最終章「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト2019天理大学編【5】最終報告会」

天理大学コラボ記事

令和を感じる飛鳥ツアーの時はまだ半袖のシーズンで、今やもうダウンジャケットを羽織るシーズンになってしまいましたが。。。ご無沙汰していました!

学生が考えた「令和を感じる癒しのお部屋」の内覧および最終報告会が行われましたのでレポします。



天理大学編【5】最終報告会




  • 天理大学賃貸専門家吉田 政孝画像

  • 天理市在住20年。ルームアドバイザーキャリア23年以上の大ベテラン。社内仲介ランキングNo1(累計5,000件)実績有り。天理市の下宿場所や賃料などの条件を記憶している他、隠れ家的な飲食店や穴場のお出かけスポットなど街情報を完全網羅。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。大学提携店の天理大学とタッグを組み、学生向け長期空室部屋を満室まで導いた立役者としても知られる。



モデルルーム風のお部屋を内覧


今回はモデルルーム風に、ベッドやソファなど、家具を置いてみました。

(ちなみに、どこにどんな家具を置くか、小一時間スタッフ2人で一生懸命考えました)

生活感をイメージできそうなお部屋に学生さんたち、テンション高いっ!



天理大学編【5】最終報告会


学生さんたちが懸命に話し合った収納ですが、下の画像のように半間(はんげん)→一間(いっけん)になり充実しました。



天理大学編【5】最終報告会


キッチン側の冷蔵庫スペースを減らして、リビング側に埋め込み収納をつけました。



天理大学編【5】最終報告会


そして「令和の癒し」インテリアの目玉!

天井のカラーをご覧くださいっ。「癒しのブルー」です。

心安らぎそうな雰囲気が素敵です。

また、床もさりげなく変わっています♪



天理大学編【5】最終報告会


天理大学編【5】最終報告会


入居者はもうすでに決まられたようです。

はやっ!という感じですが、この物件があるマンションは前栽町にあります。

天理大学など、大学からは少し距離はありますが、学生さん目線でいえば 「普段実家から高校に通っていた距離と同じぐらい、またはそれより近ければ充分通学圏とみなすことができる」のだそうで。

これはなかなか大人にはない視点(@o@)!

確かに自転車通学にちょうど良い距離です。

天理大学の学生さん&入学予定の学生さん、前栽エリアは充分検討の余地ありですよ!



学生の学生による学生のためのお部屋プロジェクト天理大学編おさらい



今回は最終報告会も兼ねています。

このプロジェクトの2019年版は例年より少しやり方を変えました。

どんな進め方をしたのか、ちょっと復習してみます。



変更点1.テーマはあらかじめ決めました

テーマは先に弊社のほうで決めさせていただきました。

それがプロジェクト記事でも何度も登場した

「令和時代の“癒し”を感じるお部屋」です。



変更点2.話し合いは全員体制で

コンペ形式ではなく、参加頂いている5人全員体制で話し合っていただきました。


変更点3.リーダーを選出してもらう

学生さんの中から、副店長とメインで打ち合わせを行うリーダーを選出していただくことにしました。学生さんグループと副店長の間での調整役となるので、かなり大変な役割になるかと思いますが、だからこそあえて体験していただきたいと考え、このようにしました。



プロジェクトに参加してみた感想をお聞きしました


天理大学編【5】最終報告会


今回は最終報告会も兼ねています。

プロジェクトに参加した学生さんたちに感想をお話ししていただきました。



天理大学編【5】最終報告会


山口さん「今回インターンシップで新時代の癒しをテーマにやってきましたが、テーマが難しかった。『新時代の癒しってなんだ?』

何が癒しなのか?女性限定のマンションなので、正直男子の意見は当てにならないので(笑)

女子二人中心にやってもらった感じですが、予算などいろんな面を考えないといけないというのが初めてのことで分からなくて、最初は

『こんなんでいいんじゃない?』

という意見出し合ってやってたんだけど、そのうちこんな問題があるんじゃない?とか意見が出て、結局どれが一番いい選択なんだろうと話し合って、最終的には自分たちが一番いい答えがだせることができてよかった」



天理大学編【5】最終報告会


三鬼さん「今回は参加させていただきありがとうございました。授業の中で関わらせていただくことはあったんですけど、お手伝いみたいな活動が多かったので、インターンシップという形で、僕らが主体となってさせていただくことは初めてでした。5人で部屋を作る、学生ならではの特色を出すということ、女性専用マンションということと、どこを優先してどこを落とすかということを考えて進めるということを今回初めてやらせていただきました。

よかったなと思うのが、すんなりかんたんに意見がまとまらなかったことが、かえって今見学させていただいてみるとよかったのかなって思う。たぶん、あそこで意見がパっと決まると、よりよいものを検討する暇もなかっただろうし、コンセントの数ひとつとっても、さまざまな意見が出たからこそ住みたいって思える部屋ができたのではないかと思う。

新時代の癒しを体験するために飛鳥に行ったりして、みんなで体験できたことが部屋が完成した大きい要因かと思います」



天理大学編【5】最終報告会


那須さん「今回インターンシップに参加させていただきありがとうございました。

自分が生涯教育学科の存在を知る前、存在を意識して知るきっかけになったのが先輩たちがやっていた時の記事でした。後に先生から話を聞いて、『これって生涯教育の人たちがやっていたんだ』ってつながって、やるしかないなぁ、自分もやってみたいなぁって思いました。考えてみればこれがやりたいというのが動機のひとつとしてありました。

ところが実際やってみて、最初のミーティングの時からハードルが高いなぁって思って、テーマも『新時代の癒し?』って・・・

時代?令和になったばかりなのにそんな・・・^^;

なんて考えながらやっていく中で、去年に比べてグループの形が違うって聞いて、どっちがいいんだろうなと考えながら参加していました。

5人で意見を言い合いながら進めていくのはすごいなんか・・・話し合いの内容がごちゃごちゃだったけれど、今思えばなんでも言い合えたからこそ今の形につながったのかなって思う。

最終の予算が決まってて、どうしようかと話していたら吉田さんが「気にしなくていいよ」

と何回も言ってくれたのでめちゃくちゃ追加して、最初めちゃくちゃ言いまくって

40万ぐらいオーバーしたと聞いてびっくりした。それでもなんとか最終、完成形が見れてすごいなぁと思いました。予算を踏まえて考えることの難しさを感じた。完成形をイメージしても、そこにたどり着けない現実もあるんだなぁと思いました。

結局入居者もすぐに決まったとお聞きして嬉しかった。なんかけっこう日にちが立ってしまい、話し合っていたころは半袖だったのに今は長袖(笑)

何とか完成形に持って行けてよかったと思う」



天理大学編【5】最終報告会


貴村さん「私がインターンシップに参加しようと思ったきっかけが、私の住んでいる物件が賃貸のマサキさんだったといいうことと、こういうの初めてだったからやってみたいと思ったこと。

参加してみて、冷蔵庫の幅など自分が下宿しているからこそ出せる案やと思った。

学生の視点からこそ出る意見も大事なのだなと感じた。きれいに変えるところもありつつ、ガラスの前の部分を生かしつつきれいにできたしガラスは壊せないから前の部分を生かすなどのアイデアも出た。

最初ここに入ってきて、ここに住みたいなぁって思いました♪自分たちで作った部屋だけど、自分たちで住みたいなぁという気持ちができたことがうれしかった」



天理大学編【5】最終報告会


田中さん「最初すごい難しかったですね。新時代の癒しがテーマというのは。令和なんか始まったばっかりヤシなんやねんて思ったし(笑)ご厚意で飛鳥・石舞台の方に行かせていただいて「これが新時代?」と思ったり、いい経験ができて、この部屋にはその時の青空が再現されているんですね。そんな感じでいっぱいみんなで考えてやりました。

最初もともとこの物件ですごいいいやんって思っていたんですけれど、細かいところをいろいろとみていったら「あれもなおしたい、これもなおしたい」が出てきて

出てきすぎてどうしよう、みたいになって大変でしたがみんないいアイデアを出してもらい、形になりました。

最終那須君にお任せみたいになってしまいましたが、この壁は気に入ってずっと触っていたいなって思えてよかった。

新時代の癒しはこれだと自信をもっていえる物件にさせていただきました。

貴重ないい経験をさせていただきました、ありがとうございました」


大変さを乗り越えた充実感を感じていただけたこと、プロジェクト体験を通してさまざまな気づきや学びを得ていただけたこと、とてもうれしく思います。





大学の先生から


天理大学編【5】最終報告会


天理大学・谷口先生より講評

谷口先生「マサキさんにはいつもお世話になっております。ありがとうございます。

今日初めて見せていただいて感動倍増。学生さんがここまで考えたのかと驚きです。

大家さんもかなり予算を割いてくださったようですね。これは皆さんに対する信用と期待ですよね。もちろんマサキさんとオーナーさんとの普段の関係もあると思いますが、それ以上に学生さんに期待してくださったのだと思います。予算が多くかかってもいいから学生さんに頑張ってもらおうと思っていただいた気持というのは、すごくありがたいなぁと思います。続けてきてよかった。皆さんの頑張りもすごいと思います。

1年生でこれだけできたのなら2年3年4年になっても伸びていってくれると期待します。

お疲れさま!」


スタッフからもひとこと言わせて


今回は賃貸のマサキから、いつもの吉田の他に尼ヶ辻店の川崎が参加しました。



天理大学編【5】最終報告会


川﨑「初めて見させていただきまして、最初の印象も女の子が住むみたいなかわいらしい部屋で。クロスとかも皆で話し合いながら考えてやっていただいたのかなと思っています。

僕らとしてもオーナーさんにとってもかなりいい物件、今後もご入居頂ける方もう決まっているらしいですが、その次の入居者学生さんが考えてくれたお部屋なんですよとご紹介していけるのでよかったなと思います」



天理大学編【5】最終報告会


そして最後に吉田から。

吉田「僕らは回を重ねているので慣れてきています(笑)

最初に参加してくれた学生さんはもう3年生ですか?正直最初の頃よりハードルが上がっています。その時の子がどうだったとかいうわけではなくて、時間回数を重ねるごとにハードルというものは上がっていくもので、今回は非常に高かったかもしれません。

今回5人で1チームにしたのも初めて。今まではもう少し人数がいたりチームを分けたりして進めました。おそらくそちらのほうがチームの人数が少なく(2~3人)、自分たちの意見だけをまとめればいいだけだから楽だと思います。

が、今回の5人は意見をまとめる難しさと責任の重さ、自分たちだけしかいないのでその部分は苦労してもらえたのかなぁと思います。

苦労してもらうためにあえて、5人1チームにさせてもらいました(笑) 大変だったと思います。特にリーダーは。

このプロジェクトには2つ目的があります。

僕たちはお客さんに入ってもらう部屋にしたい。学生のみんなが考えてくれる新しいアイデアが欲しい、ということ。

そしてもうひとつは、皆さんのこれからの学校生活を送っていく中でいずれ社会に出ていく準備として大事な経験を積んでいただくということ。社会に出ると意見を通す難しさ、まとめる難しさ、予算、期限いろんな邪魔なものがつきまといます。

いいなと思ったものだけがすべてじゃない世界が広がっています。

そんな経験を早い段階からしていただけたのが僕は5人1チームにしてよかったのかなと思います。

なので来年はもっとハードルを上げるのかな?あげれるのかな?どうだろう?

本当に今回はいい部屋にできてよかったと大変喜んでくれてお疲れさまでした。

ありがとうございました。みんなによく頑張ったと思います。


最後に恒例・記念撮影&花束贈呈です。


天理大学編【5】最終報告会


男子はオレンジ、女子はピンクの花束です♪



天理大学編【5】最終報告会


もちろん谷口先生にも、かわいい水玉の花束をお贈りいたしました。



天理大学編【5】最終報告会


2019年の「学生の学生による学生のためのお部屋プロジェクト・天理大学学生さんの令和を感じる癒しのお部屋編」これで終了です!

最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました!!





天理大学コラボプロジェクト


【2019年】「新時代の癒しをテーマに!学生のためのお部屋プロジェクト始まります!!」



【1】「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト顔合わせ」
【2】「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト内見」
【3】「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト令和を感じる飛鳥ツアー」
【4】「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクトプレゼン」
【5】最終章「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト最終報告会」


【2017年】「疲れをリセットできる部屋づくり~学生のためのお部屋作りプロジェクト」




【2018年】「この夏も学生のためのお部屋プロジェクト、始動します!」




【2021年】「学生が考え学生が作る学生のためのお部屋プロジェクト第4弾~モデルルーム無印コーディネート~」




【2022年】「SDGs持続可能なお部屋~学生のためのお部屋作りプロジェクト」




【2023年】「+1(プラスワン)の新生活~お部屋作りプロジェクト」




【2024年】「多様性のお部屋~学生のためのお部屋作りプロジェクト」




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