【2024年版】一人暮らしの場合自転車は必要?メリット・デメリットを解説
一人暮らしで自転車は必要? 自転車を持つメリット・デメリットについて
近所への買い物や、下宿先から学校への通学などに自転車があると便利ですよね。
でも一方で、一人暮らしで自転車は必要ないと言う声もあります。
これらの意見には両者さまざまな事情があります。
どんなところに住んでいるか、近隣の公共交通機関がどのようになっているか、にもよりますので、自転車を持つメリットデメリットは地域差が出てくることかと思います。
今回は、奈良県の北和地域において、一人暮らしでも自転車は必要か?自転車を持つメリット(運動不足の解消や交通費が浮くなど)デメリット(駐輪場が必要、保険加入の義務など)や、自転車を持つ際にやっておきたいこと(修理ができる店を探すなど)について解説します。
自転車を持つメリット
自転車が1台あるとこんなことができます。
運動不足の解消
自転車があれば行動範囲が広がります。
天気が良ければサイクリングに行くのもいいですね。
気軽に運動不足を解消できます。
フィットネスジムに通えば会費などお金がかかりますが、自転車だと自転車の初期費用と若干のメンテナンスにかかる費用のみ。経済的です。
ちょっとした買い物に気軽に行ける
一人暮らしを始めると食料や日用品の買い出しに行くことが増えます。
もし徒歩圏内にスーパーやコンビニがない場合は自転車があるととても便利です。
また、できるだけ商品を安く買いたいと思った時に少し遠くの安売りしているスーパーに行けると言うメリットもあります。
過去に弊社が行なった学生インタビューでも、「ちょっとした買い出しなら近くのスーパーを利用するが、少し離れた大きいスーパーで特売の日があれば自転車で15分かけて買い物に行く」とおっしゃっていた人がいました。
さらに、少々たくさん買い物をしても、自転車の前かごや後ろの荷台にくくって見つけて持って帰ることも可能です。
交通費が浮く
奈良県内では近鉄及びJRの最寄り駅からバスで移動するエリアも少なくありません。
特に奈良市内の学園前・富雄エリアや、奈良市大安寺より南のエリアは最寄り駅となる学園前駅、富雄駅、近鉄・JR奈良駅からはバスによる移動となります。
自宅からバスに乗る代わりに自転車で移動できれば交通費の節約になります。
また、奈良市南部のエリアは比較的家賃もリーズナブルな物件も見つかりやすいエリアになります。
自転車で移動する前提でこのエリアの物件を探すのも方法です。
家賃を低めに抑えることも可能です。
ただしこの場合、最寄り駅に駐輪場があるかや、通勤先通学先で自転車通勤通学が許可されているかどうか確認しておきましょう。
公共交通機関で行きにくいところにも行ける
郊外型のスーパーやショッピングセンターが多いため、駅から徒歩数分やバス停を降りてすぐに行ける場所にそのような施設がない場合もあります。
自転車があると自転車に乗っているスピードで目的地まで行くことができます。
また、車で行くことが前提となるおもしろい道の駅が近くにあれば自転車があればすいっといけます。
もし近場にあれば行ってみることをお勧めします。
自転車を持つデメリット
自転車を持つ場合に考えておきたいことをあげてみます。
駐輪場が必要。お金がかかることも
自転車を持つ場合、住んでいるマンションやアパートに駐輪場が必要となります。
物件を探す際には駐輪場があるところを探しましょう。
また、駐輪場があっても人数制限などで停められない可能性や、月額での駐輪場代がかかる場合もありますので事前の確認も必要です。
メンテナンスが必要
自転車を屋外に放置する場合傷んでしまうことがあります。
特に雨によるサビはブレーキなどに影響を与えますのでなるべくなら濡らしたくないところです。
雨風を避けるためにカバーをかけたり、雨がかからないよう屋内に保管する必要がある場合も。
自転車のタイヤは自転車に乗っていなくても空気が抜けていきます。
自分でタイヤの空気が入れられるよう空気入れを持っておくと良いでしょう。
またタイヤの空気圧はこまめにチェックしましょう。
事故のリスク
乗り物を運転する以上、事故に遭うリスクは上がります。
自転車には自転車の交通ルールがありますので、必ず守るようにしてください。
ニュースなどでは歩行者と自転車の衝突による死亡事故がたびたび報道されます。
自分が怪我をするのはもちろん嫌ですが、他人に怪我をさせたくありませんよね。
ましてや命に関わるような事故は絶対に起こしてはいけません。
自転車はひとつ間違うと凶器にもなります。運転の際は注意して走行してください。
また盗難に遭うリスクもあります。
自転車を購入する際に防犯登録をしておきましょう。
購入時に店舗で登録するか、必要書類を揃えて近隣の自転車専門店に行って登録することが可能です。
■参考:インターネットなどのオンラインで購入した場合や自転車を譲り受けた場合に必要な防犯登録の必要書類
・自転車本体
・名前と住所が確認できるもの(運転免許証や健康保険証など)
・購入または譲り受けが確認できる書類(販売証明書、保証書、自転車譲渡証明書など)
自転車保険に加入義務があります
奈良県では、自転車を所有するものは自転車保険への加入を義務づける条例が制定されています。
自転車保険は、自動車保険や火災保険などの個人賠償責任特約でカバーするか、自転車を購入する際に自転車安全整備士が点検した証明として、自転車に添付されるTSマークで対応することが可能です。
ただしTSマークの場合は1年ごとに点検整備を受けて更新する必要があります。
どんな自転車がいい?
一般的に自転車には以下のようなタイプがあります。
折りたたみ自転車
折りたたんで玄関にしまうことが可能。
シティサイクル(ママチャリ)
お手頃価格で入手可能。前カゴがあり、買い物などに便利。
ロードバイク
軽くて持ち運びしやすく、ペダルが軽くスピードが出やすい。
電動アシスト付自転車
坂道でもスイスイこぐことができますが値段が高め。
お住まいの周辺環境、ライフスタイルなどに合わせて検討してみると良いのではないでしょうか。
自転車を持つ際にやっておきたいこと
自転車を持つと決めた場合、やっておきたいことをあげておきます。
駐輪場の確保
まず必要なのは、駐輪場を確保することです。
もし住んでいるところに駐輪場がなければ、折りたたみ式の自転車を購入し、室内に入れて保管すると言う方法もあります。
保険の加入
先述の通り、自転車保険に加入する必要があります。
最初はTSマークで対応しても良いでしょう。
それ以降は1年点検の際にTSマークを更新するか、他の保険での個人賠償責任特約で対応していきましょう。
近所に自転車修理ができるところを探しておく
自転車がパンクしたなど、自分の手に負えない故障の場合、自転車を押して行ける範囲または車などに自転車を積んで持ち込みできる範囲に自転車修理を依頼できる場所がないか探しておく必要があります。
ない場合は、少し離れたところでも出張修理サービスがある自転車屋さんを探しておきましょう。
メンテナンスグッズが家にあると便利
空気入れはぜひ持っておきたいグッズのひとつです。
ほかにも簡単なパンク修理ができるグッズのセットがあると便利です。
ホームセンターや100円ショップで入手できます。
奈良県は自転車ユーザーにやさしい?
奈良県では、自転車利用者の皆様が快適に奈良を楽しんでいただけるように、自転車利用者をサポートしてくれる企業や団体がならクルサポーターとして、さまざまなサービスをお手伝いしてくれています。
具体的には、自転車の休憩所や、サイクリストに優しい駐車場、また観光客向けにもサイクリストに優しい宿や観光施設に取り組んでいます。
自転車の休憩所には、駐輪スペースはもちろん、トイレや空気入れの貸し出し(無料)があります。
■自転車の休憩所一覧
また物件においても、例えば奈良市内で言えばアパートマンションの物件数を1000とすれば、約900件が駐輪場ありの物件となっています。
お部屋探しの際に確認が必要とはなりますが、駐輪場ありの物件については選択肢が多くなりますので、現在自転車をお持ちの方もそうでない方も駐輪場ありでの物件探しはしやすいかと思います。
観光と言う意味でも、居住すると言う意味でも、奈良県内のいわゆる都市部にあたるエリアにおいては、比較的自転車のメリットを享受しやすい環境と言えそうです。
【一人暮らしの場合自転車は必要?】まとめ
奈良県内では観光地でもレンタサイクルのサービスが豊富にある位、自転車ユーザーにとっては暮らしやすいエリアといえます。
坂道の多いエリアもありますが、それでも、買い物や通勤通学の交通手段に必要不可欠とも言えるかもしれません。
それだけではなく、自転車があると行動範囲が広がります。
徒歩だけならなかなか足を伸ばせなかったエリアに行ってみたいと思えることもあるかも知れませんね。
一人暮らしで自転車を購入する場合は、自分の生活環境とここで取り上げた記事の内容を参考に検討して頂けるとうれしいです。
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