【2024年版】大学卒業の引っ越し(退去)するベストな時期は?部屋探しの仕方も解説
大学卒業後の新生活に向けた引っ越し
大学を卒業した後は、社会人として就職する人も多いでしょうし、引っ越しをして一人暮らしをする人もいると思います。
大学卒業後の新生活に向けて、引っ越しをする場合の手順や時期などについて紹介するので、参考にしてみて下さい。
引っ越しの時期は卒業前がよい
大学を卒業した後には、引っ越しをして一人暮らしをする人もいれば、実家に戻るという人もいるでしょう。
卒業式は3月に行われるのが一般的ですし、4月に入ればすぐに就職というのが普通です。
そのため、卒業後ではあまり日数に余裕がありませんし、引っ越しをする人で集中する時期でもあるので、スムーズに業者の手配などができない可能性もあります。
そこでおすすめなのは、卒業する前に引っ越しをしてしまう方法です。
最適なのは2月の前半に引っ越しを行うことです。
3月や4月は繁忙期に入るので、料金も割高になることが多いでしょう。
2月の前半ならまだ繁忙期ではありませんし、日数にもある程度余裕があるので、じっくりと引っ越し先を選ぶこともできます。
2月の後半に入ると、引っ越しの料金が上昇することもありますし、雪が多い地域では予定通り引っ越しができないことがあることも、2月の前半に引っ越しをおすすめする理由です。
大学卒業後の物件の探し方
大学を卒業したら物件を探し、一人暮らしをするという人もいるでしょうが、現在ではインターネットで探す方法が一般的です。
しかし、物件の数が多いので、どのように絞り込んでいくか迷う人もいるでしょう。
物件を絞り込む上で重要なことは、「場所」「家賃」「間取り」になります。
この3点を重要視して絞り込むのがおすすめです。
場所
賃貸住宅を探す場合、どこに引っ越しをするのかがとても重要です。
大学卒業後は就職をする人が多いので、会社に通勤しやすい場所を選ぶ人も多いでしょう。
このような場合、駅から何分かかるのかを重要視する人も多いでしょうが、それだけでは不十分です。候補地の周りの環境も確かめておきましょう。
病院や役所の場所、周辺の治安や交通量、商店や飲食店が近くにあるかなど、チェックしておくべきことはたくさんあります。
人によって優先順位が異なりますし、あると便利な施設なども異なるので、自分が住む場合にはどのような環境が適しているのかよく検討しておきましょう。
その上で場所を決め、現在の住居から訪れられる範囲内であれば、実際に訪れて散策をしてみるのもよい方法です。
遠いので簡単に訪れることができないのであれば、インターネットで情報収集をしておきましょう。
家賃
賃貸住宅を借りるのであれば、当然毎月家賃を支払う必要があります。
一般的な企業に就職する場合、最初から高い給料をもらえる可能性は低いです。
そのため、家賃は無理のない範囲で支払える金額でなければいけません。
目安としては家賃の3分の1から4分の1ぐらいです。
また、2年おきに更新料が必要になることが多いですし、火災保険料の支払いも必要になります。
保証会社を利用すれば、1年おきや2年おきに支払いが発生するので、生活が圧迫されない範囲で物件を選ばなければいけません。
間取り
賃貸住宅を借りる場合、間取りも重要になります。
大学卒業後すぐは一人暮らしをする人が多いでしょうが、一人暮らしでもある程度広い部屋がよい、多少狭くても問題ないなど、人によって適切な間取りは異なります。
同じような間取りであっても、トイレと風呂場が一体化している3点ユニットバスの物件もあれば、風呂場とトイレが別々のセパレートな間取りになっているところもあります。
キッチンと部屋が一体になっているワンルームという物件もよく見かけるので、自分が生活する上でどのような間取りが適しているのかも検討しないといけません。
実際に住んでみないとわからない点もあるでしょうが、インターネットで一人暮らしを行っている人の体験談や口コミを確認することも可能です。
可能な限り情報をたくさん集め、後で後悔しないように物件選びを行いましょう。
引っ越しに必要となる費用
引っ越しにはある程度まとまった費用が必要になります。
初めて引っ越しをする場合、どれぐらいの費用が必要なのかわからない人もいるでしょうし、引っ越し業者や物件によっても費用が大きく異なります。
そこで引っ越しをする際に必要となる平均的な費用を紹介していきます。
主な内訳としては、「初期費用」「引っ越し業者に支払う費用」「不用品処分」「日用品の購入費用」になります。
初期費用
引っ越しをする際には初期費用が掛かりますが、初期費用とは言ってもたくさんあります。
敷金に礼金、仲介手数料に前家賃、鍵の交換費用に消毒料、保証会社に支払う費用に火災保険料が一般的でしょう。
最近はフリーレント対応の物件もありますし、敷金や礼金が掛からない物件もありますが、入居時に退去したときに必要となる清掃費用を徴収することもあります。
鍵の交換費用や消毒料は、不要であれば支払う必要がない場合が多いのですが、前に借りていた人が合鍵を作っている可能性もありますし、鍵を無くしてしまった可能性もゼロではありません。
防犯面を考えれば交換しておいた方が安心できるでしょう。
では、総合するとどれぐらいの費用が掛かるのかという点ですが、物件によって大きく異なるものの、家賃5万円の場合は大体30万円前後必要になるケースが多いでしょう。
もちろんもっと安い家賃の物件を借りれば初期費用は抑えられますし、逆に家賃の高い物件を借りればもっと高い初期費用が掛かります。
内見を済ませたときにすぐ費用を教えてくれる不動産屋も多いですが、契約を決めて支払いを行う直前まで教えてくれないこともあるので、内見のときに初期費用の見積もりをもらい、それから決めるのがよいでしょう。
ちなみに初期費用以外にもいろいろと費用が必要になるので、余裕を持っておくことが大切です。
引っ越し業者に支払う費用
引っ越し業者によってはダンボールなどの梱包資材が無料なプラン等がありますので詳細を確認し自身に合った最適なプランを探しましょう。
また引っ越し日が少し変わるだけで料金も変動する時期になる為、必ず見積りを取るようにするのがポイントです。
短距離で荷物が少ない場合は、業者を使わずにバンタイプや軽トラックなどを利用し引っ越しすると費用を抑えることが出来ます。
不用品処分
引っ越しをする場合、余計な物は新しい住居には持ち込まず、処分することも多いでしょう。
今まで使用していた家具や家電が古ければ、引っ越しを機に買い替えをする人も多くなっています。
最近は不用品の処分にも高額な費用が必要になっているので、不用品を処分するための費用も計算に入れておかなければいけません。
特にテレビや冷蔵庫、洗濯機やエアコンなどは、家電リサイクル法が適用されるので、適切に処分しなければいけません。
地方自治体によって処分できる物と処分できない物が異なるので、処分してもらえない物は民間の業者を利用しなければいけなくなります。
そのため、不用品がたくさんある場合には、新しく物を購入する場合と同じぐらいの費用が必要になるケースもあるので注意しましょう。
不用品が多い場合には、トラック積み放題などのサービスを利用することで、個別に処分するよりも費用を安くできることがあります。
日用品の購入費用
不用品を処分すれば、引っ越し先で使用するために新しく購入する必要が出てくることもあります。
特に家電製品や家具類は必要不可欠なので、最初にどれぐらい費用が必要になるのか計算をしておきましょう。
最近はインターネットでも購入が可能なので、たとえインターネットでは購入しないという人も、必要な費用の目安を知るために調べておくのがおすすめです。
いきなり全てまとめて購入するのが難しい場合には、給料が入ったときに少しずつ揃えていくという方法もあります。
退去する際の流れを確認
大学在学中に、すでに一人暮らしをしていた場合には、引っ越しをする前にやっておくべきことがたくさんあります。
どのような流れで退去するのかを知っておけば安心できるので、簡単に流れを紹介します。
流れとしては「解約通知書(退去届)を出す」「電気や水道などの手続きをする」「立ち合いをする」という感じです。
解約通知書(退去届)を出す
引っ越しが決まったら、大家さんや管理会社に退去する旨を告げるために連絡をします。
連絡すると、入居時に受け取った解約通知書(退去届)を出すように言われるので、必要事項に記入して提出しましょう。
提出方法は直接持っていってもよいですし、郵送をする方法もあります。
大体退去する1か月前までに解約通知書(退去届)を出すように決まっているところが多いですが、解約通知書(退去届)を出すタイミングは物件によって異なりますので、契約書を必ず確認してください。
確認せず引っ越しの直前に提出すると、最初の月が2重家賃になってしまうので注意しましょう。
電気や水道などの手続きをする
退去するときには、今まで使用していた電力会社や水道局、ガス会社などに連絡をして、何月何日に引っ越しをするので利用停止の手続きをお願いしますと伝えましょう。
電話で伝えるのが一般的ですが、最近はインターネットで手続きできるところも多くなっています。
インターネットを利用していればプロバイダーにも連絡が必要です。
連絡は引っ越しをする前に使用していた電気や水道だけではなく、引っ越し先で使用する電力会社や水道局にもしておく必要があるので、忘れずに行いましょう。
プロパンガスの場合には、立ち合いが必要になることもあります。
立ち合いをする
プロパンガスを利用している場合、入居時に前金としていくらか支払っていることもあります。
1万円に設定されていることが多いのですが、退去するときにこのお金は返してもらえるので、利用を停止するときに立ち合いを行う必要があります。
どうしても立ち合いができない場合には、振り込みで対応してくれることもあるので相談をしてみましょう。
立ち合いが必要なのはガスだけではありません。現在の部屋の様子を確認するために、大家さんや管理会社の担当者と一緒に部屋の確認をする必要もあるのです。
問題がなければ書類に押印し、今まで使用していたカギを返却します。
合鍵を作った場合には、きちんと合鍵を作ったことを伝え、一緒に返却しましょう。
契約した物件によっては、合鍵を作る場合には大家さんや管理会社に伝えなければいけないこともあります。
中には立ち合いを行わない大家さんもいますが、この場合には管理会社や不動産屋に鍵を返却しましょう。
解約通知書(退去届)を出したときに、きちんと退去時の詳細を伝えてくれるはずですが、もし伝えてくれなかった場合には、こちらから詳しく聞いておくべきです。
【大学卒業の引っ越し(退去)するベストな時期は?】部屋探しの仕方も解説まとめ
大学生の場合、自分だけで引っ越しをした経験があまりない人が多いので、卒業後に引っ越しをするときに不安になることもあるでしょう。
しかし、きちんと引っ越しを行う方法や手順を知っておけば安心です。
まず物件を探し、内見を行って問題なければ契約をします。
契約後は解約通知書(退去届)を出し、引っ越し業者を決めます。
引っ越す10日前ぐらいには電気や水道の利用停止、利用開始の連絡を行いましょう。
後は当日に立ち合いを行い、引っ越しをするという流れになります。
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