現役奈良県立大学生の新入生が語る学生生活(キャンパスライフ)!
現役の学生さんにキャンパスライフや受験の時のこと、お部屋探しの体験についてインタビューさせていただいています。
今回お話をお伺いしたのは奈良県立大学1回生のCさん。
北海道から奈良県立大学を受験し、奈良で一人暮らしをされています。
▶
奈良県立大学キャンパスNAVI
「勉強の取り組み」大学受験エピソード。
――奈良県立大学のオープンキャンパスに行きましたか?
Cさん:1回も行ってないです。
――奈良県立大学への受験を決めたきっかけは何ですか?
Cさん:共通テストが終わったときに思った点数が取れなかったので、そこから自分のやりたいことと、取った点数で行ける大学を探したときに奈良県立大学がありました。
――奈良県立大学の志望する学部はすぐに決まりましたか?
Cさん:結構まちづくりに興味があったので、すぐに決まりました。
――1日の勉強はどのくらいしていましたか?また勉強しない日はどのくらいありましたか?
Cさん:自分は高校時代に吹奏楽部だったので、9月ぐらいまでは1日中吹奏楽をやっていたのですが、部活が終わってからは1日に8時間前後勉強をしていました。勉強していない日はほとんどありませんでした。
――塾には行ってましたか?
Cさん:塾は行ってなかったです。高校で先生が受験勉強も教えてくれる感じでした。
――合格祈願などは行きましたか?
Cさん:行ってないです。そんな時間があったら勉強、という感じでした。
――試験日までに奈良に来たことはありますか?
Cさん:中学と高校で1日ずつ、修学旅行で来たことがあります。その時は奈良、京都、大阪でユニバ、っていう行程できました
――試験当日はどんな体調・気持ちでしたか?
Cさん:共通テストはかなり緊張しました。まぁお腹痛いとかはなかったんでその程度でしたけど。奈良の大学の本試験のほうは共通テストの方で余裕があったので、軽くいけました。
――試験会場の雰囲気はどうでしたか?
Cさん:共通テストのほうは周りみんな同じ高校の子だったので、ゆるい感じだったんですけど、二次試験で大学の方で受けた試験はまぁまぁ周りの緊張がありました。知らない人ばっかりだったので、重たい雰囲気はありました。
――試験が終わってからの感想は?入試は手ごたえはありましたか?
Cさん:共通テストの方がうまくいかなかったと言う感じがありましたが、本番のほうは予想していたのと同じような感じでそんなに難しくはありませんでした。
お部屋探しはポイントを譲らないのが重要!?
――お部屋探しはいつから始めましたか?
Cさん:共通テストが終わってからです。1月の14・15日が共通テストでしたが、その後に奈良県立大学を受験することが決まったので、1月の終わりぐらいにマサキさんに連絡して、お部屋探しを始めました。
――お部屋探しの際には事前に予約は入れましたか?
Cさん:しました。
――予算はどのくらいで探していましたか?また実際に住んだ家賃はいくらですか?
Cさん:前金とか礼金とかはなるべくマサキさんで半額か0円になるようなところで、家賃は3万円から4万円前後で探しました。現在お部屋にかかっているコストは水道や管理費なども含めて4万円前後ぐらいです。
――予算はどのくらいで探していましたか?
Cさん:前金とか礼金とかはなるべくマサキさんで半額か0円になるようなところで、家賃は3万円から4万円前後で探しました。
――お部屋を探すとき、部屋の向き(日当たり)を気にしましたか?
Cさん:なるべく日当たりがいいお部屋を考えたんですけど、日が入りすぎても暑くなるのでほど良い南向きのところを探して見つけていただきました。
――コンロはIH派orガス派?
Cさん:火が見えてないと怖いのでガス派でしたが、今住んでるところはIHです。今はIHのほうが楽たと思ってます。
――実際にお部屋は見ましたか?また何件くらいお部屋を見学しましたか?
Cさん:住む部屋ではなかったんですけど、前に住んでいた方がまだ退去されてなかったので同じスタイルの部屋を見せてもらいました。 見せてもらったのは1カ所だけです。 部屋はもともと事前予約でここかなぁと決めていました。実際見せてもらってここで問題ないと思って決めました。
――お部屋を案内してもらった感想はありますか?
Cさん:案内は奈良女子大学の4回生の方(※弊社の学生アルバイトです)にしてもらいました。 大学生の同世代の方がどんなことを気にしているのか聞くことができたので良かったと思います。バイトのことなども話が聞けたことや、実際の学生の方に案内してもらったのがすごく良かったと思います。
――今のお部屋に決めたきっかけはありますか?
Cさん:3階以上のお部屋で、できるだけ虫が出ないところ、学校からなるべく近いところという条件に合っていたからです。希望通りのところを見つけてもらえました。
――実際に住んだ家賃はいくらですか?
Cさん:水道や管理費なども含めて4万円前後ぐらいです。
――探していた時の譲れない条件はありましたか?また実際に住んだ条件はどうでしたか?
Cさん:最低3階以上の物件で、鉄筋コンクリートの建物でなるべく音も聞こえにくいところを考えていました。 実際住んでみて騒音も気になるところがなく、虫も出ないので今のところは万々歳です。
アルバイト選びは人間関係に気を付ける!?
――アルバイトはしていますか?
Cさん:アルバイトは居酒屋でさせていただいてます。もともと単発で何か所かアルバイトをしたんですが、(バイト先での)人間関係を作ることが大事だと思ったので、顔見知りの居酒屋で仲良くさせていただいてます。
――アルバイトを選ぶ際に気を付けることはありますか?
Cさん:働いていて人間関係がストレスにならないことが大事だと思います。友達から話を聞いてたら、シフトが希望通り全然行かなかったりということがあるそうです。あるバイト先ではどんどん人が辞めていくので人手不足になって、フルでシフトを入れられて、気づけば週5で入っていたため扶養がはずれるって言うトラブルもあったらしいです。アルバイト先にはその辺の意思疎通がちゃんとできるところを選んだほうがいいと思います。
――やってみたいアルバイトはありますか?
Cさん:ゲームセンターとかは働きやすそうかなぁと思ってます。お客さんと接点が少ない方が気持ちよく働けるかなぁと。
――親からの仕送りはありますか?仕送りがある場合はいくらぐらいですか?
Cさん:仕送りしてもらっています。月によってちょっと変わりますが、10万円前後。
実際に体験して分かった大学の過ごし方とは?
――新生活を始めてどのようなことが気になりましたか?
Cさん:最初のやる気はなかなかずっと続かないことです。
――周辺環境でこれがあった方がいい、みたいなことはありますか?
Cさん:遅くまで開いてるスーパーやコンビニがあったほうがいい。今だったらすぐにローソンがあったり、パケットが22時まで開いてるので、けっこう友達と遊んだ帰りに開いてるので助かります。
――あると便利な家具や家電、生活雑貨はありますか?
Cさん:電気ケトルはカップラーメンをたくさん食べるので助かります。 今自分はテレビの代わりにプロジェクターを置いていて、機械を映せる白い大きい壁があればテレビがなくてもいける。テレビは場所を取るので持ってないです。テレビ放送もなんだかんだTverなどで後から配信されたりしているので特に必要ないかなと。今の大学生は映画やアニメ、ドラマ見るんであればNetflix使ってたりしています。 大阪や兵庫から通ってる友達で、1時間目と5時間目の授業の場合、授業までの間が開くので、その間自分の家で映画を見たりしている。電気代もテレビより安い。
――逆に買ったけどあまり使わなかった家具や家電はありますか?
Cさん:正直あんまり掃除機使ってない。コロコロでたいていいけてる。掃除機かける頻度はあまり高くない。友達でルンバ買った人がいるんですけど、結局床に物を置いてたら使えないので意味がないと話していました。後、調理器具は包丁とレンジがあれば何とかなります。調理器具や調味料はいろいろ買ってもあまり使わない。
――奈良県立大学までの通学方法はなんですか?
Cさん:自転車か徒歩です。基本徒歩かな。歩いても10分ちょっとで行けるので。
――自転車は必要ありますか?
Cさん:友達と出かけるときには使うかなぁ。ちょっと遠くのスーパーに出かける時は自転車が必要かも。でも、なくてもそんなに困ることはないかもしれません。
――新学期が始まって一番大変だったことは何かありますか?
Cさん:履修登録と言う制度が高校まではなかったので、よくわからずめんどくさいというか難しいと思いました。自分で授業数の調節もしないといけないし、1時間目と5時間目に入れたりした場合、遠くから来てる人は間があいてしまったり、昼間どっかに行ったりしないといけない。
――大学生活でやってみたい事や、やりたい事はありますか?
Cさん:大学でまちづくりについて勉強したいと思ってたので、県での企画や学校での企画でまちづくり経験をさせていただけるようなのがあればやってみたいです。
――思い描いていた学校ですか?想像していた学校生活と違ったことはありますか?
Cさん:大学の授業は高校とレベルが変わらないのもあれば、難しくてついていけないのもあって、思っていた以上に、大学の授業のレベルはばらつきがあると思いました。
――どこのスーパーでよく買い物しますか?
遅い時間だったらパケットだったり、餅飯殿のオーケーだったり、後は市役所の川沿いにある業務スーパー、JR奈良駅の裏の方にあるサンディです。サンディはマジで安いです。まとめて買うなら業務スーパーですね。毎日買いに行くのはめんどくさいので(笑)。
――自炊はしますか?
Cさん:します。どっか出かけてた帰りに友達に誘われたら食事に行くこともありますが、基本は自炊です。
――学食は利用されたことはありますか?
Cさん:学食は利用しますが、メニューが3種類(野菜関連と肉関連)とサイドメニューぐらいしかないし思っているより安くもないのであまり使わない。
――学食のオススメメニューはありますか?
Cさん:唐揚げ定食。たまにサーモン丼が出ることがあります。でも500円ぐらいするから、学食としては安くないと思う。これなら近鉄奈良まで歩いていってラーメン屋さんでラーメン食べようと思うことも。
下宿して感じた「地元 and 奈良」の違い!
――奈良の魅力はどんな所ですか?
Cさん:世界遺産とか歴史がある。海外から見ても人が来てくれるところだと思う。歴史はすぐに作れるものではないので、これらを生かして何かをしたいと思う。
――奈良に来て初めて気づいた事や、地元との違いはありますか?
Cさん:気温がちょっと違いすぎて…。北海道は地域にもよるが25℃ぐらいのところもあります。こないだ帰ったら北海道は18℃で風邪ひきました。朝方は今の時期ならもう1ケタ見えてくる。北海道に帰ったら、長袖を重ね着にしている人が普通にいますが、自分は半袖短パンだったので目立ちました(笑)10月の終わりには雪が降り始めて、ゴールデンウィークまでスキーシーズンです。
――新生活で楽しいこと、大変だったこと、苦労していることはありますか?
Cさん:一人暮らしするってことは家事も含めてなんでもしなければならないこと。たまにためてしまい、家族のありがたさがわかります。 奈良で気づいたことは、観光地エリアは夜が早いので、昼は奈良で観光して夜は大阪に出るパターンが多く、夜はこちらであまり観光できないという点で、奈良は今、観光で苦労してると言うことがわかりました。また、宿泊で人気のところが奈良ホテルぐらいしかないというところをなんとかしたいなと思いました。
――来年の受験生に受験のことや新生活のことなどで伝えたい事はありますか?
Cさん:受験はそんなに気にしなくても。時箏問題に触れておけば、ある程度何とかなります。 大学はやる気のある学生とない学生がいる。自分がどう大学生活を送りたいのが決めてから来ないと流されてしまう人も結構いるかなと思うので、しっかり自分を持って欲しいと思います。
――最後に一人暮らしをするにあたってのアドバイスはありますか?
Cさん:サークルに入ると先輩ができるので、仲良くなるといい。授業のこととかいろいろ聞けます。授業によっても単位の取りやすい取りにくいがあるので。楽すると言うわけでは無いけど、うまく立ち回れるようにするといいと思う。 1人でいても誰にも声かけてもらえないので、自分から動くこと。とりあえず大学サークルに入って、大学の環境に慣れていくようにしないと孤立してしまって学校に来なくなってしまう子もいる。 自分は高校までスポーツはやってなかったのですが、大学行くなら何でもいいから、とりあえず運動しようと思って野球とバトミントンに入ってソフトボール入って…といろいろ挑戦してみました。そのうちに企画などに関わっている先輩と出会えて世界が広がって、頑張る側にまざれるようになったかなぁ。サークルは未経験でも全然オッケー。ただし中には飲みサーみたいなのもあるので、サークルを選ぶ際には気をつけたいところです。
奈良県立大学に通っておられる学生さんへのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
北海道から奈良に来て、学業とサークルやアルバイトなど、忙しくも充実した毎日を過ごしているとのこと。
そしてCさんからは、自身の経験に加え、友達から聞いた話も含めて、アルバイトの選び方やサークルの選び方、大学生活で孤立しないためにどうしたらいいかなど、多くのアドバイスをいただきました。このアドバイスは奈良県立大学を受験される方だけでなく、これから大学生になる皆さんにぜひ聴いていただきたいアドバイスでもあります。
これから奈良県立大学を受験し、大学周辺で一人暮らしを始めようとお考えの受験生の皆さんの参考になれば幸いです。
▶
奈良県立大学キャンパスNAVI