【2025年】単身用の狭いキッチンで料理ができない方必見!上手く使うアイデア&便利グッズ紹介
キッチンが狭くて料理ができない!?単身向け物件の狭いキッチンを上手く使う便利技&便利グッズ
料理好きの人が部屋探しをする際、少なからずキッチンの条件にこだわって選びます。
しかし、初めての一人暮らしや自炊に興味が無かった人は、キッチンの条件にあまりこだわらず、住み始めてからまな板も置けない狭小キッチンだと気付きます。
そこで、そんな狭小キッチンを活かす便利技&便利グッズをご紹介します。
なぜ?こんなに狭いキッチンが生まれる理由とは?
キッチンの広さは間取りによって大きく異なります。
1LDKや2LDKのような広めの間取りではキッチンも広く作られていますし、設備も充実していることが多いです。
しかし、学生向け物件のような単身者を対象にしたワンルームや1Kといった間取りの物件では、シンクとコンロだけといった「作業スペースの無いキッチン」が採用されていることも珍しくありません。
これにはいくつかの理由があります。
水回り設備のコストを下げるため
風呂やキッチンなどの水回り設備は住宅設備の中でもコストがかかります。
学生や単身社会人には低予算で物件探しをする人が多く、家賃を抑えた物件を提供するために水回り設備のコストが削られます。
居室を広くするためにキッチン部分を広めにする間取りが難しいため
ワンルームマンション等は一部屋の専有面積が約20㎡の物件が多く、仮に居室を8畳(15㎡)とすると残されたスペースはそれほど広くはありません。
ユニットバスを設置すれば残されたわずかなスペースにコンパクトなキッチンを収めることになります。
学生や単身社会人にはキッチン設備の需要が少ないため
学生や単身社会人の場合、部屋の広さや安価な家賃を重視する人が多く、キッチンの広さや設備の充実を重視して部屋探しをする人は少数派です。
これらの理由により、学生や単身者向けの物件が狭小キッチンになるケースが多いのです。
自炊をしたこともない人の場合、いざ始めようとするとその狭さに躓いてしまうのは仕方ないかもしれません。
狭小キッチンで作業スペースを確保するにはどうすれば良い?
狭小キッチンで作業スペースを確保するには、まずまな板を置く場所を作ることが肝心です。
実際に狭いスペースでもまな板が置ける方法をご紹介します。
狭いキッチンの中で作業スペースを確保するには?
シンクの角2辺を使ってまな板を置く
それほど大きくないまな板の場合、概ね四角い形状をしているシンクの角2辺を使ってまな板を置くことができます。
手前の辺と奥行きの辺の2辺にきっちりと乗せれば平らなまな板の作業スペースを確保できます。
ただし、ステンレスのシンクに直接まな板を置いただけでは滑りやすく、シンクに食材を落としてしまうリスクが伴います。
滑らないようにシリコン製のシートや布巾などを挟んで置くと良いでしょう。
大きめのまな板をシンクに置く
シンクの横幅よりも長さのあるまな板を用意すれば、上記のように落ちるリスクが無いしっかりとした作業場が確保できます。
ペラペラなまな板ではなく、両側に2~3㎝は乗る長さで、厚みがありしっかりとした折れ曲がらないまな板を選ぶと良いでしょう。
単身の場合は調理道具をコンパクトなものにしてしまいがちですが、作業スペースの広さは無駄にストレスを感じることが無いのでオススメです。
コンロの上にまな板を置く
調理を行って加熱する前であれば、コンロの上にまな板を置くこともできます。
IHのようにフラットな面であればもちろん、コンパクトなまな板ならガスコンロの五徳の上でも安定しておくことができます。
もちろん火を使っている時には使えないので事前に食材を切る際にしか使えませんが、煮物や炒め物などはできるでしょう。
ただし、まな板の裏側が汚れてしまうため、コンロの上で使う場合は専用のまな板にした方が良いでしょう。
キッチン以外にスペースを作る方法がある?
テーブルを使う
食材を切る作業などは、キッチンで行わなければならないと決まってはいません。
居室にあるテーブルで作業をすれば、狭さを気にすることはありません。
ただし、生ものを扱う場合は衛生面を考慮しなければいけませんし、食材を洗った際の水や汁がこぼれることも考えておきましょう。
折畳みの作業机を使う
作業スぺースが無ければ作ってしまうのも方法です。
折畳みができる作業机の中でも高さのあるハイタイプなら、料理のお供にも最適で、不要な時は畳んで置けば邪魔になりません。
移動式のキッチンワゴンを使う
ワンルームや1Kの間取りの多くは玄関~居室にかけての通路部分にキッチンがあるでしょう。
料理を作る際だけ移動して手の届く場所に設置するキッチンワゴンもオススメです。
狭小キッチンでは食器棚や調味料置き場などのスペースも不足しがちですが、自炊に目覚めると色々と揃えることになるので、作業スペースと収納を兼ねたキッチンワゴンの導入が良いでしょう。
洗濯機の上を作業スペースにする
緊急的な使い方ですが、洗濯機の上にまな板を置いてしまえば作業スペースとして使うことができます。
ただし、洗濯機の上は決して平面ではないためできる作業にも限りがあります。
住始めでなかなか作業スペースの確保に困っている段階では、選択肢の一つとして知っておいても良いでしょう。
まな板が置けたり作業スペースが確保しやすくなるグッズとは?
狭小キッチンに限らず、キッチンで作業スペースの不足に悩む人は多く居ます。
そんな人に向けて作られている便利なキッチングッズがいくつもあるので、それらをご紹介します。
安全にまな板を置ける場所を確保できるグッズ
まな板受け
シンクに橋を架けるようにして、まな板を安全に置くことができるようにするのがまな板受けです。
長さを調節でき、まな板が滑らないようにゴムやシリコン製のすべり止めが付いています。
上手く設置すればザルを置いて水きりにも使えたりと、狭いキッチンに限らず重宝する便利グッズです。
水切り兼用まな板受け
先ほどのまな板受けを幅広にして、食材を直接置ける広さを確保したまな板受けです。
シンクの形状と製品の組み合わせによっては上手く使えない場合があったり、狭小キッチンはシンクも狭いので一長一短あります。
ロール式のすのこのようなものもあるので、シンクのサイズにあったものが選べると良いですね。
ガスコンロカバー
シンクではなく、コンロの上に広いスペースを確保するためのテーブルです。
フラットなIHであれば特に必要ありませんが、電気ヒーターやガスコンロなどの形状の場合はそのうえで作業しやすくなります。
五徳にまな板を直接置くよりも広く安定した作業スペースが確保できます。
2口コンロ用のものもあるので、コンロの形状に合わせたものが選べます。
狭いキッチンを広く使えるようにするグッズ
スポンジ置き
キッチン周りには、調理道具だけでなく洗い物に使うスポンジやブラシ、洗剤といったものをアレコレと置くことになります。
当然そういったものが邪魔をして作業スペースを圧迫するため、なるべく上手く収納しなければなりません。
シンクの周りに置かず、シンク内にスポンジや洗剤の置き場を作る専用のスポンジ置きは、作業スペースの確保に便利です。
突っ張りタイプのキッチンラック
狭小キッチンは平面のスペースが限られているため、洗った食器を置く場所の確保も大変です。
突っ張りタイプのキッチンラックには調味料や調理道具置き場だけでなく水切り用の台を兼ねたものもあり、洗った後の食材や食器を置く場所としても活躍します。
比較的高価なグッズであることや高さや幅など設置場所の条件を良く確認してから対応製品を選ぶことになりますが、狭小キッチンに小物の置き場所と作業スペースを確保できる便利グッズです。
マグネット式のフック
キッチンの壁やレンジフード(換気扇)の周囲は金属製のものが多く、マグネット式の小物が使えます。
シンク下の収納が狭くて置ききれない鍋やフライパン、大きめの調理道具を壁やレンジフードに吊り下げることで作業スペースが確保できます。
鍋やフライパンを掛ける場合は耐荷重(〇kgまで)の表記を良く確認してなるべく強力なものを選ぶと良いでしょう。
【単身用の狭いキッチンで料理ができない方必見!】まとめ
学生生活や単身社会人の場合、自炊は無駄な出費を抑えたり食事の楽しみを増やすといった目的のためにもオススメです。
それをキッチンが狭いという理由で断念するのは非常に勿体ないと思いませんか?狭小キッチンでも便利な技やグッズを使って調理に必要な作業スペースは確保できます。
狭いキッチンを上手く使えるようにするグッズは数多く出ており、紹介出来ていないような便利グッズも今後登場するかもしれません。
本格的に料理に拘るであればキッチンの広い部屋に引っ越すことも検討が必要ですが、学生生活ではなかなか難しいでしょう。
不便だと感じる環境を上手く活用する創意工夫も、将来のために良い経験になるのではないでしょうか?
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