天理大学のインターンシップの一環としてのお部屋づくりプロジェクト第4弾がスタートしました。
学生さんにお部屋の家具をコーディネートしていただき、それを『賃貸のマサキ』がサポートするこの企画。
今回は初回の顔合わせの様子をお伝えしていきます。
2年振りのプロジェクト 今回は『お部屋のコーディネート』企画!
奈良県の北中部・天理市にある私立大学、天理大学。野球やラグビーなどスポーツの強豪校として全国的にも有名な学校です。
この天理大学のインターンシップ制度の一環として、私たち『賃貸のマサキ』とタッグを組んでお部屋づくりをするというプロジェクトを2017年から行っています。
その名も『学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト』。読んで字のごとく学生さんが学生さんのお部屋を作りあげるというのが主旨で、それを『賃貸のマサキ』がサポートする形で例年進めてまいりました。
悔しいことに新型コロナウイルスの影響があり2020年は行うことができませんでしたが、今年こそはという思いで2021年、めでたく4度目のプロジェクトがスタートいたしました!
JR天理駅の南側、天理大学の杣之内キャンパスと体育学部キャンパスのちょうど間ぐらいにある一軒のワンルームマンション。
こちらのお部屋に家具などを置いてコーディネートしていくというのが今回のプロジェクトの概要です。
手掛けるお部屋は2部屋、なんと1人1部屋ずつ手掛けていただくことになっております。
さらに! 扱う家具は大人気ブランド『無印良品』。予算は一部屋30万円以内。どんな素敵なお部屋になるか、もうワクワクしませんか?
もともと市内のワンルームのお部屋に空きが増えてきているという状況を打破するべく発足したこのプロジェクト。
将来有望な学生さん達が真剣に取り組んでいく様子をこれから数回にわたってお伝えさせていただきますが、まずは初回。先日行われた顔合わせの様子からレポートしていきます!
レポート①名刺交換から顔合わせスタート
顔合わせが行われたのは7月某日。
一堂に会したのは今回の主役・天理大学の学生さんと谷口先生、大学のスタッフさん(キャリア支援・広報)、そして『賃貸のマサキ』スタッフ。
インターンシップの一環ということでやっぱりまずは社会人の基本、名刺交換から始まります。
学生さんにとっては緊張の瞬間かな? と思いきや明るい室内で最初から和やかムード。というのも、何を隠そう今回サポートさせていただく『賃貸のマサキ』スタッフのなかに天理大学のOBが居るのです。
先生のことも知っているということで、リラックスした雰囲気で話が弾みます。
さらにはなんと、これはもう少し顔合わせが進んでからわかったことですが、今回お部屋を手掛けていただく学生さんはおふたりとも昨年『賃貸のマサキ』天理駅前店が行った別のプロジェクトにも参加されていて、今回のサポート役のスタッフのことも覚えておられたそうです。初対面ではなかったんですね!
和気あいあいと、スムーズに名刺交換が済んだところでプロジェクトの概要についての説明が始まります。
学生さんの入居されるワンルームのお部屋を学生さん目線でコーディネートしていただくことで学生さんの住みやすい環境をつくり、全国的に賃貸住宅の空室が増えている現状への一手とする。大切な役目です。
過去3回の内容としては、第1回目は「疲れをリセットできる学生のためのお部屋づくり」。
第2回目は「幸せが舞いこむお部屋」。
第3回目は令和元年ということで元号の由来となった万葉集ゆかりの地・飛鳥にちなんだ癒しのお部屋。
いずれもすぐに入居者が決まり、プロジェクトに対する物件のオーナーさん達からの注目度も年々上がっているそうです。
第4回目となる今回もやはりプロジェクトを進めるにあたってテーマ設定は重要。ということであらかじめ『賃貸のマサキ』スタッフと物件のオーナーさんとでお話をさせていただいて、今回のテーマは「無印良品の家具を使ったお部屋づくり」と決まりました。
無印良品といえば学生さんにも人気の有名ブランド! これは期待大です。
2室ある空室を学生さんにおのおの1部屋ずつ担当していただき、『賃貸のマサキ』社員も2名、それぞれの学生さんに付いてサポートするという体制で進めていきます。
ここで改めて、サポートを務めさせていただくスタッフからご挨拶。プロジェクト成功のため、全力サポートさせていただきます。
同席して下さった大学のキャリア支援と広報担当の方からもご挨拶をいただきました。
キャリア支援担当の方の「学生達には不動産業界のことはもちろん、社会人としての挨拶だったり時間を守る事であったり、マナーも一緒に学んでいけたら」というお言葉に頷くことしきり。良き学びの場にしてほしいですね。
レポート②カタログ・物件の詳細・スケジュールについて確認
続いて無印良品のカタログ(かなり情報量が膨大!)が配られたあと、プロジェクトの舞台となる物件の詳細についてのお話に。
学生さんにコーディネートしていただく2部屋はどちらも間取りなど同じ内容。それだけにそれぞれのカラーの違いがはっきり見られそうで楽しみです。
実際の話の流れとしてはもう少し後で説明のあった情報も一緒に付け加えさせていただくと、天理大学の2つのキャンパスどちらにも近い好ロケーションで、そのため入居者のほとんどが天理大学の学生さん。
男女問わずに選ばれている物件だそうです。
対象の2部屋については、どちらも西向きの広いお部屋。やりがいがありそうですね。
物件のオーナーさんからのご要望としては、ぜひ自由に色々置いてもらいたいが洗濯機やテレビなど電化製品のようなものでは面白みに欠けるから避けてほしい、と。無印というブランドのカラーを出せるようにしてもらいたいとのことです。
コーディネートに使える予算は一部屋あたり30万円まで。インターンとしての取り組みなので、費用対効果も考えつつやりがいをもって楽しくチャレンジしていただきたいというお話を『賃貸のマサキ』スタッフからはさせていただきました。
プロジェクト進行の目安となる行程表もチェック。
スケジュールについては社会情勢や学生さん個々の都合もあり予定通りにいくとは限りませんが、買って置く家具だけではなく壁に取りつける家具や壁に穴を開けない棚といったものを学生さんご自身に設置してもらう作業日なども設けられたら面白いのではという話も出ました。
実用性もさることながら、そこばかりに寄らず目を惹くお洒落さ・面白さを演出していただけたら素敵ですね。
一応の予定としては、9月の上旬くらいにはお部屋が仕上がって現地で内見会のようなものを催し、それでプロジェクト終了という流れになっています。
学生さんのスケジュールも考慮しつつ、うまく行程を効率化するなどしてスムーズに進めていきたいものです。
直接学生さんをサポートする役回りではありませんが今回同席した『賃貸のマサキ』スタッフから、対象となる物件への熱い思いが語られる一幕もありました。
奈良市から天理市にやってきた時にお世話になったオーナーさんゆかりの物件ということで、どういうお部屋ができるかとても楽しみにしている、と。こういった血の通ったエピソードも、良いお部屋づくりには欠かせない要素なのです。
エピソードといえば。『賃貸のマサキ』で無印良品さんにカタログを頂きに伺った際、印刷されたカタログは部数が限られているため複数冊の提供は難しいと言われていましたが、学生さんが手掛けるプロジェクトであるということを説明すると、なんと快く3冊も提供してくださりました。
プロジェクトの主体はあくまで学生さん。お部屋づくりについて色々なことを決めるのも学生達です。サポート側としては、困った時は相談しつつ、肩ひじ張らず取り組んでほしいと願うばかりです。
レポート③質疑応答のち記念撮影
ひとり1部屋を手掛けるという、先生いわく「今までで最もやりがいはあるがプレッシャーはある」今回のプロジェクト。
顔合わせの締めとして学生さんひとりひとりに抱負を語っていただきましたが、「オープンキャンパスでこのプロジェクトの話を聞いたのがきっかけで天理大学に来た」「プロジェクトの資料を前に見て参加してみたいと思っていた」と非常に頼もしいものでした。
そして最後に皆さんで記念撮影をして、その後現地見学へと向かう運びになりましたが室内での顔合わせはここで無事終了。
終始クリエイティブな空気の漂う楽しい時間。お疲れ様でした!
次回レポートもご期待ください!
いかがでしたでしょうか。
お部屋のリフォームなどではなく、今あるお部屋のコーディネート。これはこれでなかなか大変ですが、とても面白そうです。
クリエイティブな発想もさることながら、定められた予算をどう上手く活用するかが大きなカギとなりそうですね。
次回もまた引き続き、学生さんの奮闘の様子をレポートしていきます。お楽しみに!
【2021年天理大学生×賃貸のマサキ お部屋プロジェクト第4弾】記事一覧
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