大学生に車は必要ない
最近は車離れが進んでいると言われていますが、交通の便が悪い場所ではとても便利なので、今でも免許を取る人はたくさんいます。
しかし、大学生なら車は特に必要ないでしょう。
その理由をいくつか紹介していきたいと思います。
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担当者:木原一憲
趣味は休日バイクでツーリングすること!不動産キャリア20年以上の経験と奈良生まれ奈良育ちの知識を活かし奈良の情報を語ります!
大学生に車が必要ない理由
なぜ大学生に車が必要ないのかというと、その理由はたくさんあります。
主な理由としては、「維持費がとても高い」「手間がとても掛かる」「車で通学できる大学は少ない」「車を使用する頻度が少ない」「事故の発生率が高い」「同じ学生から交通の足代わりにされることもある」「いざという場合はレンタカーを使えばよい」などです。
維持費がとても高い
大学生に車が必要ない最大の理由が、車というのは維持するのにかなりの費用が掛かります。
主な費用としては、税金に車検代、駐車場代にメンテナンス費用、保険にガソリン代などとなります。
日本は税金大国なので、何をするのにも税金を取られてしまうのですが、車を持っているだけでも税金が発生します。
税金は車の種類や排気量によっても変わりますが、徐々に増税されていく傾向にあるので、大学生であれば税金の支払いだけでも大変です。
税金以外にも車検が必要になるので、新車であれば3年に1回、以降は2年に1回車検を行わなければいけません。
車検以外にも、点検を行ってもらえばお金が必要になりますし、車を動かすためにはガソリンを入れる必要もあります。
ガソリン以外にも冷却水やエンジンオイルなども必要になるため、維持するだけでもかなりの金額になります。
車を止めるためには駐車場も必要になるので、自宅に駐車場があるならまだしも、駐車場がなければお金を支払って借りることになります。
車には必ず加入しなければいけない自賠責保険があるので、保険料も必要になりますし、自賠責保険では万が一のときに全くお金が足りなくなります。
そのため、大半の人は任意保険にも加入するので、保険料だけでも相当な金額になるでしょう。これだけの金額を大学生が負担するのは相当大変です。
どうしても車がないと生活が難しい、通学が難しいという場合を除き、特に大学生が車を持つ必要はありません。
手間がとても掛かる
車には必ずメンテナンスが必要です。
洗車やエンジンオイルなどの交換、タイヤもどんどんすり減っていくので、いつかは交換しなければいけませんし、雪の降るエリアであれば毎年スタットレスタイヤへ交換する必要もあるでしょう。
放置しておくと劣化のスピードが上がり、最悪エンジンが掛からなくなってしまいます。
車を維持するのはお金以外に手間がとても掛かることも、大学生が車を購入する必要がない理由だと言えるでしょう。
車で通学できる大学は少ない
会社であれば車を利用して通勤することができるところが多いですが、大学の場合には大半が車での通学を禁止しています。
車での通学が可能な大学であっても、事前に申請しなければいけないのが一般的なので、大学の車通学は基本的に禁止と思ってよいでしょう。
通学で車が利用できないのであれば、その他の目的で利用するしかなくなります。
しかし、勉強やサークル活動で忙しくなれば、車を乗る機会も少なくなるでしょう。
車はしばらく乗らないと劣化が早くなるだけではなく、エンジンが掛からなくなるので、無理に車を購入する必要はありません。
事故の発生率が高い
大学生が車に乗る場合、事故の発生率が高くなる可能性があります。
なぜなら免許を取るためには年齢制限がありますが、普通自動車免許であれば18歳以上となっています。
そのため、大学生だと免許を取ってからまだ日が浅いので、慣れずに事故を起こしてしまう可能性が高いのです。
しかも年齢的に若いので、女性にかっこいいところを見せたいという理由などで無理な運転をする人もいるでしょう。
違反をすれば罰金を取られますし、事故を起こせば両親にも迷惑をかけることになります。
免許は就職してから取得する、車は就職してから購入しても遅くはありません。
同じ学生から交通の足代わりにされることもある
車は持っているととても便利なのですが、大学生の場合はまだ車を保有していない人もたくさんいます。
そのため、仲のよい友達や先輩などから、車に乗せてほしいとせがまれることもあるかもしれません。
足代わりにされ、毎回運転手にさせられる可能性もゼロではないですし、終電を逃して帰れないと泣きつかれることもあるため、無理に車を買う必要はないでしょう。
いざという場合はレンタカーを使えばよい
大学生であっても、友人や知人同士で遠出をしたいと考えることもあるでしょう。
鉄道やバスが通っていればよいのですが、場所によっては鉄道やバスがないところもあります。
このような場合には車がとても便利ですが、どうしても車がないと困るのであれば、レンタカーを利用する方法がおすすめです。
レンタカーは乗る人数ではなく、借りる車の数で価格が異なるので、大人数が乗れる車を借りれば、安い値段で借りることもできます。
しかも大学生なら、料金がお得になるプランを導入しているレンタカー業者もあるので、このようなところを利用すれば、さらに値段を抑えることができるでしょう。
レンタカーは比較的人が少ない山間部でも、国道沿いなどに店がある場合も多いですし、都心部であれば店の数も十分あるので、ときどき車に乗るぐらいであればレンタカーで十分です。
一応メリットもいくつかある
大学生が車を購入する場合、デメリットもたくさんあるのですが、もちろんメリットもあります。
どのようなメリットがあるのかというと、「不便な場所でも安心して行ける」「天候が悪い場合でも移動が楽」「重い荷物でも楽に運べる」などです。
不便な場所でも安心して行ける
大学生が車を購入したいと思う理由は、やはりあると便利だからです。
特に交通の便があまりよくない場所に住んでいると、車は生活の必需品になります。
交通の便がよい都会に住んでいても、地方に出かけるときには車が役に立ちます。
最近は若い人を中心に、キャンプも流行っています。
キャンプは自然の豊かな場所で行うことが多いので、あまり交通の便がよくありませんが、車があれば気軽に行くことができます。
天候が悪い場合でも移動が楽
日本は雨が多い国なのですが、雨の日は外に出たくないという人も多いでしょう。
しかし、車があればそれほど天候を気にすることなく出かけることができますし、移動も楽にできます。
特に食品など、普段の生活に欠かせない物が足りなくなった場合、天候が悪くても買い物に行かなければいけなくなることもありますが、車なら雨が降っていても問題なく買い物に行けるというのが大きなメリットでしょう。
重い荷物でも楽に運べる
買い物に行くときは、必ずしも簡単に持ち運べる物ばかりとは限りません。
場合によっては重い物や大きい物を買うこともあるでしょうが、車がないと持って帰るのにも一苦労です。
店によっては家まで配達をしてくれることもありますが、送料を取られてしまいます。
インターネットで購入すれば送料が無料になる店も多いですが、届くまでに日数が必要です。
しかし、車で店まで直接行って購入すれば、その場で手元に渡りますし、車なら重い物や大きい物でも家まで簡単に持ってくることができます。
これもかなりのメリットとなります。
【大学生に車は必要ないのか?】まとめ
車はあると便利ですが、大学生が無理に車を購入する必要はありません。
そもそも大半の大学は車通学が禁止ですし、まだ運転に慣れていない年齢なので、事故を起こす可能性もあるでしょう。
車は手間も維持費も掛かるので、就職してから購入しても遅くはありません。
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