2019年奈良女子大学編【3】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・プレゼン」
「学生のための学生によるお部屋プロジェクト」奈良女子大学編、佳境に入ってきました。
おもしろいのはこれからです!
メンバーで物件の内覧後、1班と2班のチームに分かれ、それぞれアイデアを練りました。
今回は学生さんたちの珠玉のアイデアを出し合ってもらう、プレゼンの様子を報告します。
学生の多い地域の学生向け物件を、学生の目線で「こんなお部屋なら住んでみたい!」と思える物件に生まれ変わらせ、空き家問題の解決につなげていきたいとして、2017年より始めたプロジェクトです。このプロジェクトは奈良女子大学と天理大学で現在進行中です。
2019年の奈良女子大学グループは新大宮にある1Kの大きなロフト付き物件をリフォームすることになり、先日物件の内覧を終えました。
そして今回は2チームそれぞれで話し合ったリフォーム案を発表することになりました。
例年行われているプレゼン会議は
1.3~4人のチームに分かれ、チーム内でアイデアを出し合う
2.出来上がったチーム別のプレゼン案を会議で発表
3.その中で最もベストな案を選び、他の案からぜひ取り入れたいアイデアをチョイス
4.予算など現実的な問題も含めて検討し、ひとつの案に作り上げる
5.最終案を選択
という流れになっていました。
ところが今回の会議、意外な展開を見せることとなりました。。。
展開については後ほど述べるとして、まずは各チーム案を紹介します。
コンセプトは「男性でも女性でも利用できる中世的なスタイル」
リフォームアイデアは優先順位を決めて発表してくださいました。
[下記:1班プレゼン資料]
1.壁やアクセントクロスのカラーの変更
男性でも女性でも受け入れられやすいブルーグレーに。
2.ペンキの塗りなおしやシートを活用して木材調の部分を増やす。
3.階段のステップを広くして、収納棚をつける。
最後のステップは椅子兼収納棚として活用する。
4.クローゼットの扉の中に全身が映る鏡を設置
キッチンにある冷蔵庫も処分し、クロゼットの中に設置場所を作る。
5.靴箱をコートなどが掛けられるクロゼットスペースに変更
6.室内物干しの設置
1班は室内デザインを重視したリフォーム案を考えてくれました。
コンセプトは「女子学生も男子学生も入りたくなるデザインのおしゃれなお部屋」
2班はこの物件の目玉ともいえる「ロフト」をメインにリフォーム案を考えてくれました。
[下記:2班プレゼン資料]
1.ロフト部分
・ロフトの床部分をクッションフロアに変更
・ロフトの手すりにテーブルを取り付ける。テーブルの端に折り返し部分をつけて作業中のものが落ちないようにする。
2.天井部分
・スポットライトまたはペンダントライトを設置。
・斜め天井にアクセントクロス。
3.階段
・ステップに板をのせて登りやすくする。
・それによってできたスペースを収納部分にする。
4.その他 ・スイッチの変更
・ベランダに目隠し
・キッチンの上の収納につっぱり棒をプラス
・傘立てを玄関扉に
・靴箱の下部分にごみ箱の設置
・冷蔵庫をなくして収納スペースにする
・キッチンの水栓をシングルレバーに変更
上記の案のピックアップの中にはなんと!格安で材料が調達できるものもあります。
学生さんの視点でアイデアを出していただくと、しばしばこのような、弊社の視点での「目からうろこ」なアイデアが飛び出すことがあります。
これが毎年楽しみなんです(^^)
さてみなさん、お気づきでしょうか?
アイデアの内容に違いあれど、コンセプトをはじめ問題点として認識している箇所、改善したい内容は1班と2班とともに共通しているところがとてもたくさんありました。
そこで木原店長よりこんな提案をさせていただきました。
「両チームとも、階段とロフトが大きな課題となっているね。いっそこの2つの案、合体させてみてはどうでしょうか?案自体はケンカしていないので、合体させることも可能かと思う」
「そして細かい案は、出来ることできないことを職人さんや施工業者さんと相談して検討できればいいのではないか」
この提案に奈良女子大学の先生からも
「いいとこどりで組み合わせていただいて、検討していただければ」とのことで、OKをいただきました。
まさかの展開となった今回のプレゼン会議。
まずは今回出していただいたアイデアを持ち帰って、予算等を検討し、見積もりを出すこととなりました。
その後改めて最終案を練ろうという流れになります。
ありがたいことに学生さんたちは、チーム案の提出の際にすでにざっくりと予算を出してくれています。
なかには、弊社や弊社と業者との話し合いではなかなか出てこないようなアイデアと見積もりもあり、弊社としては目からウロコなこともしばしば。
これは「実際住んでみるとすればこういうのがあるといいなー」という視点があればこそのアイデアですね。毎年毎年勉強させられます。
というわけで、学生さんたちの斬新なアイデア、出来るだけ多く取り入れたいですが、見積もり後の話し合いについては次回、お送りします。
【1】「令和もやります!学生のための学生によるお部屋プロジェクト始動!」
【2】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・内覧」
【3】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・プレゼン」
【4】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・見積もりの後」
【5】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・最終案決定!」
【6】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・完成内覧会」
【最終章】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・最終報告会」
>>詳細はコチラ
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おもしろいのはこれからです!
メンバーで物件の内覧後、1班と2班のチームに分かれ、それぞれアイデアを練りました。
今回は学生さんたちの珠玉のアイデアを出し合ってもらう、プレゼンの様子を報告します。
「学生のための学生によるお部屋プロジェクト」奈良女子大学編の詳細
学生の多い地域の学生向け物件を、学生の目線で「こんなお部屋なら住んでみたい!」と思える物件に生まれ変わらせ、空き家問題の解決につなげていきたいとして、2017年より始めたプロジェクトです。このプロジェクトは奈良女子大学と天理大学で現在進行中です。
2019年の奈良女子大学グループは新大宮にある1Kの大きなロフト付き物件をリフォームすることになり、先日物件の内覧を終えました。
そして今回は2チームそれぞれで話し合ったリフォーム案を発表することになりました。
意外な展開を見せたプレゼン会議
例年行われているプレゼン会議は
1.3~4人のチームに分かれ、チーム内でアイデアを出し合う
2.出来上がったチーム別のプレゼン案を会議で発表
3.その中で最もベストな案を選び、他の案からぜひ取り入れたいアイデアをチョイス
4.予算など現実的な問題も含めて検討し、ひとつの案に作り上げる
5.最終案を選択
という流れになっていました。
ところが今回の会議、意外な展開を見せることとなりました。。。
展開については後ほど述べるとして、まずは各チーム案を紹介します。
1班のプレゼン案
コンセプトは「男性でも女性でも利用できる中世的なスタイル」
リフォームアイデアは優先順位を決めて発表してくださいました。
[下記:1班プレゼン資料]
1.壁やアクセントクロスのカラーの変更
男性でも女性でも受け入れられやすいブルーグレーに。
2.ペンキの塗りなおしやシートを活用して木材調の部分を増やす。
3.階段のステップを広くして、収納棚をつける。
最後のステップは椅子兼収納棚として活用する。
4.クローゼットの扉の中に全身が映る鏡を設置
キッチンにある冷蔵庫も処分し、クロゼットの中に設置場所を作る。
5.靴箱をコートなどが掛けられるクロゼットスペースに変更
6.室内物干しの設置
1班は室内デザインを重視したリフォーム案を考えてくれました。
2班のプレゼン案
コンセプトは「女子学生も男子学生も入りたくなるデザインのおしゃれなお部屋」
2班はこの物件の目玉ともいえる「ロフト」をメインにリフォーム案を考えてくれました。
[下記:2班プレゼン資料]
1.ロフト部分
・ロフトの床部分をクッションフロアに変更
・ロフトの手すりにテーブルを取り付ける。テーブルの端に折り返し部分をつけて作業中のものが落ちないようにする。
2.天井部分
・スポットライトまたはペンダントライトを設置。
・斜め天井にアクセントクロス。
3.階段
・ステップに板をのせて登りやすくする。
・それによってできたスペースを収納部分にする。
4.その他 ・スイッチの変更
・ベランダに目隠し
・キッチンの上の収納につっぱり棒をプラス
・傘立てを玄関扉に
・靴箱の下部分にごみ箱の設置
・冷蔵庫をなくして収納スペースにする
・キッチンの水栓をシングルレバーに変更
上記の案のピックアップの中にはなんと!格安で材料が調達できるものもあります。
学生さんの視点でアイデアを出していただくと、しばしばこのような、弊社の視点での「目からうろこ」なアイデアが飛び出すことがあります。
これが毎年楽しみなんです(^^)
さてみなさん、お気づきでしょうか?
アイデアの内容に違いあれど、コンセプトをはじめ問題点として認識している箇所、改善したい内容は1班と2班とともに共通しているところがとてもたくさんありました。
そこで木原店長よりこんな提案をさせていただきました。
「両チームとも、階段とロフトが大きな課題となっているね。いっそこの2つの案、合体させてみてはどうでしょうか?案自体はケンカしていないので、合体させることも可能かと思う」
「そして細かい案は、出来ることできないことを職人さんや施工業者さんと相談して検討できればいいのではないか」
この提案に奈良女子大学の先生からも
「いいとこどりで組み合わせていただいて、検討していただければ」とのことで、OKをいただきました。
今後の予定は?
まさかの展開となった今回のプレゼン会議。
まずは今回出していただいたアイデアを持ち帰って、予算等を検討し、見積もりを出すこととなりました。
その後改めて最終案を練ろうという流れになります。
ありがたいことに学生さんたちは、チーム案の提出の際にすでにざっくりと予算を出してくれています。
なかには、弊社や弊社と業者との話し合いではなかなか出てこないようなアイデアと見積もりもあり、弊社としては目からウロコなこともしばしば。
これは「実際住んでみるとすればこういうのがあるといいなー」という視点があればこそのアイデアですね。毎年毎年勉強させられます。
というわけで、学生さんたちの斬新なアイデア、出来るだけ多く取り入れたいですが、見積もり後の話し合いについては次回、お送りします。
【1】「令和もやります!学生のための学生によるお部屋プロジェクト始動!」
【2】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・内覧」
【3】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・プレゼン」
【4】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・見積もりの後」
【5】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・最終案決定!」
【6】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・完成内覧会」
【最終章】「学生のための学生によるお部屋プロジェクト・最終報告会」
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