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担当者:木原一憲
趣味は休日バイクでツーリングすること!不動産キャリア20年以上の経験と奈良生まれ奈良育ちの知識を活かし奈良の情報を語ります!
学問の神様「北野天満宮」へお礼参り!
『賃貸のマサキ』では例年秋になると、大学受験に挑まれる皆様の合格を願って京都の北野天満宮へと参拝するのが恒例になっています。
今回はそのお礼参りに春の北野天満宮を訪ね、賜ったお守りやお札を返してまいりました。
その様子を詳しくお伝えいたします。
『賃貸のマサキ』恒例「サクラサク合格祈願」とは
人生にとっての大きな出来事、分かれ道となる大学受験。
『賃貸のマサキ』では毎年、全国から下宿を探しに来られる多くの受験生と接する機会があります。
私たち『賃貸のマサキ』スタッフにもまた過去に大学受験で大変な思いをした者が数多くおり、合格を見据えて奮闘される受験生の方々には「ぜひ志望校に受かってほしい!」という思いになります。
そこで『マサキ』では2014年から「サクラサク合格祈願」と題して、弊社スタッフと現役大学生(受験生の皆さまにとっては「先輩」ですね)の方々とで京都にある「北野天満宮」へと合格祈願に参るのを秋の恒例行事としております。
そして受験シーズンが終わり4月の新年度が始まり、たくさんの桜が咲いた今、再び弊社スタッフで北野天満宮を訪れてまいりました。
合格祈願で賜ったお守りやお札の返納と、合格成就への感謝を神様に届ける「お礼参り」のためです。
北野天満宮はどんな神社? 天満宮って?
秋の合格祈願および今回のお礼参りにうかがった北野天満宮とはどのようなところなのでしょうか。
まず天満宮(天神社)というのは平安時代の学者・政治家である「菅原道真」公を御祭神として祀った神社のことです。
菅原道真公は幼少時から学業に優れ、和歌を詠み漢詩を作り、天才と称された優れた人物でした。
その晩年は非常に不遇なものでありましたが、「文道の大祖(学問や文学の祖)・風月の本主(漢詩や和歌に優れた人)」と広くたたえられ、現在にいたるまで学問の神様として人々の尊敬・信仰の対象となっています。
そんな学問の神様である道真公をお祀りした天満宮は全国に約1万2千社あまり現存していますが、その天満宮の総本社こそが北野天満宮なのです。
北野天満宮としてのはじまりは、平安時代中期にあたる天暦元年(947年)に、菅原道真公をお祀りする神殿が現在の地に建てられたところからと言われています。
しかしそれ以前から北野の地には帝が祈りをささげる社があり「天のエネルギーの満ちる聖地」として篤い信仰の対象となっていました。
そのような由緒正しい地にある、学問の神様をまつった神社の総本社。大学受験の合格祈願を行うのに、これほどうってつけの場所はありませんね。
ちなみに道真公のご神徳(ご利益)は学問以外にも無数にあるとされており、主なものとしては「農耕の神」「正直・至誠の神」「冤罪を晴らす神」「学問・和歌・連歌の神」「渡唐天神」「芸能の神」「厄除の神」の7つが挙げられます。
いざ『賃貸のマサキ』スタッフでお礼参り
『賃貸のマサキ』スタッフ4名が代表として、お礼参りに北野天満宮を訪れたのは4月下旬の某日。うららかな陽気と好天に恵まれとても良い日でした。
北野天満宮の見どころのひとつである花手水(はなちょうず)。
手水鉢が色とりどりの花で飾られ、訪れた人々の目と心を楽しませてくれます。
時期によってまた違った姿を見せてくれるこの花手水は、SNS映えスポットとしても人気だそうです。
社殿へと続く、色鮮やかな彫刻が施された門は「三光門」と呼ばれ、北野天満宮のシンボル的な存在として国の重要文化財に指定されています。
三光とは「日」「月」「星」を表しており、写真のように日の彫刻と月の彫刻が門の梁の間に設けられています。
では残る星はと言うと、彫刻としては目にすることができません。
かつて帝がおわした朝廷の大極殿からこの北野天満宮のほうを望むと、ちょうど北極星がこの門の上に輝くことになり、それこそが「星」だというわけです。
それゆえにこの三光門は「星欠けの三光門」とも呼ばれています。
ただしこれには諸説あり、日の彫刻と対になっているものが星の彫刻で、門の社殿側上部、二匹の兎の間に設けられている三日月型の彫刻が月の彫刻であるとされることもあります。
まずは社殿を参拝いたします。二礼二拍手一礼が参拝の基本的な作法。
北野天満宮の社殿は千年もの歴史のなかで幾度も火災にみまわれ、その度に時の朝廷や将軍家により造営・修復が繰り返されてきました。
この現在の社殿は桃山時代である慶長12年(1607年)に豊臣秀頼公によってつくられたもので、国宝に指定されている非常に貴重な建築物です。
先ほどの三光門も同じく桃山時代につくられたもの。細かく鮮やかな装飾や彫刻の施された豪奢なたたずまいが、なるほどよく似ていますね。
毎月25日には境内のライトアップが行われ、燈籠の明かりのなかで幻想的に浮かび上がる社殿の姿を楽しむことができます。
社殿への参拝を済ませ、次は納札所へ。
古いお守りやお札をお返しするところです。
合格祈願の際に賜った学業御守・勧学札・勧学守を、感謝の気持ちとともに納めてきました。
そして肝心のお礼参り。
ここでも感謝の気持ちを込めて申し込み手続きを済ませ、本殿にて奉告祭を行っていただき、おさがりとして祝合格の絵馬を賜りました。
これにて完了。
道真公、今回も受験生たちを見守ってくださりありがとうございました!
ほかにも北野天満宮は、なでると一つだけ願いが叶うと言われる「一願成就のお牛さん」や季節の花など、見どころたくさんでした。
また来年も皆さんの桜が咲くことを願って…
いかがでしたでしょうか。 今回は北野天満宮へ合格祈願のお礼参りに伺った様子をお伝えいたしました。
私たち『賃貸のマサキ』スタッフは普段、受験生の方々や学生さん、それ以外の皆さんを住まいの面からサポートすることを役割としています。
住まいのことというのは日々生きていくなかでとても大切なこと。
お客様一人ひとりとその大切なことについてお話をするなかで、皆さんの人となりや様々な思いというものが見えてきます。
「何か力になれることはないか」という気持ちでいっぱいになるのです。
サクラサク合格祈願という取り組みも、受験生の皆様へのそのような思いから生まれました。
ただ我々で「合格祈願をしておきました」というだけでなく、現役大学生の先輩方と一緒にお参りをし、受験が終わればお礼参りをして「今回もありがとうございました」と「来年の受験もどうかよろしくお願い致します」の気持ちを神様にお伝えし、次の年へと繋げます。
大学受験というのは厳しく苦しい競争ではありますが、皆さんにはぜひ望んだ道へと進み、楽しいキャンパスライフを味わっていただきたい。
それには神様への祈願だけではなく、受験生の皆さん自身のがんばりが何よりも不可欠です。
そして望んだ道へと精一杯努力した暁にこそ、必ずや学問の神様はご利益を授けてくださることでしょう。

来年もまた、大学受験に臨む皆様の桜が咲くことを『賃貸のマサキ』スタッフ一同、心より願っております。
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