【多様性のお部屋】天理大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクトsince2024 vol.3!最新の設備を見学
天理大学の学生さんにマンションの一室をプロデュースいただく企画「天理大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクト」3回目はリフォーム案を出していく・・・
その前に、プロジェクトメンバーで最新の設備を見学に行きました。
新築物件見学会を企画
リフォーム案を考えていただく前に、イマドキの賃貸物件の最新設備トレンドの壁紙などがどんなものか、学生さんたちに実際に見てもらったほうが、よりアイデアを出しやすいのではないかということから、今回の見学会を企画しました。
見学した物件は2件。ここでは見学のようすをレポートします。
今回の記事は、今後お部屋を借りようと考えている方にとっても、最新の賃貸事情を知ることができると思います。
ご自身のお部屋探しにもぜひ参考にしてみてください。
また、今後オーダーメイドで新築マイホームを検討中の方にもお役に立てられれば幸いです。
1軒目:壁面の棚が特長の物件
1軒目は壁面の棚が特長のお部屋があるマンションに行きました。
この物件でもっとも目を引いたのは、棚板を通すレールが設置されている壁。
入居者の使い勝手に合わせて、棚板を設置できる物件なのです。
棚板を思い思いにセットしてみる学生さんたち。
時折「すごーい!」という声まで聞こえてきます。
収納と言えば、クローゼット。こちらも気になるところですね。
さっそくじっくり観察を始めました。
この部屋のクローゼットは一見小ぶりに見えますが・・・?
また、窓の横にあるクローゼットも珍しいかもしれませんね。
部屋干し用の物干しのそばにあるということは、家事動線が短くてすむからなのか・・・?
もう1か所にもクローゼット。棚板レール壁の横にあります。
こちらは間口が広めで奥行きが浅め。
いずれも築年数が長めの物件ではあまり見かけないタイプのクローゼットです。
このようないわゆるトレンドの設備は、リフォーム予定の物件の内見のみでは見られなかったかもしれません。
収納スペースの場所など、真似できそうなところはしっかり覚えておくようにお話ししました。当初の予想通り、かなりヒントになる部分が多いのではないかと思います。
その後、水回りをチェック。
学生さんたちは、浴室、キッチンや洗面所の収納面を中心に観察しています。
浴室へ。
「お風呂、キレイ!!」との声も。
写真ではなんとなくわかる感じですが、これまでのリフォーム案にもよく登場する、浴室のアクセントパネルが使用されています。
もちろん、今回リフォームする物件でも色を変えることはできますが、コストがまぁまぁかかることをお話ししました。
これも画像ではわかりにくいですが、玄関横のシューズ入れをチェックしています。
そもそも備え付けのシューズ用クローゼットがあること、しかもブーツなどの長い靴が入るスペースがあることに学生さんたちは感動していました。
ふたたび居室に集まってからは、リフォーム物件の内見の際に話題になった洗濯干しについて確認と観察。
棚については割と安価で設置可能。
ただし、壁の向こうに柱か木がないとスカスカのところに棚を打ち込むと重量のあるものを支えきれなくなってしまうことを説明しました。
でも、実は裏技があるんです。
ホッチキスみたいなものでバチンと取り付ける方法もあるのです。そんな話をしました。
そして洗濯物干しの話へ。
部屋干しが欲しい理由は女子には特に切実な問題でしょう。
窓が人通りの多い場所に面していたら、外には干せないので室内干しが必須となります。
でも、室内干しができるスペースがあれば、夜でも洗濯物が干せる・雨でも干せる等、多くの人に役立つでしょう。
学生さんは、部屋に傷をつけないで設置できないか気にしていましたが、多くの人に役立つものならば、作り付けという形にしてもいいのではないでしょうか・・・という話もさせていただきました。
ここまで1軒目のお部屋の最新設備を見ていただきました。
学生さんたちの声の中には「住みたい〜」との声も。
気に入っていただけた方もおられたようですね。
ではそろそろ2軒目に行きます。
2軒目:カウンターキッチンが目に入る積水の物件
2軒目はカウンターキッチンが特長のお部屋です。
女子学生のセキュリティに関する話をしながらお部屋に入りましたが・・・。
学生さんたち「キャー」
何か発見したみたいな写真ですが。
正体はコレです。
広いオシャレカウンターキッチン。
このタイプのキッチンは開放的な空間が演出でき、リビングやダイニングとの一体感や、次の写真のように、キッチンに周りに家族やお客さんが集まって会話できるというメリットがあり、近年人気が高いです。
見た目もオシャレですね。
学生さんも「うわー、広い。ヤバイ」とのこと。
僕だったら持て余してしまいそうなんですけど・・・。
次はクローゼット。
写真ではわかりづらいのですが、最近はクローゼットの中の正面だけがオレンジだったり、赤だったりと色を工夫するのが流行ってるらしいです。
そんな見本を見ていただきました。
クローゼットを開けた瞬間、好きな色だとテンションがあがりますよね。
今回見学に来たお部屋は、部屋と部屋の仕切りに半透明の引き戸を採用しています。
また、今のお部屋にも部屋干しの設備が用意されており、こちらは物干し竿も設置されています。
しかもこの部屋干し竿、使わないときは収納もできるんです。
学生さんがやってみました。
この竿の有能さに学生さんたちも感動。
大きくて白い壁も最近の賃貸物件に多いですが、これはプロジェクターで映像を映し出すスクリーンの役割をするためです。
このお部屋にも、プロジェクター機能のついた照明器具がありました。ケータイとリンクして操作できるようになっています。
プロジェクターと言えば、2年前の天理大学のプロジェクトの時にも「映像を映し出せるロールスクリーンを設置したい」という案がありました。その時の物件は映像を映し出せる大きさの壁がなかったため、代替案として出てきたのですが、最新の賃貸物件では照明器具にプロジェクター機能が付いたものが装備されていることもあるようです。
ちなみにこの設備は10万円ぐらいします。仮に設置となると・・・。
見学会を終えて
2軒の物件を見学後は、賃貸のマサキ天理駅前店に戻り、カンタンに感想を話した後、次のミーティング日程を話し合いました。
次回はいよいよリフォーム案を提出、プレゼンの回となります。
学生さんたちは、今回の見学会で気づいたこと感じたことをどう調理して、リフォーム案を出してくれるのでしょうか。
楽しみです。
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