奈良先端科学技術大学院大学生へインタビュー!一人暮らしの費用や下宿探しのコツ
奈良先端科学技術大学院大学生へインタビュー!一人暮らしの費用や下宿探しのコツ
奈良先端科学技術大学院大学(以下奈良先端大学)に在学中の学生さんに、現在の学生生活についてお聞きしました!
実際に奈良先端大学に通うために下宿生活を送っている先輩たちの生の声は、これから一人暮らしを始めようとお考えの皆さんの参考になると思います。
今回は奈良先端大学にご入学された学生さんにご協力をいただき、学生生活についてお伺いしました。
【ご協力いただいた先輩】
柳井さん(奈良先端科学技術大学院大学)
※大学院大学とは? 大学院を中心とする大学のことで、大学における学部を設置せず、研究科もしくは専攻科を設置している研究機関です。 インタビューの中でも、大学とは違う大学院大学の学生生活ならではのお話がいくつか出てきます。
お買い物は便利に下宿先周辺で!自炊生活は定番のあのメニューが登場!?
ーーお買い物やひとりでよく利用するお店は?
柳井:スーパーオークワによく行きます。あとニトリの近くの業務スーパーやいそかわですね。 あまり遠くへは行かないです。
基本的に夜まで研究室にいることが多いので、精華町のラ・ムーの中にまるかめ製麺やマクドがあるのでそこをよく利用しています。研究室の近くにあるので気分転換のような感じで行ってます。
――自炊は?よく作る(得意?)お料理を教えてください!
柳井:最近はよく自炊をするようになりました。それまではスーパーのお弁当をよく食べていました。
作る料理は、じゃがいもをふかしたものと肉野菜炒めです。じゃがいもは水でぬらしてラップでくるんで電子レンジで3分ぐらいチンします。野菜炒めはいろんな調味料を変えてみてバリエーションをつけています。
――(ほかのインタビューで聴いてみても)野菜炒め率高いですね(笑)
ちょっとした食事は地元奈良で!たまに気分転換で大阪や京都まで行きます!
――みんなで食事に行ったりするお店はどこですか?
柳井:学園前か生駒にある鳥貴族や、大和西大寺方面に行きます。たまに大阪まで出て行ったりとかしますね!大学の近くには飲食ができるところがないので少し不便です。
――奈良で誰かにおススメされて行ってみたところってありますか?
柳井:新大宮のつけ麺屋さんで「龍」に行ってみたらおいしかった。あとは富雄にラーメン屋が多いらしく、そこへ行ってみました。三つ葉とか・・・
――授業がないときや勉学の息抜き行くところはどこへ行きますか。
柳井:あんまり・・・。ただ行くとしたら近鉄電車で大阪に行ったり、京都まで車で行ったりですかね~。 意外と奈良ではあんまり・・・。
キャンパスライフを充実してスキルアップを目指します!
ーーアルバイトはされていますか?
柳井:アルバイトはしていません。研究の都合などであまりできる状況ではないので。大学側もアルバイトは推奨していないようです。現在生計は奨学金と、会社員時代にためた貯金を切り崩しているのと、親の支援でやっています。
それでも学部時代のアルバイトを引き続きやっている人も少なからずいるようです。そのためか、大学院に来るために奈良に来た人はあまりバイトはしていないですね。
ですが、ティーチングアシスタントという、授業のアシスタントをすると若干だが給料が出るという制度が大学にあり、そちらを推奨されています(2年目より)。
体験した奈良先端科学技術大学院大学の学生生活について教えてください!
ーー入学を決めた理由は?
柳井:大学を出て社会で働いていて、将来を見据えた結果、別分野で行こうと思ってこの道を選びました。
ーー学校出たらどこへ就職される方が多いのですか?
柳井:IT系やメーカーの研究職、SE、プログラマーなどが多いですね。
ーー大学に入って良かったこと
柳井:研究がしたくてこの大学に入学したのですが、周りの学生のレベルが高いので刺激が多く学びがいがあります。学べる環境が整っているという感じ。
周りの人達は知識が多かったり、自分はいったん社会に出てブランクがあるけど他の人達はこのような研究を5~6年やっているのですごい。個人個人研究テーマを持っていて、それぞれ専門が違うのでわからないことがあれば、その分野に近いことをやっている人に教えてもらえる。
ーー入学前と入学後で大学の印象は変わりましたか。
柳井:理系の人に対するイメージは変わりました。自分はもともと文系で、理系の人に関わったことがなかったのですが、意外とみんな英語できるししゃべれるし、いわゆるステレオタイプ的な理系の人はいなかったですね。
ーー大学のめずらしい学食メニューはありますか。
柳井:マレーシアやインドネシアなどのイスラム圏の国から来られた留学生が多いのでハラール対応(豚肉エキス不使用、みりんやしょうゆ禁忌などのイスラム教徒向けの食事)メニューがあります。 学内でもターバン巻いた女子学生とかたまに見かけますよ。ちなみに学内のコンビニにもハラール食のコーナーがあります。
コスパも味も抜群!?学食のおすすめは個人的に親子丼!
ーー学食のオススメを教えてください。
柳井:自分はいつも親子丼(310円)しか食べないので・・・(笑)みんな食べているのは日替わり定食が多いですね。あとはうどん、そばは安いです。250円ぐらいで食べることができます。 学食の営業はずっと朝は10時~夜8時ぐらいまで開いているので利用します。
とはいえ、学校に残る時間は閉店時間よりも長くて22時ぐらいまで。学校にいる時間が長いので食事は基本的には学校ですませていました。なので最初は冷蔵庫さえも買っていませんでした。
ーーオススメのサークルなどはありますか?何かサークルに入る予定は?
柳井:なんかあるみたいですけど(笑)HPやツイッターもないしわかりません。テニスとフットサル、バドミントン、ジャグリングのサークルがあるらしいとは聞いているけど、入っている人が少ないよう。
基本研究が中心のところなので、他の大学によくあるような感じのサークル活動はないと思っていただいたほうがいいかも。
後輩たちへ伝えたい!先輩が語る上手なお部屋探しのテクニック!
ーー入学前どのような条件(優先順位)でお部屋を探し始めましたか。
柳井:1.大学と研究所からの距離。2.家賃。3.駐車場があること、ですね。 今は車で通学しています。たまに自転車も使いますけど。 研究室は大学とは別のところにあって、そこまでの道は平坦なので自転車でもいけるんです。 車、電動自転車やバイクで通学する学生はけっこう多いです。電車・バスを使う学生は少ない。駅から遠いからだと思います。
ーー今のお部屋に決めた決め手はなんでしたか?
柳井:さっきの質問と一緒(笑)なんといっても研究所からの距離が決め手でした。買い物も押熊までいけばできるし、立地的にはよかったのでというのも理由です。
―――実は富雄駅周辺で探す学生もけっこういます。大学周辺には物件が少ないので、富雄駅のほうまで範囲を伸ばして探される方も多いです。が、近大農学部の学生も富雄駅周辺で探す傾向があるのでそっちに取られる傾向もありますね。
奈良先端大学で下宿している学生は多いと思います。寮もあるけど全員が入れるわけではないし、寮の環境もイマイチ(笑)なんです。4畳半程度の広さでで狭いし、ベッドと椅子以外居場所がなく、床にも座れないという感じです。
ーー入学してすぐ引っ越し先を探す方もいらっしゃいますね。
ーー今住んでいるお部屋の気に入っているポイントを教えてください
柳井:まず場所がいい。あとけっこう広い(8~9畳)。家にいても苦にならない広さでよかったです。あと遮音性がちゃんとしててよかったです。ミーティングで大きい声でしゃべっても迷惑にならずにすみますので。
ーー友達の家でこれがあって使いやすかった設備はありますか?
柳井:登美ヶ丘のURに住んでいる友達の家に1回お邪魔しました。広いけど設計が古くて頭が当たりそうになったりエレベーターがないとか
ーー大学からは登美ヶ丘のURをあっせんされることが多いみたいですね。
柳井:友達の家に行って感じたのは・・・2部屋あればよかったなぁ。研究する部屋と寝る部屋と分けられたらよかった。あと、バストイレ別がよかったですね。それだとウォシュレットもついたかなぁ。
ーー教えてください!「賃貸のマサキ」を選んだ理由!!
柳井:午前中に別の不動産会社に行っていたのですが・・・。賃貸のマサキさんは無料送迎でアパートから研究所まで車で送ってもらえたり、奈良先端科学技術大学大学院の新生活応援店で安心感があり、対応もよかったです。助かりました。
ーー先輩として未来の後輩に物件を探す際のアドバイスはありますか。
柳井:大学や研究所からの距離はできれば近いほうがいいと思います。道中暗く、たまに歩行者がいるとヒヤっとするので、明るいところ、近いところがいいかも。あとお部屋は広いほうがいい。在宅になると広いほうが快適です。それからネットが光対応だったのもありがたかったです。
一人暮らしに関する質問ももう少しさせていただきました。
教えてください!奈良に来て実際に一人暮らしを始めて分かったことを!
ーー一人暮らしで大変なことは
柳井:ひとりぐらし歴6年ですが、料理はめんどくさいです。
ーー授業の様子は
柳井:今はプログラミングの研究をしています。作りたいプログラムがあるけど、それにはどうしたらいいのかを調べて作ってみるなどしてすすめています。 研究においてはコロナの影響はあまりなかった。場所が変わっただけですが、でも勉強するなら自宅よりは設備が整っている研究所のほうがいいですね(笑)
――ありがとうございました。
奈良先端大学の周辺(または通学圏エリア)でのキャンパスライフを楽しむコツや、お部屋探しのコツなど生の声をたくさんお聞かせいただきました。 奈良先端大学は大学院大学のため、勉強というよりも研究が中心なので、ほかの大学のお話とは違った学生生活のお話を聞かせていただくことができました。 これから奈良先端大学に進学したいとお考えの方や、大学の近くで下宿生活を検討されている皆さん、ぜひ参考にしてください。
▶
奈良先端科学技術大学院大学キャンパスNAVI