【賃貸でヘアカラーは要注意?】高額な退去費用を避ける自宅での注意点
「賃貸トラブル」ヘアカラーで退去費用が高額に!?自宅で染める時の注意点は

おしゃれなヘアカラーを手軽に楽しめる市販の染め剤。
美容室より安くて便利ですが、賃貸のお部屋で使うのは要注意。
床などに一度ついた染料は想像以上に取れません。
退去時に高額請求されないため、気を付けるべき点は何でしょうか。
要点まとめ
賃貸でヘアカラーは要注意?
退去時の高額請求を避けるためには、床や洗面台周りを養生し、ヘアカラー剤をこぼしたらすぐに拭き取り、できれば浴室など水で流せる場所を選ぶことが重要です。
①ヘアカラー剤は床材などにつくと取れにくい
②不注意によるシミは原状回復費用を請求される可能性がある
③床や洗面台周りを広めに養生する
④カラー剤をこぼしたらすぐに拭き取る
⑤できれば浴室など水で流せる場所を選ぶ
詳しく解説していきます。
想像以上に取れない!ヘアカラー剤の染料の強力さ

「ちょっとだけこぼしちゃった」のつもりでも…
ヘアカラー剤がこぼれてしまった。
ちょっとだけだから大丈夫と軽い気持ちで拭いてみたけれど、全然取れない――
こういうトラブル、実は少なくありません。
市販されているヘアカラー剤は、髪の毛をしっかりと染められるように作られています。
つまり、色素がとても強いのです。
だからこそ、自宅で短時間で染められるわけですが、この強力さが、うっかりこぼしてしまった時にアダとなるのです。
フローリングやクッションフロアといった床材、あるいは洗面台の周辺。
こうした場所に染料がついてしまったら、すぐに拭き取らないと、元通りにはならなくなります。
時間が経つほど染み込んでいく
そして「あとで拭けばいいや」と放置していると、さらに厄介なことに。
染料は時間とともに床材の奥まで浸透していきます。
時間が経てば経つほど、どれだけ表面をゴシゴシ擦っても色が取れなくなってしまう――
すっかり染料が内部まで入り込み「うっすら色が残る」どころではなくなってしまうかもしれません。
退去のとき、修繕費を請求される可能性

セルフカラーが当たり前の時代だけど…
近ごろは、SNSでもセルフカラーやセルフケアの情報をよく見かけますよね。
美容室に行く時間が取れなかったり、お金を節約したかったりと、自宅でのヘアカラーの需要は確実に高まっています。
でも、自宅でヘアカラーをするということは、カラー剤をこぼしてしまうリスクがあるということです。
こぼれたカラー剤は、拭いてもなかなか取れないという話は先ほどしました。
これが、賃貸住宅においては想定外のトラブルの元となるのです。
通常の汚れとは扱いが違う
賃貸物件では「入居者の不注意でついた汚れや傷」は、退去時にお部屋を元の状態に戻すための費用を請求される可能性があります。
これを「原状回復費用」といいます。
普通に生活していて自然につく汚れであれば、原状回復費用を請求されることは原則ありません。
ですが、ヘアカラー剤のシミはどうでしょうか。普通に生活していて自然につく汚れと見なしてもらえるでしょうか。
ほとんどの場合、答えはNOです。
例えば、長年住んでいて壁紙が日焼けで変色した、というのは自然な劣化として認められるのが一般的です。
でも、ヘアカラー剤をこぼして床にシミができた、というのはまず間違いなく「不注意による汚損」と判断されるでしょう。
場合によっては、シミができたことによって床材の張り替えや補修が必要になります。
となると、退去時に想像していたよりもずっと高い金額を請求される恐れがあります。
「少しカラー剤の色が残るくらい、そんなに目立たないから平気でしょ」という訳にはいかないのです。
自宅で染めるならこれだけは守って!

それでも賃貸のお部屋でヘアカラーをするのであれば、必ずおさえておきたいポイントが3つあります。
①床や洗面台周りをしっかり養生する
まず準備が肝心です。
床や洗面台の周囲を、ビニールシートや新聞紙でしっかり覆いましょう。
「この範囲は絶対に染料がつかないようにする」という意識で、広めに養生することが大切です。
ケチって狭い範囲だけ保護しても、意外なところに飛び散ったりするものです。
少し大げさなくらいでちょうどいいと思ってください。
②こぼしたら一秒でも早く拭き取る
もし、万が一こぼしてしまったら、すぐに対処してください。
「すぐ」というのは、本当に文字通り「一秒でも早く」という意味です。
染料が素材に染み込む前に拭き取れば、被害を最小限に抑えられます。
でも「ちょっと後で」と思っているうちに、もう手遅れになることもあります。
ティッシュや雑巾をあらかじめ手元に用意しておいて、何かあったらすぐに拭ける態勢を整えておきましょう。
③できれば水で流せる場所を選ぶ
一番安全なのは、浴室など水で流せる場所で染めることです。
浴室なら、多少こぼしてもシャワーで洗い流せます。
「洗面台の方が鏡が見やすいから」などといった理由で洗面所を選びがちですが、リスクを考えると、浴室の方がおすすめです。
まとめ~トラブルは誰にでも起こりうること~

いかがでしたでしょうか。
今回は賃貸住宅でのヘアカラーについての注意点を見ていきました。
セルフカラーは、時間もお金も節約できる便利な方法です。
でも、賃貸住宅で暮らしている以上、ちょっとした油断が大きなトラブルにつながる可能性があることを忘れてはいけません。
「まさか自分がそんなことに…」と思っていても、実際にこうしたトラブルは誰にでも起こりうることです。
ほんの少しカラー剤をこぼしただけで、退去時に高額な請求――
そんな事態は避けたいですよね。
大切なのは「賃貸だから気をつけなきゃ」という意識を持って、床や洗面台周りの養生などを怠らないことです。
おしゃれを楽しみながら、お部屋も大切に。
ちょっとした工夫で、退去時の不安もなく、安心して自分らしい暮らしを続けられますよ。
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