャーも挟みつつ。
これから一緒にプロジェクトを進めていくわけですから、お互いによい空気を作っていければ何よりです。
取引先企業のお二方もご協力いただきありがとうございました。
本日の締めとして集合写真を撮影し、顔合わせのキックオフミーティングは無事終了となりました。
皆さんお疲れ様でした!
レポート第2回目にもご期待ください!
いかがでしたでしょうか。
今回のレポートは初顔合わせということもあり、主にインターンシップという場の空気感にスポットを当ててお伝えさせていただきました。
慣れない空気に始めのうちは緊張がこちらまで伝わってくるようだった学生の皆さんも次第に笑顔も増えていき、最後には例年と比べても元気いっぱいという印象がありました!
これから具体的なお部屋作りの話になっていきますが、きっとこの4人ならば笑顔いっぱいにやり遂げてくれる。そんな予感がした顔合わせの1日でした。
もちろん私達『賃貸のマサキ』としても、全力で学生さんの頑張りを支えていこうと決意を固める良き機会となりました。
それでは、また次回レポートでお会いしましょう。
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