【学生生活インタビュー2025年版】奈良県立大学の在校生に聞いてみた!大学のこと・生活のこと…
現役奈良県立大学生の新入生が語る学生生活(キャンパスライフ)!
奈良県立大学に通っておられる学生さんにインタビュー。
奈良公園内を散策しながら、キャンパスライフについてあれこれ聞かせていただきました。
受験のこと・大学内のこと・一人暮らしのこと・アルバイトのことなど、貴重な「生の声」が満載です。
教えます!「憧れの志望校に合格した私の体験談」
――オープンキャンパスには行かれましたか?
オープンキャンパスは行ってないですね。成績的に「国公立ここしか行けない」ってなったので、飛び込みで受けて、受かってよかったねっていう感じです。
――奈良県立大学の志望学部はすぐに決まりましたか?
県大は1つしか学部ないので「そこ行くしかない」ってなりました。
――受験勉強はどのくらいされていましたか?
結構していました。一日10時間は毎日やっていましたね。
――塾には通われていましたか?
大手の塾行ってました。
――合格祈願には行かれましたか?
行かなかったのかな、どうかな。あんまり人多いところに行くの苦手なんで、神社も行かなかった気がします。
――親御さんが行ってくれたりはしませんでしたか?
それはありましたね。お守りとか貰って。……面接みたいで緊張しますね(笑)
――フラットにいきましょう。神社へお参りに行かれるときは、どこの神社に行かれていたんですか?
證誠(しょうせい)神社っていうところです。そこが一番近いので。
――試験日までに奈良へ来られたことはありますか?
小学校の時に一回、修学旅行でっていう感じです。
――試験当日のコンディションはいかがでしたか?
僕、試験とか模試とかあんまり緊張しないタイプで。めっちゃ気楽でしたけどね。「ノリで行こう!」みたいな感じでした。
――なるほど。でも試験当日はさすがに緊張されたんじゃないですか?
それもなかったんです。あんまり緊張しなくて。緊張感がないと良くないと思うんですけど。
――いいと思いますよ。奈良県立大学の入試に面接はありましたか?
ないですね。小論文がこの大学は入試に絶対ついてくるので、小論文の対策はむちゃくちゃやりました。
――試験が終わってからのご感想は?
小論文なんで、自分が出来てるかどうかがわかりづらいから、あんまり感想はなかったですけども。受かった時は「ええ、受かったんや!」って感じでしたね。
――「やっと終わった」みたいな感じはあったりしたんですか?
受験勉強の期間結構楽しんでやっていたので、そこまで「やっと終わった」感はなかったです。ただまあ、大学生になるっていう嬉しさはありました。
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――お部屋探しはいつ頃から始められましたか?
僕、3回生になってからお部屋を探すことになって。引っ越したのが5月ぐらいだったんですよね。お部屋探しを始めたのは4月の頭ぐらいからですかね。
――それまではご実家から通われていたんですか? 兵庫でしたよね。
そうです。片道1時間半とか2時間とか。大学の近くで「ご飯行こう」ってなっても遅い時間まで居られないんで、結構つらくて。それが今は出来てるのが嬉しいです。
――お部屋を探す時はネットの情報を見たりされたんですか?
下宿してる友達が『賃貸のマサキ』で借りてたんで、「ここにしよう」って思って。『賃貸のマサキ』さんのホームページで色々「あ、こういう家あるんか」みたいな感じで見てはいました。
――ホームページをご覧いただいて、気になって来店予約してって感じですね。ありがとうございます。お部屋探しで重視された条件を聞かせてください。
家賃は3万〜4万ぐらいで抑えたいなっていうのがあったんで、それですかね第一は。狭くてもまあ住めたらいいやって、だいぶ家賃の比重はでかかったです。あとは本当にこだわりがなくて、トイレとお風呂一緒でもいいやとか、日当たりが悪くてもコインランドリーあるしいいかとか思って。でも友達を呼ぶ機会が増えると思ったので「友達を呼びやすい家で」って要望を言いました。そしたらスタッフの方が調べてくれて。
――こだわりがないとのことですが、お部屋の設備について「これが絶対ついてるほうがいい」っていうのも特になかったですか?
ないですね。
――わかりました。お部屋を探すにあたって、親御さんからのアドバイスはありましたか?
好きに決めていいって言われてたんですけど、家賃だけこうしなさいと言われていたって感じですかね。
――実際に内見は行かれましたか? 何件くらい見られましたか?
3件内見に行って結構すぐ決まったって感じです。一番よかったなって思うところに決めました。
――『賃貸のマサキ』スタッフがご案内させていただいた感想はいかがでしたか?
めっちゃ漫才みたいな感じでやってて。家の話より色々聞き出したいなって、人生とか……(笑)すごい楽しく内見しましたね。
――何か印象に残っているスタッフとの話はありますか?
営業のスタンスみたいなのを。やっぱり色んなお客さん居るんで、途中でお部屋探しをやめてしまう人もいるけど、「去るもの追わず」みたいなスタンスでいたら自然体で居られていい営業が出来るようになったみたいな。そういう感じの話をしていて「すごいな」って思いました。
――なるほど。今のお部屋に決められたきっかけは何でした?
直感で「いい感じやな」って思ったので決めたんですけど。近くにスーパーめっちゃあるんですよ。スーパーとかコンビニとかで買い物がしやすいっていうのは結構でかかったかもしれないですね。
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――今のお部屋に引っ越してから気になったことはありますか?
僕、結構常に歌ってるんで。隣のお部屋の人の迷惑になってないかなって(笑)自分が発してる音がどれだけなのかっていうのは気になりますね。 騒音になっていないか気になるのはそれとか、友達を呼んだ時ですかね。結構頻繁に呼んでるので。あと自炊を結構するんで食材を切るときにどこで切ったらいいんやろっていう、スペースの問題は結構あったんですけど、解消はしました。自分で机みたいなのを買って工夫してやって。最初はスペースが狭かったので戸惑いはしました。
――周辺環境でこれがあったほうがいい、みたいなものはありますか?
薬局(ドラッグストア)が近いほうがめちゃくちゃ便利です。僕の家の近くは24時間営業のウエルシアがあるので、困った時とかすぐ歩いて行けます。
――使っていて便利だと思う家具や家電・生活雑貨はありますか?
どうだろう。めっちゃ個人的なことですけど、冷え性なんですよね。5月に入居した時にまだ寒さを感じて、すぐに防寒用のカーペットみたいなのを買いました。夏でも常に寒さを感じるタイプで、カーペットとかは無いと生きていけないです。
――逆に、買ったけどあんまり使っていないものはありますか?
ええ、なんだろう。だいぶミニマリストなんですよ。ほんとに必要最低限でやってるんで……無い、ですね。
――一人暮らしをして最も苦労されたことは何ですか?
洗濯ですね。あんまり朝早すぎる時間とか遅い時間に洗濯機も回せないし、あとは日当たり考えて干さないといけないし、洗濯物が溜まってるのに気づかずに放置してしまうとかありますし。洗濯は一番ネックですね。
――お料理などは大丈夫なんですか?
ああ、好きなんで料理は全然。
――じゃあよくスーパーなどで食材を買われるんですね。毎日必要な分だけ買うのか、それとも1週間分まとめて買うのか、どうされていますか?
まとめて1週間分のやつを買ってっていう感じですね。無くなったら買いに行く、みたいな。
――あらかじめ献立は決めておられるんですか?
献立はあんまり決めてないですけど、大体こう、玉ねぎと……みたいな定番の食材を買い溜めておく。あったらまあ何とかなるやろっていう感じで。あんまりこだわってやるっていうのでもなく、ですね。
――ご自身の得意料理ランキング上位は何ですか?
僕、麻婆豆腐がめっちゃ好きで、ずっと麻婆豆腐食べてた時期がありますね。麻婆豆腐が1位で、2位が……僕けっこう中華好きなんで、チャーハン。食材が無かったら卵とご飯だけでチャーハンを作る、みたいな。
――最近はまっておられる自炊メニューはありますか?
フライパン1つでパスタ作るっていうのは。食材をまず炒めて、それから水入れて、パスタも入れてってやったら、別のところでパスタを茹でなくてもいいじゃないですか。めっちゃ楽なんですよ。で、美味しい。パスタは安いですし。
――夏休みなど長期休暇の時も自炊されていますか?
ずっとやってましたね。楽しかったです。
――長期休暇の間、ご実家に帰ったり遊びに行ったりはされましたか?
実家はまったく帰ってないですね。遊びにめっちゃ行ってたんで実家帰る暇がないみたいな感じでした。
――結構遠出もされたんですか?
遠出というか、グランピングをしました。県外の山のほうでバーベキューとか自分たちでやったり。
――運転免許は取得されましたか? まだの場合、取る予定はありますか?
取ってなくて。取得したいですね。 大学卒業するまでには取りたいなと思ってますけど、お金と時間がだいぶ削られる気がするんで、今できるかっていうと目処があんまり立たないです。
――ご実家とはどのくらいの頻度で連絡をとっておられますか?
全く連絡取ってないです……。全然ですもうほんとに、あるとしても3ヶ月に1回とかぐらいです。お金が足りない時に1回親に電話して「こんな時だけ掛けてくるな!」って言われました。それはそうですよね。
――アルバイトはされていますか?
してます。観光案内系のバイトをしていて。見かけられたことあるかもしれないんですけど、バス停の前でマイクで外国の方に案内するみたいなのをやってます。
――英語などを喋って案内するんですか?
そうです。「どこから来たの?」みたいなのを喋るの楽しいです。
――英語以外の言語で喋ったりもされるんでしょうか。
やってたら一部の中国語とかも喋れるようになりました。勉強もしますね。
――どうしてそのアルバイトをしようと思ったんですか?
大学に奈良交通の人が来て「こういうバイト始まるんで」みたいな感じで言われたんで、じゃあやってみようかと。そういうバイトなかなかないんで。
――それ以外でやってみたいアルバイトはありますか?
元々薬局で働いてたんで、薬局はもう1回やりたいなと思ってるんですけど。飲食はまだ全然経験してないので、大変そうですけどやってみたい感はありますね。中華料理屋さんの厨房で(笑)
――月々このぐらいアルバイト代を稼ぎたいという目標はありますか?
目標はまあ基本8万円〜9万円ぐらいいったらいいかなと思って。それぐらい全然いけてるんで、いいと思います。観光案内のアルバイトは時給が結構高いので、そんなに入らなくてもそれぐらい行くって感じなんで。
――親御さんからの仕送りはありますか? お金以外にも、ご実家から何か送られてきたりはあるでしょうか。
お金は結構支援してもらってるんですけど、物が送られてくることはあんまりないですね。
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――大学までの通学はどうやってされていますか?
歩きです。歩くのは結構好きなんで全然苦じゃないです。10分〜15分ぐらい歩いたらもう大学に着く。別にそんなにかからないんで。
――自転車は必要ありますか?
必要ないかなって感じです。
――大学に入って一番大変だったことは何ですか?
やっぱり高校とかだと先生の目があって、強制的に小テストとか、起きるのも遅刻したらあかんとか、厳しいから守れてたけど、大学は自己責任じゃないですか全部。別に起きなくてもなにも言われないし、課題提出しなくても何も言われなかったりで。自分でそこを乗りこえるじゃないですけど、責任持ってやるっていうのはだいぶギャップありますね、高校と違って。結構大変だと思います。
――最初はあんまり慣れなかったですか。
慣れなかったです、だいぶ。普通にさぼったりして……。今は慣れてきましたね。
――1限は何時から始まりますか?
9時ですね。
――9時から何分間授業があるんですか?
90分なので10時半までです。授業の間に10分休憩があってって感じです。
――最終の授業は何時スタートですか?
5時間目だと16時20分にスタートですね。で、17時50分に終わります。
――大学ではパソコンは必須ですか?
絶対あったほうがいいです。うちの学校はレポートとか多いんで、パソコンは必須だと思います。大体持ち歩いていますね。
――じゃあ授業中は皆さんパソコンであったりタブレットであったりを持って授業されているんですね。
はい。それで板書してる人もいますし。というかそのほうが多いですね。ノートに書いたりとかって人は少ないです。
――プリンターは必要ですか?
そこまで要らないと思います。大学で無料で印刷が出来るので。印刷するデータを入れておくUSBとかあれば全然いいと思います。
――授業で課題はどのくらい出ますか?
期末にでかいレポートがあってあとは出席点だけみたいな授業もありますし、毎回授業の最後にコメントを提出してっていう感じの授業もあります。
――学食を利用されることはありますか? 自炊したものを家から持って行ったりなどされているんでしょうか。
基本、昼は食堂で済ますことが多いですね。食堂にお金を落とすっていう行為に走ってます。
――学食でお好きなメニューは?
サーモン丼、出るんですよたまに。美味しいです。海鮮のときはテンション上がります。
――大学生活でこれからやってみたい事はありますか?
もう3回生なんで。今やってることは結構ありますけど、これからやろうっていうのは……。
――今は何をやられているんですか?
執行委員会って言って。学校で卒業パーティーとか大きいイベントあるじゃないですか。それを企画したり運営したりっていうのやってるんで、それで結構忙しい。東大寺とか「ならまち」の付近で謎解きを作ろうって、冊子を作って学校の人に解いてもらってっていう企画をやったりとかもしていますね。あと結構サークルに入ってて、アカペラサークルやってたり。あと農業部っていう農業のボランティアを土日は結構。ここから車で15分ぐらい行ったところに畑の多い地区があって、そこでボランティアやったりとか、そこの中学・高校生たちとイベント企画考えたりとかしてます。だいぶやってることは多いですね。
――じゃあ新たに「これ気になるな」とかっていうのは……。
もうキャパオーバーです、これ以上は(笑)
――奈良県立大学はご自身が思い描いておられた通りの大学でしたか? 想像していた学校生活と違ったことはありますか?
僕らの大学は結構少人数でやっているので、人との距離感が近くなるっていうか。キャンパス内を歩いていたら全員友達みたいな感じでやれてるんで。僕は結構人間関係とか、やっていけるかなって不安はあったんですけど、それは全然よかったなと。人数少ない分みんな仲良くやっている感じで、思い描いた通りです。
本音を聞かせて!「奈良と地元の違いとは?」
――まとめに入りましょう。奈良の魅力はどんなところだと思いますか?
お寺とか神社とか結構あるんで、やっぱり空気感というか、なんか違うなっていうのは感じますね。実家へ帰ったあとに奈良へ来ると「なんか全然雰囲気が違うな」と思いますね。落ち着く雰囲気だなっていうのを感じます。
――地元の、神戸のほうがもっとがやがやした感じですか?
そうですね。それはあります。
――じゃあ奈良で一人暮らしを始めて「全然違う」みたいな感じですか。
全然違いますね。全然よかったです、奈良。雰囲気好きなんで、よかったです。
――奈良へ来られてびっくりされたことは何かありますか?
お店が早く閉まるっていうのが。みんなでご飯行こうってなっても、開いているお店がなくて大体サイゼリヤか鳥貴族かで。それが一番びっくりしました。
――兵庫のほうはもっと遅くまでお店が開いているんですか?
結構遅いですよ。日またいでるところもありますし。
――来年の受験生に、受験のことや新生活のことで伝えたいアドバイスはありますか?
一人暮らしして1限目に行くってなると、だいぶ自分のマインドを持っていかないといけないんで、友達と協力してやるとか、そういうのは要りますね絶対。
――友達と起こしあったり、ですか?
そうですね。そこで繋がりが増えたりもしますし、いいと思うんですけど。
――受験についてのアドバイスはありますか?
毎日絶対ひとつは小論文の過去問を解いて、誰かに見てもらうっていうのをやったほうがいいですね。それで慣れて、そしたら試験の時も全然臆することなくできるっていうのはあります。あとは甘いものを常に……僕はブドウ糖タブレットを常に持ち歩いてましたんで、それは結構良かったです。
――最後に一人暮らしをするにあたってのアドバイスはありますか?
最初に自分のこだわりを持って不動産会社に行ったほうが、すぐ調べてくださいますし、すんなり行くかなと思うので。「ここだけは」みたいなところ条件をピックアップして紙に書き出したりしておいて、ちゃんとそれを伝えたら、素晴らしいスタッフさんが居られるので。希望を明確化して提示するっていうのは大事かなと思います。あとは住めば都なんで(笑)あんまりめちゃくちゃ理想をあれもこれもってやってると一生決まらないと思うので、一回内見に行ったりとかしてみるのが大事かもしれないです。
――どの時期から探したほうがいい、というのはありますか?
早めがいいと思いますけどね。絶対早いほうが。僕は5月だったんので全然余裕でしたけど。
――ありがとうございました。
奈良県立大学の在校生へのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
自炊に観光案内のアルバイト、それから委員会活動やサークル活動……様々なことにトライされて充実の学生生活を送られているのが伝わってくるお話でしたね。
観光地であったり農地であったり、様々な側面をもつ奈良だからこそ出来る体験もあれこれあるようです。 大学は学生さん同士の距離感が近い特色があるようで、人との交流を深めて輪を広げていきたい方にとって恵まれた環境かもしれませんね。
今回の記事が奈良県立大学を目指す受験生の方々の参考になれば幸いです。
インタビューご協力いただき本当にありがとうございました!
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