【2022年奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクト第5弾】プロジェクトスタート!Vol.1

奈良女子大学コラボ記事

2022年も学生さんとともに新築マンションの内装デザインを手掛ける地方創生プロジェクトがスタートしました。


【2022年奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクト第5弾】タッグ企画がスタート!Vol.1


気づけば2017年より始まったこちらプロジェクト、今年で5年目を迎えることになりました。


これから数回に分けて、「奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクト」2022年版で、新築マンションのレポートを、数回に分けて行います。


第1回目の今回の記事は、プロジェクトメンバー初顔合わせを行いましたので、その様子をレポートさせていただきます。



  • 大学賃貸の専門家 木原 一憲(キハラカズノリ)写真

  • 大学賃貸の専門家 木原一憲

    生まれも育ちも奈良県。キャリア20年の大ベテラン。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店やおすすめ観光スポットと、何でも情報を網羅している。特に大学生との繋がりは2000人以上で、日本一奈良の大学事情に詳しいと自負。賃貸仲介では累計3000件以上の実績があり。






奈良女子大学はこんな大学


奈良女子大学はこんな大学


奈良女子大学は奈良市の中心部にある近鉄奈良駅の北側・きたまちエリアにあり、「女性の知的自立と指摘展開能力の獲得を目指す」を基本理念とした女子教育を行っている大学です。


2019年には創立110年を迎えました。


奈良女子大学には文学部、理学部、工学部、生活環境学部があり、その中の生活環境学部住環境学科という学科があります。


そこでは身近なインテリア、住宅から近隣環境、都市を含めた広範囲な住環境や建築などを学ぶことができます。


賃貸のマサキでは、奈良女子大学生活環境学部住環境学科の学生さんたちとともにこの地方創生プロジェクトにて、「学生目線からのお部屋づくり」を行ってきました。


そして今年も・・・。


どんなアイデアが飛び出し、そしてどんなお部屋が完成するのか、このブログを見ていただいている皆さんにもぜひ見守っていただけたら、と思います。






奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクトとは?


奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクトとは?


時代とともに、賃貸のお部屋に求められる条件が変化していく中、若い世代の人たち、特に学生さんに満足いただけるお部屋が作れたら、


「入居される方にとっては住んでみたいお部屋で新生活を始めることができる」

「オーナーさんは空室を抱える悩みを解消できる」

「奈良に若い世代の人たちが増え、地域の活性化につながり、街が元気になる」


そして、プロジェクトに参加していただいた学生さんにとっては「ビジネス目線でデザインを手掛ける体験」をしていただけます。


みんながWin-Winになれるプロジェクトとして、2017年より継続させていただいています。


ありがたいことに、昨年のこのプロジェクトで完成したマンションは合計15部屋ありましたが、募集開始後異例の早さで入居者がきまり、「満室御礼」ということになりました。


しかも、お客様より「このデザインのこのお部屋に住みたい」とわざわざお部屋を選んでいただき、入居を決めていただいた方もおられました。


これは、学生さんのデザイン力が大きかったと思われます。






初顔合わせ


まずはプロジェクトメンバーそれぞれの自己紹介を行いました。


奈良女子大学からは10人の学生さんにご参加いただきました。


うち3人の学生さんは過去にこの地方創生プロジェクトに参加経験のある方が加わってくれています。


初顔合わせ


そして住環境学科の先生、賃貸のマサキからは3名が参加。


施工会社さんにも加わっていただいてます。


このメンバーでがんばります!よろしくお願いします。






マンションの概要


マンションの概要


今回てがけるマンションは奈良市南風呂町(みなみふろちょう)という、近鉄奈良駅・JR奈良駅より徒歩約10分、奈良女子大学より徒歩約15分のところにある土地に建設予定となっています。


やすらぎの道とならまち大通りが交差する交差点の南東に南風呂町があります。


少し東へ行けばならまちの昔ながらの街並みが楽しめるエリアとなっています。


交通アクセスも良く、しかも2wayアクセス、古い町並みが楽しめ、レトロな雰囲気が好きな人にとっては魅力的なエリアとなっています。


今回のオーナーさんは他府県にお住まいの方で、奈良にアパートを持っておられます。


そのアパートを賃貸のマサキが管理を任されているというご縁のなか、もう1棟マンションを建てようとお考えとのことで、このプロジェクトにご協力いただくことになりました。


ミーティングでは、建設予定地をストリートビューで確認しました。


その後、建設予定であるマンションについての概要説明を行いました。


マンションは鉄筋コンクリートRC造りの3階建で、2023年2月末完成予定となっています。


1人暮らし専用のマンションとし、全部で11室


1階が3部屋、2階3階が4部屋ずつとなる予定です。


お部屋のタイプは2タイプで、ウォークインクローゼットがある部屋と、2つのクローゼットが横並びに配置されるタイプのお部屋となります。


バルコニーは東西を向く配置になる予定。東向きまたは西向きのお部屋になるとのことです。






学生さんにはどんなことをしてもらうの?


学生さんにはどんなことをしてもらうの?


学生さんにアイデアを出してもらうにあたって、先に施工会社さんやオーナーさん、賃貸のマサキで図面や外装などはすでに決定しているもの、今後決まる予定のものがあるので、整理します。



【現在で決まっていること】


ユニットバスやシステムキッチン、洗面台、トイレに使用されるものはLIXILのものを使用することが決まっています。



【まだ決まっていないけど今後決まる予定のこと】


外壁の色

またオーナーさんの意向で、インターネット使い放題は入れたいなと言う話が出ています。



【学生さんに考えていただくこと】


床や壁、天井、キッチン(キッチンの色や棚の扉など)のデザイン。

その他「こんなのがあればいいなぁと思う」デザインなどなど。



毎年、学生さんからは予想外の思いがけないアイデアが登場するので、私どももとても楽しみにしています。


デザイン案はグループ分けをして、案を出し合うことになるのか、デザインの違う部屋をいくつか作るのか、それともある程度統一するのか・・・については今後話し合って決めていく予定となっています。






質問など・・・の中から出たいろいろな話


質問など・・・の中から出たいろいろな話


学生さんたちからは積極的な質問が飛び出し、数々の意見交換が行われました。


その中ではシビアなお話も登場しました。


ビジネスである以上、利益を追求しなければいけません。


そのため学生さんの提案がとても素晴らしい提案だったとしてもすべての案が通るかどうかはわからない、と言うこと。


建設費用や内装の費用がかかると、その分家賃を高く設定しなくてはならなくなります。


でも、あまりにも家賃が高いと入居者が敬遠してしまうこともあります。


かといって家賃を低く抑えてしまうと、入居者がすべて決まり満室になったとしても赤字になってしまっても意味がありません。


この辺のさじ加減はとても難しいところです。


でも、これ無理かもなぁ~と思ってアイディアを出さないでおくことはやめて欲しいなと言う話はありました。


できるかできないか分からなくてもまずは意見を出してほしい、出されたアイディアの100%を叶えるのは無理かもしれなくても妥協点が見つかることもあります。


恐れずにどんどん意見を出してくださいと言うお話もさせていただきました。



質問など・・・の中から出たいろいろな話


ビジネスの世界でも理想と現実、それを知っていただくのも学生さんの体験になっていただけると幸いです。


そんな話の中、ウォークインクローゼットのあるお部屋とない部屋とでは家賃はどれぐらい違うようになるのか?なんて質問も飛び出したり。


そしてビジネスでこれまた大切なマーケティングの話にもなりました。


どんな人に入居してもらえるのだろうか???


募集をかける以上、女性が入居するとも限らないので、男性の好みも視野に入れた方がいいのだろうか、それとももう女性をターゲットのデザインにしてもいいのだろうか、そんな話も登場しました。


また学生さんではなく、社会人の方の入居も視野に入るのではないかと言う話も出てきました。


近隣には病院が複数あるので、一人暮らしの看護師さんなども入居の可能性があるかも・・・と言った話も。






今後の予定


今後の予定


デザインをするにあたって、既に施工業者の方で選定されている部品等の実物を確認したほうがアイデアを出しやすいと言うこともあり、後日メーカーさんのショールームに見学に行くことになりました。


また、施工会社さんより床や壁紙などのサンプルもお借りすることとなりました。



まとめ

こんな感じで、今年も「2022年奈良女子大学×賃貸のマサキ 地域創生プロジェクト第5弾」が始まりました。


質問では初めて参加された学生さんから「トイレの壁紙は選べますか?」「クロゼットの扉の色は選べますか?」といった質問も恐る恐る出してくれました。


どんどん意見を出してください!!できるだけのことはできるようにみんな頑張るので(笑)


と話しています。


学生さんの意見は例年、予想していなかったものが多いです。


むしろそんな意見が出てくることを心待ちにしているところもあります。


今年はどんなアイデアが出てくるのか・・・とても楽しみです。


次回のレポートは、LIXILショールームの見学編となります。どうぞお楽しみに!





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