【一人暮らし向けの部屋干し対策とは?】賃貸にピッタリ便利グッズをご紹介
一人暮らし向けの部屋干し対策
天候が悪い日や長時間外出するときなどは、外に洗濯物が干せません。
しかし、部屋干しをすると季節によっては洗濯物が乾かない、嫌な臭いがするなど問題点がたくさんあります。
そこで一人暮らしの人でも安心して行える部屋干し対策を紹介します。
部屋干しをするのに適している場所とは
まずは部屋干しをするのに適している場所の特徴を見ていきましょう。
その場所というのは、「風通しがよい」「湿度が低い」「日が当たりやすい」以上の条件を満たしている場所が部屋干しには適しています。
風通しがよい
部屋干しをする上で問題になるのは、室内に嫌な臭いが充満することです。
嫌な臭いが充満しないようにするには、風通しがよい場所を選ぶ必要があります。
風通しがよければ嫌な臭いがある程度防げますし、洗濯物も乾きやすくなります。
しかし、部屋の中で風通しのよい場所を探すのは難しいです。
外出中や大雨のとき、寒いときなどに窓を開けて換気するわけにはいきませんので、エアコンや扇風機などを活用するのがよいでしょう。
サーキュレーターなどで風を送る方法もおすすめです。
湿度が低い
部屋干しにすると、外で干すよりも洗濯物が乾く時間が長くなります。
洗濯物の乾き方は気温も関係してきますが、湿度も大きく関係しています。
同じ気温の場所でも、湿度の低い場所と高い場所とでは洗濯物の乾くスピードが違ってきます。
しかも高湿度だと嫌な臭いが発生しやすくなるので、できるだけ乾燥している場所に干すことも重要です。
室内に浴室乾燥機が設置されている物件であれば、浴室乾燥機を利用するのがよいでしょう。
設置されていない場合には、換気扇の近くや除湿器を活用するのもおすすめです。
日が当たりやすい
室内でも日光が直接入ってくる場所とそうでない場所とでは、洗濯物の乾き方が変わってきます。
そのため、できるだけ日光が当たる場所を選んで洗濯物を干すとよいでしょう。
南側に大きな窓が設置されている物件であれば、窓の近くに洗濯物を干すとよく乾きます。
しかし、西側や北側など、日光が当たりにくい向きに窓が設置されている物件もあります。
室内干しが多くなるのが予想される人は、南向きの物件を探すのがよいでしょう。
部屋干しをするのにおすすめできる場所
一人暮らしをする際に、部屋干しにおすすめできる場所がわかっていると便利です。
おすすめできる場所というのは、「日がよく当たる場所」「エアコンの風がよく当たる場所」「脱衣所や風呂場」「キッチン」「扇風機やサーキュレーターが置きやすい場所の近く」などです。
日がよく当たる場所
日がよく当たることで、周辺の空気が暖められます。
その結果、窓越しであっても日が全く当たらない場所に比べると、洗濯物が乾きやすくなるのです。
南向きの物件に住んでいるのであれば、部屋干しの際には窓から近い場所に干すのがよいでしょう。
日がよく当たって洗濯物が乾きやすい点も、南向きの物件が人気の理由です。
ただし、建物の場所によっては南向きでも目の前に高い建物が建てられていることがあるので、きちんと日が差し込んでくることを確認してから契約するのがよいでしょう。
エアコンの風がよく当たる場所
南向きの物件でない場合は、日があまり部屋に差し込まないこともあります。
このような場合は、エアコンを活用するのがよいでしょう。
夏場であれば冷房でも部屋の湿度が下がるので、部屋干しでも乾きやすくなります。
冬場であれば暖房の風が直接当たる場所に洗濯物を干すとよいでしょう。
しかも冬場は部屋が乾燥しやすいので、部屋干しをすると乾燥対策になります。
脱衣所や風呂場
部屋干しをするのに向いている場所の中に、脱衣所や風呂場があります。
脱衣所や風呂場は湿度が高いので、部屋干しには適していないと思われがちですが、通常脱衣所や風呂場には換気扇が取り付けられています。
換気扇を使えば空気が乾燥するので、部屋干しには適しているのです。
一人暮らし向けの物件だと、狭いユニットバスになっているケースも多いでしょう。
ユニットバスの場合、スペースが取れなくて洗濯物が干しにくいことも多いので、内見の際に広さを確認し、洗濯物を干すスペースがあるか確認しておくのもおすすめです。
キッチン
どうしても自宅のユニットバスではスペース狭いので、洗濯物が干せないという場合、キッチンに干すのもおすすめです。
キッチンも湿度が高くなりやすい場所ではありますが、必ず換気扇が取り付けられています。
換気扇をつけることで湿度を下げられるため、場所に余裕があればキッチンに洗濯物を干すのもよいでしょう。
ただし、料理をするときに邪魔になることもあるので、簡単に洗濯物の移動ができるグッズを使用すると便利です。
扇風機やサーキュレーターが置きやすい場所の近く
ユニットバスもキッチンも狭いので、洗濯物を干すスペースが確保できない物件も存在します。
そんなときには部屋に干すしか方法はありませんが、普通に干すだけではなかなか洗濯物が乾かずに、嫌な臭いが部屋に充満する場合があります。
このようなときにおすすめなのは、扇風機やサーキュレーターを使う方法です。
扇風機やサーキュレーターの風を直接洗濯物に当てることで、何もしないよりも早く洗濯物を乾かすことができます。
値段もそこまで高額ではなく、比較的気軽に購入できる電化製品であることも、扇風機やサーキュレーターがおすすめできる点です。
部屋干しをするのにあると便利なグッズ
部屋に物干し竿が設置できる物件、浴室乾燥機やサンルームが設置されている物件であれば、何も対策をしなくても簡単に部屋干しができます。
しかし、一人暮らし向けの物件だと、このような設備が導入されている物件というのは少数です。
そんなときに便利なのが、グッズを使用する方法です。
中でも役に立つグッズは、「突っ張り棒」「折りたたみ物干し」「ランドリーラック」「部屋干し用のドアフック」「物干しロープ」「エアコンハンガー」になります。
突っ張り棒
最初に紹介するグッズは突っ張り棒ですが、100均でも購入できますし、ホームセンターでも安く購入できるのでおすすめです。
突っ張り棒にも色々な種類がありますが、安い物だと洗濯物の重量に耐え切れず、落下してしまう場合や壁にめり込んでしまう物などもあるので注意しましょう。
できれば強度が強い物、しっかりと突っ張っても壁にめり込みにくい物を購入するのがおすすめです。
棒の部分が太い物や、先端部分が広く平らになっている物であれば、安心して洗濯物が干せるでしょう。
このように、突っ張り棒を使って、洗濯物部屋干ししてます(*^ー^) pic.twitter.com/x8MbxU3oNM
— シンフォニー (@symphony1113) April 9, 2023
折りたたみ物干し
一人暮らし向けの物件だと、物を置く場所に困る場合があります。
そんなときにおすすめなのは、折りたたみ物干しです。
名前の通り使わないときは折りたたんでコンパクトになるので、クローゼットや押入れにも簡単に保管できますし、好きな場所に設置できるのもおすすめできる理由です。
ホームセンターでも売られていますし、ネットショップでも購入できるので、一人暮らしをする際には1つだけでも購入しておくとよいでしょう。
「折りたたみ」に弱いです。
— ぽちゃまる@ミニマリストKindle作家 (@witterkomatter) October 27, 2024
物干しです。
旅慣れた友人が教えてくれたもの。
軽いわりに結構丈夫にできていて、寝袋も干せます。
なかでも便利なのが横幅を狭くできること。
お風呂にも持ち込めます。
スーツケースひとつに荷物をつめて暮らしたい私の、夢に近づくための持ち物です。 pic.twitter.com/IM5oSM9z3I
ランドリーラック
物件によっては、洗濯機の上にスペースがあまりない場合があります。
逆に洗濯機の上に十分スペースが空いているのであれば、ランドリーラックを使用するのもよいでしょう。
ランドリーラックは、洗濯機を囲むようにして使用する棚のことです。
地面に接しているので強度も十分ありますし、中にはハンガーが引っ掛けられるバーが取り付けられているタイプも販売されています。
ハンガーバーが設置されているランドリーラックを購入しておくと、部屋干しをするときにも便利です。
ランドリーラックのおかげで、狭すぎる洗濯スペースも大分マシになった
— フルス@ちいかわ㌠ (@raifumanakura) December 9, 2024
これで僕もドラゴンメイド・ラドリーに返信できる pic.twitter.com/5JPr47w985
部屋干し用のドアフック
1度に洗濯物を干せる量は少ないですが、こまめに洗濯するので洗濯物の量自体が少ない場合は、部屋干し用のドアフックを使うのもよいでしょう。
ドアに引っ掛けるようにして使用するので、賃貸住宅でも気軽に使用できますし、値段も2,000円前後で購入できる物が多いです。
ホームセンターやネットショップで簡単に購入できるので、一人暮らしをするときに買っておくと便利です。
洗濯物だけではなく、薄い上着やブレザーなどを引っ掛けておくこともできます。
部屋干しが増える季節に便利なフックをご紹介。
— ハンズ梅田店 (@Hands_Umeda) June 6, 2024
ハート❤️型のフックをかもいやドア枠に引っ掛けると、ハンガーや角ハンガーをかける事ができ、部屋の空いたスペースを有効活用できます
突っ張り棒を活用してさらに便利に☝️
ホシタスかもい・ドア枠用 税込660円
(12Fたか) pic.twitter.com/03bX5u9Apv
物干しロープ
物干しロープもおすすめの部屋干しグッズです。
使用するときだけ出してきて、使わないときは狭い場所でもしまっておけるので、狭い部屋でも安心して使用できます。
ロープはとても丈夫なので、切れてしまう心配も殆どありません。
物干しロープには色々なタイプが存在しており、中には釘で壁に固定するタイプや、接着剤で取り付けるタイプもあるので、賃貸住宅で使用するのは望ましくないです。
入荷案内
— クラウドキャッチャー【9周年】 (@CCatcherApp) August 27, 2023
【#室内用物干しロープ】が登場(*‘ω‘ *)✨
雨の日や洗濯物が乾ききらなかったときに
便利な室内用の洗濯物干しロープです
使い方も簡単で片付けもラクチン(*´з`)#クラウドキャッチャー #オンクレ pic.twitter.com/O1fJ6H2Vcd
エアコンハンガー
部屋干しをする場合は、エアコンを活用することで洗濯物が乾きやすくなります。
エアコンの風に当てて洗濯物を乾かすことが多いのであれば、エアコンハンガーを使うのがよいでしょう。
ただし、使用するときには注意しないといけない点があります。
それは洗濯物をたくさん干すには向いていないことと、重い物を干すのにも向いていない点です。
エアコンハンガーは軽い物を少量干すことが多い人向けのグッズだと言えるでしょう。
宿着。
— あきひこ (@NC750X_) September 3, 2024
エアコン物干しハンガー、マジ助かる。 pic.twitter.com/WLI43HKflX
洗濯物の消臭対策
部屋干しをする上で気になる点は、やはり臭いが発生する点でしょう。
そこで洗濯物の消臭対策をいくつか紹介していきます。
それは「アルカリ性の洗剤を使う」「40度以上のお湯で洗濯をする」「消臭スプレーを使う」などです。
アルカリ性の洗剤を使う
洗濯物が臭う原因は色々とありますが、皮脂汚れも臭いの原因になります。
そこでおすすめの方法が、アルカリ性の洗剤を使用することです。
皮脂汚れはタンパク質の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使うとよく取れます。
アルカリ性の洗剤を販売している店が見つからない場合には、重曹を使用するのも効果的です。
重曹もアルカリ性なので、洗面器に適量溶かして洗濯物を浸け置きをすると、臭いの防止効果が期待できるでしょう。
40度以上のお湯で洗濯をする
洗濯機できれいに洗っても臭いが取れない場合、まだ汚れが衣類に付着している可能性があります。
そんなときには40度以上のお湯で洗濯をしてみましょう。
繊維から汚れがはがれやすくなるので、水で洗うよりも臭いが抑えられます。
ただし、熱すぎるお湯は直接洗濯機に入れるのはよくないですし、衣類の種類によっては熱に弱い素材が使われていることもあります。
そのため、40度台のお湯を使用した方が安心です。
消臭スプレーを使う
どのような方法を試しても、洗濯物を干すと嫌な臭いがする場合には、消臭スプレーを使うのがよいでしょう。
消臭スプレーにもたくさん種類がありますが、肌に付着しても安心なタイプや、薬剤が使用されていないタイプがおすすめです。
もしくはアロマの香りなどが配合されているタイプも、塗布するといい匂いがするので使ってみるのもよいでしょう。
【一人暮らし向けの部屋干し対策とは?】まとめ
今回は一人暮らしをしている人向けに、部屋干しをするときの対策や注意点について紹介してきました。
部屋干しをすると、嫌な臭いが発生することが多い、洗濯物が乾きにくいなどの問題もあります。
しかし、工夫をすれば部屋干しでも洗濯物がしっかりと乾き、嫌な臭いを防ぐことも可能です。
洗濯物を部屋に干すことが多い人は、色々と試してみてください。
奈良の南向き賃貸物件一覧≫
各提携大学から探す(仲介手数料最大無料)
関連記事

【一人暮らしの洗濯の頻度とは?】5つのポイントをご紹介!≫

【注意すべき3つのポイント】初めての大学生の一人暮らし!≫

【学生部屋探し後悔しない為の25のポイント】賃貸のプロがご紹介≫

【初めての部屋探し不動産屋に聞いておくと良い事とは?】内見時のチェックポイントなど解説≫

【絶対に南向きを選ぶべき?】お部屋のメリット、デメリット≫

【梅雨の時期に必見!】洗濯物が綺麗に乾く干し方とは?≫

【カーテンレールに干すのはNG?】部屋干しの匂いが残らない方法を紹介≫