【朝が苦手な人でも早起きするには?】対策や寝室環境の整え方を解説!
朝が苦手な一人暮らしの学生さん向け!早起きの方法は?熟睡するための有効な対策って?詳しく解説!
早起きが苦手だということで悩んでいる学生さんは、少なくないでしょう。
すっきり早起きができないと支度をするための時間が足りなくなってしまったり、遅刻をしてしまったりと度々困りごとが発生してしまいますよね。
この記事では、早起きが苦手な一人暮らしの学生さんを対象に早起きしやすくなるための方法や、夜の睡眠をしっかり取るための方法について、詳しく解説します。
寝る1時間前にはスマホを見ない
睡眠を促進するホルモンであるメラトニンの分泌は、光によって調整されています。
メラトニンは「朝の起床後、太陽の光を浴びること」「起床の約14~16時間後に強い光を浴びない状態にあること」
この二つの条件がそろわないと、適切に分泌されません。
メラトニンがきちんと分泌されないと、寝たい時間に眠気を感じなくなってしまいます。
現代社会では不可欠なスマートフォンですが、時間を気にせず画面を見続けていると夜も強い光を浴び続けることになり、メラトニンの分泌が妨げられます。
遅くても眠る1時間前にはスマホの使用は終え、脳を刺激しないようにしましょう。
どうしても寝る直前までスマホを使わないといけない場合は「なるべく画面を暗くする」「ナイトモードに切り替えてからにする」等を心がけましょう。
寝室の明るさや温度・湿度などを適切に保つ
夜にうまく眠ることができず朝になってから眠気が取れなくて、うとうとしてしまうこともあるでしょう。
早起きをするためにまず大切なのは、夜しっかり眠ることです。
夜の間にしっかり睡眠をとるためには、睡眠を妨げにくい環境の寝室を作ることも重要。
主に対策すべき点は「明るさ」「温度や湿度」「音」の三つです。
明るさ
強い光で脳を覚醒させないために、スマホの使用を控えること以外にも以下のような工夫がおすすめです。
・遮光カーテンを取り入れる
カーテンが薄いと外からの光が入ってきやすいため、店舗等の照明や夏の早朝の日光を感じて、起床したい時間以外に目が覚めてしまう可能性があります。
遮光カーテンを使用することで、こうした事態を防ぎやすくなります。
・間接照明を活用する
「完全に暗い環境だと怖くて眠れなくなる」という方の場合も、普段生活に使用している明かりをそのまま点けて眠るのは光が強すぎるため、おすすめできません。
弱い光を発する間接照明を使うと良いでしょう。
・アイマスクを使用する
ここまでなるべく部屋自体を暗くするための工夫を紹介してきましたが、非常用のライトが点いていたり、電化製品の待機状態のランプが点いていたりと、努力しても部屋を完全に暗くするのは難しいもの。
まぶたから入る光を遮断するために、アイマスクを使用することもおすすめの方法の一つです。
家に泊まりに来た友人などと寝るときに好む明るさが一致しない場合も、暗い環境で寝たい人がアイマスクを着用することで、どちらにもちょうど良い睡眠環境を確保することができます。
ただし、アイマスクの締め付けが強すぎたりすると、かえって眠りにくくなってしまう場合も。
自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
温度や湿度
・冷暖房を使う 室内が暑すぎたり寒すぎたりすると、安眠が妨げられます。
適切に冷暖房を使うほか、服装や寝具でも温度調節をしましょう。
・加湿器や除湿器を使う
湿度が高すぎると不快感から眠りにくくなりますし、湿度が低すぎると乾燥から皮膚にかゆみが生じて眠りにくくなることがあります。
寝室の湿度は50%程度が適切だと言われているので、それよりも高すぎたり低すぎたりする場合は加湿器・除湿機などを使って適切な湿度に調節しましょう。
音
一般的に、大きな音を鳴らすことで人を起こしている目覚まし時計。
裏を返せば、音が鳴っている状態だと人は眠りにくいということです。
なるべく静かな状態を保った寝室にできるよう、例えば以下のような工夫を取り入れることが考えられます。
・遮音カーテンを使う
近接する道路を自動車が走る音が気になる場合や、外で人が話す音が気になっている場合は、遮音カーテンを取り入れることで騒音を軽減することが可能です。
遮音カーテンで減らせる音の種類は限定的なので(重低音などの軽減は苦手分野です)、購入前に店舗でどのような騒音の対策としてカーテンを買いたいのか、相談してみると良いでしょう。
・隣人の音が気になる機会が多いときは管理会社に連絡
「近隣住民がうるさくて毎日眠りにくいが、壁や天井を伝って音が聞こえてくるので遮音カーテンでは対策できない」ということもあるかもしれません。
このような場合、自分で注意するとトラブルに発展しやすいので、なるべく管理会社等に連絡し、注意してもらうようにしましょう。
時間割の組み方や部活動・アルバイトの入れ方など、ライフスタイルを調整する
人は10代後半から夜型に移行し、 20代前半頃から年齢とともに朝方になっていくことが研究でわかっています。
10代後半から20代前半の人が多い大学生は、そもそも基本的に朝型の生活に向いてないのです。
「早起きをするために様々な工夫をしたけど、どうしても起きられない」という人は、様々な活動をもう少し遅い時間に移動することができないかを検討してみましょう。
例えば、以下のような工夫が考えられます。
・自主的に部活動の朝練を行っている人は、同じ練習を夕方以降に行うことにする
・早朝のアルバイトを行っている人は、夕方以降のアルバイトに変更してみる
・必修科目以外にも1限の授業を多く入れている人は、どうしても外せない科目以外はなるべく2限以降に入れてみる
「家から大学までがあまりにも遠く通学に時間がかかるため早起きをしなければならない」という人は、可能であれば大学の近くへの引っ越しを検討してみましょう。
経済的な理由で遠くから通っている方が多いかと思いますが、慢性的に睡眠不足を抱えて体調を崩してしまうと、学校に通えなくなってしまう可能性もあります。
また、年齢的な理由以外にも、起立性調節障害やうつ病などの疾患が朝起きにくいことの原因となっている場合もあります。
どうしても早起きできない状態が続いている場合は病院で相談してみると、原因が特定できるかもしれません。
まとめ~生活習慣を整えれば、熟睡できて早起きしやすい自分になれるかも。病気の可能性にも注意~
この記事では、早起きが苦手な一人暮らしの学生さんを対象に、早起きしやすくなるための方法や、夜の睡眠をしっかり取るための方法について、解説しました。
・寝る1時間前にはなるべくスマホを使わないように気をつけ、やむを得ず使用する場合も画面をなるべく暗くする等、刺激が強くなりすぎないよう工夫する
・寝室は「遮光カーテンなどを使い、なるべく暗くする」「温度や湿度が高すぎたり低すぎたりしないように適宜調節する」「遮音カーテンなどを使い、なるべく静かな環境を整える」ことで寝やすい場所になる
・10代後半~20代前半はそもそも基本的に早起きに向いていない体質なので、普段早朝に入れている予定を可能であれば遅い時間にずらすと良い
・疾患が原因で早起きしにくい場合もあるので、対策を行っても改善がみられない場合は病院に相談してみる
一日をスムーズに始めることができると、すっきりした気持ちになれます。
早起きが苦手で悩んでいる学生さんは、ご紹介した対策をぜひ試してみてくださいね。
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