【大学生のオール電化は高い?】電気代の目安と節約方法・選び方を解説
大学生の一人暮らしで知っておきたいオール電化の電気代と物件選び

大学進学を機に一人暮らしを始めるなら、家賃だけでなく光熱費も気になるところ。
特にオール電化の賃貸は「電気代が高そう」と感じる人もいるでしょう。
要点まとめ
大学生のオール電化は高い?
オール電化の電気代は、設備や料金プラン、使い方によって変わるため、ガス代を含めた光熱費と設備を確認して選ぶことが大切です。
1. 一人暮らしの電気代の平均は、オール電化に限定した数値ではない
2. ガス代が不要になる一方、停電やIH対応の調理器具には注意が必要
3. 冬は暖房器具の使用で電気代が高くなりやすい
4. エアコンの使い方や窓の断熱、調理の工夫で節約できる
5. 契約方法・料金プラン・給湯器・エアコン・IHコンロを確認する
実際の電気代の目安やメリット・デメリット、節約方法、物件選びのチェックポイントを紹介します。
大学生の一人暮らしの電気代の平均は?

まずは、大学生に近い年代で一人暮らしをしている人の電気代をみてみましょう。
総務省の「家計調査」には「大学生の一人暮らし」や「オール電化の賃貸」に限定したデータはありません。
そこで、34歳以下の単身世帯の平均額を参考にします。
| 時期 | 電気代 | ガス代 |
|---|---|---|
| 2025年7~9月(夏) | 3,689円 | 1,352円 |
| 2025年10~12月(秋) | 4,368円 | 1,544円 |
| 2026年1~3月(冬) | 5,523円 | 2,084円 |
| 2026年4~6月(春) | 3,520円 | 2,552円 |
※参考:総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」2025年7月~2026年6月、34歳以下の1世帯当たり1か月間の電気代・ガス代平均額を抜粋
ただし、この数字はオール電化とガス併用を区別していない全国平均です。
オール電化では給湯や調理なども電気でまかなうため、電気代はこの平均より高くなる可能性があります。
また、電気代は季節や地域、住まいの設備、電気の使い方などによっても変わります。
例えば奈良県は夏の蒸し暑さや冬の冷え込みがあり、エアコンの使用状況によって電気代が高くなることも考えられます。
ここで紹介した金額は、一人暮らしの電気代の目安として参考にしてください。
関西電力の電気料金はどう決まる?

電気料金は、電気を使った量だけで決まるわけではありません。
料金プランに応じた基本料金・最低料金、電力量料金のほか、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが含まれます。
基本料金・最低料金
料金プランに応じて設定される固定的な料金。
関西電力では、プランによって「基本料金」または「最低料金」と呼ばれます。
電力量料金
使用した電力量(kWh)に応じて決まる料金。
電気をたくさん使うほど高くなります。
燃料費調整額
発電に使う原油・LNG・石炭などの価格変動を電気料金に反映するための料金です。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーで発電した電気の買い取りにかかる費用を、電気の利用者が広く負担する制度です。
このように、毎月の電気料金は使用した電力量だけでなく、燃料価格などによっても変動します。
冬の電気代が高いのはなぜ?

前述のとおり、34歳以下の単身世帯では、2026年1~3月の電気代は月平均5,523円と、夏・秋・春より高くなっています。
特に奈良は盆地特有の気候から、夏は蒸し暑く、冬は冷え込みが厳しい地域です。
夏はエアコンを中心に冷房を使うのに対し、冬はエアコンに加えて、こたつや電気ヒーターなどの暖房器具を使う機会が増えます。
暖房器具は消費電力が大きいものも多いため、冬は電気の使用量が増え、電気代が高くなりやすいといえます。
大学生がオール電化賃貸を選ぶメリットとデメリット

オール電化には、一人暮らしの学生にとってうれしいメリットがある一方、注意したい点もあります。
オール電化賃貸のメリット
1.ガスの契約・料金が不要
オール電化では、給湯や調理も電気で行うため、ガスを使用する場合にかかる基本料金や使用料が不要です。
また、ガスの契約が必要ないため、引っ越しの際のライフラインの手続きが一つ減ることもメリットです。
2.IHだから火を使わない
オール電化の場合、ガスコンロではなく、IH調理器で調理をすることになります。
火を使わず調理できるため、火災のリスクを抑えやすいのがメリットです。
ちなみに、IH調理器の機能を使うことで調理も楽になります。
特にカップラーメンやコーヒーに使用するお湯を沸かす時、タイマー機能は空だきを防ぐので便利です。
3.ガスコンロより掃除しやすい
IHクッキングヒーターは天板がフラットなので、ガスコンロのような五徳がありません。
調理後に天板を拭きやすく、コンロまわりをきれいに保ちやすいのもメリットです。
使用後、クレンザー+硬めのスポンジでこすっておけばOK。
掃除の手間と時間が節約できるのも嬉しいポイントです。
オール電化賃貸のデメリット
1.電気を使う家電が多いと電気代が上がりやすい
オール電化では給湯や調理も電気で行うため、エアコンや電子レンジ、ドライヤーなどに加えて電気を使う設備が増えます。
電気を使う量が増えれば、その分電気代も高くなりやすくなります。
2.停電すると生活に影響が出やすい
給湯や調理も電気に頼っているため、停電するとお湯やIH調理器などが使えなくなる可能性があります。
万一に備えて、カセットコンロやカセットボンベなどを用意しておくといいでしょう。
3.IH対応の調理器具が必要
土鍋など、調理器具によってはIHに対応していないものがあります。
入居時には、IH対応の鍋やフライパンを準備しましょう。
4.物件によって設備が違う
オール電化なら必ず光熱費を抑えられるとは限りません。
給湯器の種類や設備の省エネ性能によって、電気の使用量が変わるためです。
また、タンク容量が小さい給湯設備では、お湯を多く使うと湯切れすることもあります。
入居前に給湯器の種類や容量、IHコンロの口数などを確認しておきたいところです。
オール電化の電気代を節約するには?

オール電化の電気代を抑えるには、電気使用量の多い家電の使い方を見直すことがポイントです。
1.エアコンの使い方を見直す
冷暖房は電気使用量が大きくなりやすい家電です。
設定温度を極端にするのではなく、室温や体調に合わせて無理のない範囲で調整しましょう。
また、フィルターにほこりがたまると効率が悪くなるため、定期的に掃除することも大切です。
2.窓の断熱性を高める
窓から室内の熱が逃げるのを防ぐため、断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを使ったりする方法があります。
冷暖房の効率を高めることで、電気使用量の削減につながります。
3.電気を使う時間や量を意識する
IH調理器や電子レンジ、電気ケトルなど、消費電力の大きい家電を同時に長時間使わないようにすることもポイントです。
一人暮らしでは、必要な分だけ調理する、電気ケトルで必要な量だけお湯を沸かすなど、無駄な電力を使わない工夫をしましょう。
オール電化賃貸を選ぶ際に確認したいポイント

オール電化の賃貸物件を選ぶときは、電気代だけでなく設備や契約内容も確認しましょう。
1.電気代は個別契約か
物件によっては、建物全体で電気をまとめて契約し、管理会社などが電気代を徴収している場合があります。
個別契約なのか、電力会社を自由に選べるのかを確認しましょう。
2.オール電化向け料金プランか
オール電化向けの料金プランが利用できるかも確認しておきましょう。
物件によって契約できる料金プランが異なる場合があります。
3.給湯器はエコキュートか電気温水器か
給湯器の種類によって、電気の使用量は変わります。
エコキュートは空気の熱を利用してお湯を沸かすため、省エネ性能に優れています。
物件選びでは、どのような給湯設備が設置されているか確認しましょう。
4.エアコンやIHコンロなどの設備
エアコンが省エネタイプか、IHコンロが設置されているかもチェックしておきたいポイントです。
IHコンロがなければ、自分で購入する必要があります。
オール電化という条件だけで決めず、設備の種類や状態まで確認してから選ぶと安心です。
【大学生のオール電化は高い?】まとめ

オール電化だから電気代が必ず高い・安いとは一概には言えません。
大学生の一人暮らしでは、ガス代が不要になるメリットがある一方、給湯や調理にも電気を使うため、電気の使用量には注意が必要です。
物件を選ぶ際は、電気料金だけでなく給湯器やエアコンなどの設備、料金プランも確認して、自分の生活スタイルに合った物件を選びましょう。
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