【大学進学時一人暮らし親に納得してもらう方法】反対する理由や対処方法
大学進学時に一人暮らしを親に納得してもらう方法
大学生になると、自宅からは遠い大学に進学する人もいます。
そうすると一人暮らしをする必要が出てきますが、親が納得してくれないこともあります。
そこで大学進学時に、一人暮らしをすることを親に納得してもらう方法をいくつか紹介していきます。
どれくらいの親が子供の一人暮らしに反対しているのか
大学生になっても、子供が一人暮らしをすることに反対する親もいます。
では、どれくらいの親が子供の一人暮らしに反対しているのか確認してみましょう。
不動産情報サイトとして有名なアットホームのサイトで確認してみると、約2割の親が反対しています。
しかし、大学が遠いので自宅から通学するのが難しいからなど、やむを得ず賛成したという親も5%ほどいるのです。
逆に賛成した親は7割前後いるので、比較的賛成する親が多いこともわかります。
親が大学生になった子供の一人暮らしに反対する理由
いくら大学生になったとは言っても、親が子供の一人暮らしに反対するのには必ず理由があります。
どのような理由が多いのかというと、「お金が余計にかかる」「学校をさぼらないか心配」「安全面に不安がある」「健康に過ごせるか不安」などがあります。
お金が余計にかかる
一人暮らしをするとなると、自宅で子供と一緒に生活するよりもお金がかかります。
学費に関しては変わりありませんが、一人暮らしをするとなれば、引っ越し代も必要ですし、賃貸住宅を借りるための費用も必要です。
賃貸住宅を借りるためには、
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・前家賃
・鍵交換の費用
などがかかります。
場合によっては部屋の消毒を行う費用も必要なので、引っ越しだけでも相当経済的な負担になるでしょう。
さらに毎月家賃の支払いも必要ですし、光熱費や食費も必要不可欠です。
親も子供が別居したとしても自分の生活分のお金がいります。
このような理由から、一人暮らしに反対する親もいるのです。
学校をさぼらないか心配
同居していたころから学校や塾などの習い事をさぼった経験がある人の場合、一人暮らしをしてしまうと、大学などをさぼらないか心配になる親もいます。
生まれてからずっと一緒に生活をしてきたので、子供の性格は親が最もよくわかっているでしょう。
今まで学校や習い事をさぼらず、きちんとこなしてきていればこのような心配はされません。
しかし、さぼり癖のある子どもであれば、心配されるのは当然です。
安全面に不安がある
男の子であればそこまで心配する親も少ないでしょうが、女の子の場合、安全面に不安があるから反対するという親も多くいます。
家の防犯面はもちろんですが、アルバイトやサークルなどで遅くなった場合、帰宅途中でトラブルに遭う可能性もゼロではありません。
裕福な家庭であれば、防犯対策が十分な賃貸住宅を借りることもできるでしょう。
しかし、一般的な家庭や生活が苦しい家庭であれば、安い賃貸住宅を借りるしかありません。
安い賃貸住宅では、オートロックや防犯カメラなどが設置されていないところもたくさんあります。
子供のころは親が戸締りをしていたので、自分ではあまり気にしないという人もいるでしょう。
そうすると安全面に不安が出てしまうので、反対する親も多くなります。
健康に過ごせるか心配
一人暮らしをさせる上で気になることはたくさんあるでしょうが、健康面を気にする親も少なくはありません。
普段から全く病気をしない子供であればまだしも、頻繁に体調を崩していた、よく病院に掛かっていた人の場合は、やはり一人暮らしをさせたら健康面で心配が出てくると反対するのも仕方ないでしょう。
十分に注意していても体調を崩してしまう人もいるので、体調面に不安がある場合には、きちんと対策を練る必要があります。
大学生が一人暮らしをする上で必要になる費用
大学生が一人暮らしをすると、費用がどの程度かかるのか知っておくことも大切です。
もちろん進学する大学や一人暮らしを始める地域、借りる家などによっても変わってきます。
そのため、参考程度に見ておいてください。例えば奈良県奈良市で一人暮らしを始めた場合の費用を確認してみます。
一人暮らしを始める場合に必要な費用は、大体45万円はほしいです。
もちろんもっと多額の費用が必要になる場合もあれば、もっと安くすることもできます。
では、少しでも安くする方法は何なのかというと、
・引っ越しをするときは繁忙期を避ける
・初期費用が安い物件を選ぶ
・家賃の安い部屋を探す
・可能であれば引っ越しを自分たちで行う
などの方法があります。
そうすることでもっと安い価格で引っ越しができるでしょう。
どうしても費用の支払いは避けられないので、安くできる部分がないか探してみるのもおすすめです。
親を説得するおすすめの方法
大学生とは言っても、自分だけの力で一人暮らしをするのは難しいです。
そのため、一人暮らしをするためには、親の了承を得なければいけません。
スムーズに賛成してくれればよいですが、反対された場合はどのように説得をすればいいのかを解説していきます。
主な方法としては、「親と一緒に賃貸住宅を探す」「事前にある程度お金を貯めておく」「一人暮らしをしたい理由を明確にする」「普段から親に心配をかけないように注意する」などがあります。
親と一緒に賃貸住宅を探す
大学生が一人暮らしをする場合、部屋の環境や安全面を心配する親も多いでしょう。
そこで親を説得させるために、親子で一緒に賃貸住宅を探す方法も効果的です。
親が実際に物件を見て、ここなら安心できると思える物件であれば、一人暮らしを許してくれる可能性も高まるでしょう。
一緒に不動産屋まで同行することで、初期費用や家賃などの情報も得られるので、メリットの多い方法です。
事前にある程度お金を貯めておく
大学生の中には、自分でアルバイトをして学費を稼いでいる人もいます。
どうしても一人暮らしをしたい場合には、アルバイトである程度自分で稼ぐことを告げるのもよいでしょう。
アルバイトは高校生でも可能です。
そのため、高校生のうちに少しアルバイトをして、社会人経験を積んでおくと賛成してもらえる可能性も高くなります。
お金も貯まるので、一人暮らしをするときの資金にするのもおすすめです。
一人暮らしをしたい理由を明確にする
親を説得するために、最も効果的な方法と言えるのが、一人暮らしをしたい理由を明確にすることです。
例えば大学まで自宅から通うとかなり時間がかかる、一人暮らしをして親の大変さや大切さを知りたいなどの理由があれば、賛成してもらえる確率も高まるでしょう。
逆に明確な理由がないのに、一人暮らしをしてみたいと言うだけでは、反対される確率が高くなるので注意しましょう。
普段から親に心配をかけないように注意する
親が子供の一人暮らしに反対する理由は、心配な点があるからです。
心配を取り除くことで、一人暮らしを許してもらえる可能性が高くなります。
いきなり心配させないように注意するように心がけるのではなく、大学へ進学を考えた時点から対策をしないといけません。
例えば家事の手伝いを普段から行う、勉強にも真摯に取り組むなどです。
そうすれば一人暮らしをしてもきちんとやっていけると思ってもらいやすいでしょう。
【大学進学時一人暮らし親に納得してもらう方法】まとめ
大学に進学したとき、親に一人暮らしをすることを認めてもらう方法について解説してきました。
大学生になると、一人暮らしを認めてくれる親が多い反面、反対する親もいます。
反対するのには必ず理由があるので、何が原因で反対されるのかを知る必要もあります。
また、普段から親に心配をかけないようにすることや、一緒に賃貸住宅を探すなどの対策をすると、一人暮らしを許してもらえる確率も高くなるでしょう。
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